2018.01.30 TUE - 動画ブログ
コーチング 人類は本来多能性を持っている。学校教育がそれを殺す。殺された自分が復活して自由になるためにどうすればいいか?平田が漫画描きながら2,000万稼げる理由
しかし、多くのビジネスマンは営業というスキルよりも、その会社内でどう振る舞うか、と言うところまで自分の能力を狭めてしまうのでなかなか潰しがききません。そのようになってしまった人は必死にその会社にしがみつきますし、恐怖を覚えます。しがみつくためなら不正でも何でもやるし、ありとあらゆる手段を使います。無論、自分よりも優秀な人間が入ってきたら邪魔します。このような組織は利益率が上がりません。
例えば私の経営するビ・ハイアの仕事はアニメゲーム漫画業界に特化していますが、私の能力はアニメゲーム漫画業界に特化していません。確かにアニメゲーム漫画は大好きですが、一月万冊を見てもわかるとおり出版、編集能力だってあります。広く捉えればメディア運営能力もあります。上場企業の監査役をやるくらいなので管理系のスキルもあります。営業だってアニメゲーム漫画に特化してるわけでは無く、人材ビジネス、金融、経営コンサル、その他仲介業など様々なものを売ってきました。アニメゲーム漫画業界以外でも今と同じ年収を稼ぐ自信があります。
自分はどこでも稼げるし、どこでも通用するぞ、という自信があると一つの会社にしがみつく必要がなくなります。また、逆説的ですがこのようなしがみつきがない人間のほうがイイ意味で専門特化できます。
恋愛に例えるなら『この人に振られたら終わり』と言う人が正しくパートナーを愛せると思いますか?(笑)明らかにしがみつくでしょう。パートナーに魅力的な出会いが無い用に色々邪魔だってするでしょう。そんな人はその人を愛してるとは言えませんし、愛を深められるわけではありません。沢山の人にもてるけど、この人が大好き、愛してる、と言う人が愛を深められるのです。
仕事でも同じで、どこでも通用するスキルを持ってるけどこの業界、この仕事が大好きだからこの仕事をするのだ!と言う人こそ余裕を持ってその仕事に特化し、専門スキルを磨く事が出来ます。逆にこの業界の、この会社の、この仕事の、このスキルでしか私は稼げない、となるとそのスタッフはどこでも稼げるわけでは無いので非常に恐怖を感じるのです。
例えばウチの平田は天才だと思うのですが、彼女は自分でも会社を経営し、私の会社の経営も手伝い、なおかつ漫画家でもあり、WEBのディレクターでもあり、出版部門の編集もあります。YouTuberでもあるのです。こういう多能性を持ってる人間はどこでも働けるので仕事を請けても伸び伸びと活躍します。
上記写真は烏賀陽さん
仲良くしてる著者の元朝日新聞記者のジャーナリスト烏賀陽弘道さんや東京大学の安冨歩教授も多才です。烏賀陽さんはミュージックでもあり、ジャーナリストでもありプロの写真家でもあります。烏賀陽さんはジャーナリストといっても原発関係の取材が最近多いので原発専門のように見えますがそんなことは一切ありません。他にも賭ける分野は多種多彩。様々な分野で烏賀陽さんは本が書けるし、私は烏賀陽さんの才能に凄く可能性を感じています。安冨さんも同じように音楽をやるし、歌を歌い、絵を描くのです。その上研究者、学者としては一流の成果を出されています。研究分野も凄く広く、様々な分野の知識があります。
上記写真は清水さんと安冨さんで東大で講義した際の写真
今いる仕事、業界、職種を超えて活躍する能力があれば今の仕事にしがみつく必要もなくなります。そうすると仕事に対する恐怖が無くなります。この会社に捨てられたらどうしよう・・・という恐怖がかなり減ります。こういう時に人間は多くの能力を発揮できるようになります。やはり恐怖があるとなかなか能力が発揮されません。
ただ、残念ながら多くのビジネスマンは多才な能力を持っていません。これは何故かというと学校教育が原因だと思います。学校教育を司る官公庁である文部科学省の前進である文部省は1885年、明治18年に誕生しています。初代森大臣は薩長出身でなんと奥さんは岩倉具視の娘さんです。岩倉具視と言えば明治維新の中心人物です。明治になって日本は日清戦争、日露戦争を起こしましたが、この辺りから富国強兵をキーワードに日本という国が作られていきます。
おそらく日本の学校教育というのは国全体を一つの組織として考え、その組織を構成するパーツを作り上げるために人を教育する機関なのだと思います。この機関に囚われれば囚われるほど人は多才さを奪われ、やりたくもない一つの専門性に当てはめられていくのでしょう。しかし、やりたくもない事で人間が能力を発揮できるわけもないのでほとんどの人間は学校教育を通じて『使えないパーツ』に成り下がってしまいます。
