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2017.05.02 TUE - お知らせ

『不登校=悪いこと』は間違い、を認めると学業も就職も上手く行く

『不登校=悪いこと』ではない。私自身も不登校だった。しかし、大学にはストレートで入学し、浪人はしなかった。しかも、家から近い公立の大学だったために学費も安いというおまけ付き。就活も就職氷河期にもかかわらず内定は沢山もらえて、そこで半年で取締役になり、すぐにトップセールスマンとして活躍して3年目を過ぎた辺りで年収1000万以上稼げるようになっていた。起業してからは年収1000万は部下に払う年収となり、自分はもっと高くなった。

何でこうなれたのか?清水さんは天才だから、清水さんは他とは違うから、という感想はよく聞くけど、どう考えてもそうじゃない要因がある。それも決定的にこれだ!と言える要因がある。それは

周りの大人が学校に行け!と言わなかった

事に尽きる。当時の不登校は相当珍しく、不登校という言葉がメジャーになり始め、、、くらいの時期だったので学校に行くのが当たり前で学校に行けないのは病気扱いだった。そんな時代にも関わらず『不登校=悪いこと』という認識を持っている大人は私の周りに少なかった。不登校最初の頃は母親(母子家庭だったので父親はいない)を含めて周りの親戚の大人達が学校に行きなさい!と言った。でも、最初の数ヶ月を過ぎると誰も言わなくなった。

私が学校にいなくなったのは中学校1年生の5月の連休明けくらいから。つまり、まともに学校に行ったのは1ヶ月だけ。2年と11ヶ月不登校だった。更に高校は通信制だったので週に1〜2回しか学校に行かない。毎日通学をするというのは大学生になってからなので実に6年ぶりくらいに毎日通学をするという新鮮さを味わったのを覚えている。

中学の不登校時代は色んな大人に助けられた。母子家庭で支えてくれた母親を含め隣近所のおじさんおばさんもそうだった。隣近所のおじさんおばさんは片方が大企業の管理職で、もう片方が公務員の管理職。両方専業主婦だった。隣近所の専業主婦のおばさんがすごく気にかけてくれていて、良く声をかけてくれた。特別な何かをしてくれたわけでもなく、挨拶を頻繁に、元気〜?と明るく声をかけられるだけで何か心が安らいだ。

中学校に全く行ってない頃は児童相談所みたいなところにも通っていた。それも通わされたというよりは自主的に通っていた。なぜならすごく暇だから、というのもあるけどそこの居心地が良かった。家に一人でいても退屈で、その児童相談所のような施設に行くと元校長先生や元教頭先生だった人達が退職をした後に平日9〜17時の間働いていた。今思えばちょっとした地域のよろず相談所のようなものを税金で機能させていたのだろう。

そこの元校長先生や元教頭先生達が2〜3人いたのだけど、そこでも『学校に行きなさい』という事は一切言われなかった。そこで何をしてたかというとその人達と卓球をしたり、ご飯を食べたり、ドライブに連れて行ってもらったり・・・何か特別な授業を受けた覚えもない。ただ、私は好きな勉強は勝手にやっていたので質問したら答えてくれた。正に学校に行かず、好き勝手やって、ゲーム、ファミコンやりたい時はやり、読書したいときはして、遊びたいときは遊んで、勉強したいときは勉強していた。

今思えば、誰も強く『不登校=悪いこと』という認識はなく、見守ってくれていた。これはある意味奇跡的とも言える幸運だけど、その背景に母親や地域の大人達の愛情があったからこそ実現出来たこと。

その結果、私は自然と高校時代に受験勉強を始めてストレートで地元の滋賀県立大学と言うところに合格した。塾には地元の小さい塾に自主的に週1〜2回行ったけどそれも1回2時間程度。ガリ勉した記憶は無い。やりたいようにやっていたら気づいたら合格していた。ちょうど1996年の冬頃に合格し、PlayStationという新しいゲーム機のファイナルファンタジー7が発売される時期だったので大学合格して悠々とファイナルファンタジー7を遊んでいたのを覚えてる(笑)

『不登校=悪いこと』という姿勢で学校に行かなければならない!というHave toを持っていたら私は絶対にこうはなっていなかっただろう。母親や地域の大人達が愛情を持って信頼してくれたからこそ私は中学から高校時代にかけて一般的には落伍者(不登校は病気扱い)のような人生を送っていたとしても自尊心を傷つけることなく大人になれたのだ。

『不登校=悪いこと』という認識をもつのではなく学校に行って勉強をすることも、学校に行かずに勉強をすることも1つの選択肢に過ぎない、という新しい常識が生まれたら今、悩んでる子供達はすごく救われると思う。そして『不登校=悪いこと』だから何とかして子供のために学校に行かせなければならない、という親たちのプレッシャーも薄れるのではないだろうか。

そんなことを考えて今日は不登校関連の本を沢山読んだ。また、不登校関連のセミナーも無料でやるので興味があれば是非来て下さい。

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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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