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2017.10.04 WED - 動画ブログ

消費税増税10% 税金に対する考え方で経済的に成功するか失敗するかが決まる

消費税増税10%が2019年10月に行われると発表されてから消費税関係の本を20冊ほど購入。色々と読み進めているけど、消費税増税に反対するべき人はどう考えても『労働者』だ。消費税が導入されて以来ずーーっと法人税は減税され続けてる。平成元年、1989年に消費税が導入され、3%、5%、8%、そして今度は10%に上がろうとしている。この反面、富裕層個人への所得税や法人に課税される法人税はどんどん下がってる。むしろ、所得税と法人税をスムーズに減らしていくために消費税が使われている。更にはGPIFと日銀が大企業の株を買って株価を下支え。とにかく今の日本は企業を太らせて労働者から搾取する、正に資本主義のお手本のような状態。これに対して『政治が悪い!』とか愚痴る前に読書。

取りあえずこの状況で労働者がやるべき事は正しい情報と知識を仕入れることだと思うけど、それ以外の具体的なアクションは

・消費税増税によってメリットを被る側になる
・消費税増税に反対する政党に投票する

この2つ。1つは稼ぎまくる個人になったり、起業をして稼ぎまくったら消費税増税のメリットを被る側に入れる。ただ、消費税増税によって全体の景況感は確実に悪化するだろうから個人としても、企業としても日本全体のマーケットが冷え込むので稼ぎにくくなるので悪影響はある。それでも悪影響しか無い労働者でいるよりはまだマシだろう。

もう1つは単純に消費税増税に反対する政党に投票すればいい。民主主義は愚痴を言っていれば誰かが何とかしてくれる制度ではなく1人1人が自分で考え、政治家を選び、国家を運営することだから自分で決めたらいい。確実に言えるのは何も考えず、読書せず、なんとなく投票したりしなかったり・・・という人はこれから益々貧乏になって行くだろう。

ただ、具体的に消費税をどれくらい払っているのか?個人としてそれを答えられる人はどれくらいるのだろうか。概算を伝えておくと1人あたり15〜40万円くらい支払っている。日本人の平均年収400万円くらいなら15〜16万円くらい負担している。これは8%現在の数字だ。これが10%になると20〜21万円負担する事になる。つまり、現在の8%ですらもし消費税がなかったら毎年15〜16万円貯金できているのだ。消費税導入されたのが1989年、そこから増税され続けてきた27年間。この間仮に年収400万円だとすると

1989年〜1996年 3% 年平均4〜6万円の負担 負担合計 約30〜40万
1997年〜2013年 5% 年平均6〜8万円の負担 負担合計 約100〜130万
2013年〜2017年現在 8% 年平均15〜16万円の負担 負担合計 約60〜70万円

となる。仮にこの29年間ずーっと年収400万の人がいたら190万〜240万円の貯金が出来ていたことになる。実際は年収が上がったり下がったりしてるだろうから自分で計算してみたらいい。そこまで長い計算じゃ無いにしても2013年〜現在に至るまで年収400万くらいなら本来は貯金が60〜70万円ほどあったかもしれない。もしそのお金があればとても安心する人も多いだろうし、嬉しいのでは無いだろうか。しかし、それが無くなってる実感すらなく知識が無いためにスコトーマとなって自分からすり抜けてしまっている。年単位で考えなくても毎月使えるお金が約1.2万円〜1.3万円ほど増えたら生活は豊かになると思う。

そして、これらは8%の計算で成り立ってるからこれが10%になったらもっともっとしんどくなる。家計を圧迫し、景気を悪化させるのは間違いない。こういう事実に気付いてじゃあ、どうするのか?と能動的に考える為にも読書は本当に必要だと思う。今日も読書、なのだ。

消費税負担については下記のデータを参考に計算しました

日経ビジュアルデータ
https://vdata.nikkei.com/prj2/tax-annualIncome/
みずほ総合研究所 
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp131003.pdf
コーチング的に言えば清水さんがこんなことを書くのは間違い無く他人のWanttoのためだ。なぜならば清水さんは法人税減税のメリットを受け入れてきた側(私はもう12年企業経営をしてる)だし、社会人3〜4年目くらいから年収は1000万を超えて、起業してから1.4億のどん底を抱えた2〜3年間の極貧時代はあったけど基本的に年収は高い。個人としても所得税減税にメリットを感じてきた側だ。それなのにこんなことを書くのは何故かというとこれこそ正に他人のWanttoのためだと思って書いている。

ただ、個人的な税金のメリットデメリットよりももっと長い視点として

・消費税増税10%増税決定がされて日本全体の景況感が悪化するよりも全体の景気が活性化した方が長い目で見て経営者としての自分にもプラスが大きい
・消費税増税10%増税という機会に読書をする人が増えていくほうが日本全体の行く末にとってプラスが大きい

というのもあるのでそういう意味では清水さん自身も長い目で見ればこの情報配信が自分にとってもプラスになるのだろう。

消費税増税10%増税決定されたら税収はどれだけ増えるのか
消費税増税10%増税決定されたらどれだけ自分の家計は悪化するのか
消費税増税10%増税決定されたら自分の会社は何がデメリットとメリットなのか

という事を勉強して備えておくだけでもかなり実用的で、そして多くの人に取っては新しい挑戦となる読書になる。単純に『増税は嫌だ』『自分が損するのはいや』というマインドでは経済的に成功することはできない。今日はそういうライブをやろうと思う。21時からスタート。

消費税増税10% 税金に対する考え方で経済的に成功するか失敗するかが決まる
興味がある人はこのURLを時間になったらクリックしてください。見れなかった人も後で録画で見れます。

追伸

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今日も読書!

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。

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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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