この辺りの流れは安冨歩教授の本を読むと上手く書かれているのですが、使えないパーツでも1億人分集めて個人の意見を殺して工場を動かしまくる、という事なら昔は出来ました。しかし、コンピューターが進み、オートメーション化が進むと個性の無い使えないパーツは本当にただの使えないパーツに成り下がってしまいます。日本の停滞がここにあると思います。
実際問題として日本は既に中国のGDPを抜かれたどころか2倍以上の差を付けられています。2009年にGDPで並ばれて、2017年には2倍以上の差がついているのです。それで日本の学校教育が根本的に変わったかというとそうではありません。残念ながら何も変わらず、その結果がGDPにも現れ、東京大学の世界大学ランキングはどんどん下がるという事態になっています。
参考URL 世界のGDP
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?d=NGDPD&c1=JP&c2=US&c3=CN
このような時代遅れの学校教育が我々に施すことは
・分からない事は恥ずかしい
・嫌なことでもキチンとやりなさい
・音楽や美術という分野ですら自由な想像を広げてはならない
という教育です。とにかく嫌なことでも我慢してやれ、これがメッセージです。これに耐えれば耐えるほど我々の才能は押し潰されてしまいます。逆にこのメッセージを無視すればするほど人は自由になるのです。
仕事は好きな事をやる
勉強は押しつけでは無くやりたい事をやる
これが大切なことなのです。冒頭で例で出した平田も勉強はやりつつも、授業中は塾だろうが学校だろうが漫画を描きながら授業を聞いていたのです。それであまり受験勉強をしなかったから彼女は学習院大学にしか入れなかった、と言っています。しかし、彼女が入った高校は吉祥女子高等学校といって都内では新御三家と言われる名門女子校です。偏差値は67〜68です。学習院大学だって良い大学です。平田は受験勉強をあまりしなかったからこそ、小学校の頃から好きな絵を描きながら勉強を聞いていたからこそこの学校に入っているのです。受験勉強しか無理矢理させられてなかったらこの成績は無かったでしょう。
私も好きな科目の国語、現代文の偏差値は75ありました。これも好きなように勉強し、高校時代に5,000冊ほど小説を読み、小論文や作文を1日2,000文字以上毎日書いていたから勝手に成績が上がったのです。無理矢理勉強していたらこの偏差値にはなりません。
烏賀陽さんも歴史の授業を無視して中央公論社の世界史の本を勝手に読んでいたら先生が『おお、この本はいい本だね』と褒めてくれるような自由な校風の私立高校に通い、京都大学という不登校大学に通ったお陰で自由に勉強で才能が開花した、と本人が言っていました。
では、がちがちの学校教育を受け、今仕事で苦しんでる人は一体どうすれば善いのでしょうか?今日のライブではこの学校教育の弊害と、その教育を受けた大人達が自由になるための考え方を話そうと思います。
コーチング 人類は本来多能性を持っている。学校教育がそれを殺す。殺された自分が復活して自由になるためにどうすればいいか?
22時30分スタート。興味がある人はこのURLを時間になったらクリックしてください。見れなかった人も後で録画で見れます。
追伸
万冊祭1日目 知性、地位、経済力、東京大学教授安冨歩さんと一月万冊清水有高が語る読書から無限の生きる力を引き出す方法
https://www.facebook.com/events/1991384841117174/
万冊祭2日目 読書が救う日本とあなたの未来〜日本一の読者一月万冊清水有高が語る最強の読書術〜
https://www.facebook.com/events/308847469632951/
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今日も読書!
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学で講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。
平田悠貴(ひらたゆうき)東京都出身。吉祥女子高等学校卒業後、学習院大学文学部哲学科卒業。ビ・ハイア株式会社副社長。株式会社スピネル代表取締役。三松真由美の夫婦仲相談所マネージャー。タイスコーチ。イラストレーター、漫画家、アートディレクター。アニメは80〜90年代の作画が大好き。美術館や映画館が大好き。清水と二人でライブに出つつも常に清水より目立とう、主役の座を奪おうとする。趣味の漫画の時間が忙しいので副社長で納まって上げている、という名言を清水に放つ。年収高くなりすぎて起業してくれと清水にお願いされた猛獣系女子。(この紹介文は清水が書きました^^)
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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