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2014.11.26 WED - お知らせ

仕事と健康 風邪で休む、生理が重くて休む、睡眠不足で出社を遅くする、全部OK!!

『体調が悪いのは自分のせいだ。だから体調悪くても仕事に行かなければならない』一体どこから来るのだろう?この奴隷洗脳・・・最近私が社長をしてる会社に新人5名ほどが入ってきた。真面目に頑張る人ほど、ちょっとした不健康でも無理して働こうとする。ちょっとした風邪や明らかな睡眠不足、生理痛など、何でもいいのだけど、しんどい時に優先されるのは仕事ではなく健康だ。

特にうちの会社は世間の常識からすると色々ぶっ飛んでることが多い。代表的なのは月100冊以上の読書が当たり前、というもの。こういう今までの常識に囚われない、新しいコンフォートゾーンに飛び込んできたら、そりゃ、なれるまでは身体に無理が来て当たり前。だったら休み休み、健康を大事にしながら新しいコンフォートゾーンに慣れていけばいい。それを入社前の面接の際にどれだけ話していても、やっぱり頑張ろうとする。もう、親や学校、バイト先、部活先、受験勉強などで『不健康でも頑張る。不健康なのは自分の性だから他人に迷惑を掛けてはならない』という洗脳がはびこってるんだろうなあ。でもそれって、結局誰も幸せにしないよ。

と言うわけで今朝、スタッフとインターン全員に下記告知メールを出した。

最近、不健康だけど頑張って出社する、
仕事をしようとしている新人の人達が多いので
私の健康と仕事という考えをまとめておきます。

しんどくても頑張る
風邪をひいても出社する(出社する、が勉強する、部活する、友人と遊ぶでも一緒です)
生理が辛くても出社する(出社する、が勉強する、部活する、友人と遊ぶでも一緒です)
そして、不健康な自分を罰する
不健康になったのは自分のせいであり
不健康な自分が仕事を休むなんて許されることではない

この考えは奴隷脳です。

風邪をひいても勉強する、部活に参加する、仕事をする、バイトをする。
デートに行く、友人との約束を守る、なんでもいいですが
不健康だけど約束を果たした、と言う事を褒める人は奴隷脳です。

ビ・ハイア以外はそういう考えが主流なのかもしれませんが、
この『世間の常識』って明らかに論理的な矛盾があります。

それは、キチンと健康管理していれば人間は不健康にならない、という理屈です。

こんなバカな話がありますか?
どれだけ健康管理をしていても、人間は不健康になり、最終的に死ぬのです。

世間の常識に縛られて、不健康でも頑張る人は、最終的に自分の身体を
『世間の常識から見て明らかに休んでも許されるレベルの不健康』
になるまで自分の身体を痛めつけます。
それはうつ病かもしれないし、交通事故かもしれません。

もうこんな事はやめましょう。
少しの不健康、少しの風邪、色々な症状で休むことを自分に許可して下さい。
そもそも、君達は休んだ分は給料が出ないんですよ?(有給取って休むときは給料出ますよ)
給料もらわないなら仕事の責任も無いのだから自由です。
給料もらってないのに休むのが申し訳ないって考えるのをレストランに例えるなら
お金をもらわないのに料理を作るのが申し訳ないって考えるくらいバカらしいし
コンビニの店員が、入店したけど立ち読みだけして出て行った客に
お金をもらってないけど、何も商品を渡さないのは申し訳ないって考えていたら?
どう考えても馬鹿馬鹿しいでしょう。

休む=給料が発生しない
給料が発生しない=仕事の責任も無い
更にこれを現在の雇用主である君達の社長が認めている

にもかかわらず、

なんだか悪い気がする・・・

それこそ君達を縛ってる空気です。
是非、読書して、その縛ってる空気を引きちぎって下さい。

では、逆の立場でも考えてみましょう。
君達は仕事をする側では無く、お客さんの側です。

君達が
レストランに入った
マッサージを受けにマッサージ屋さんに入った
珈琲を飲むために喫茶店に寄った
キャバクラ行った、ホストクラブ行った、
なんでもいいのですが、お客の立場を想像して下さい。

そこで入ったレストランのシェフがものすごく不健康そうだけど頑張って作ったご飯1,000円
と、健康な状態で作られて出てきたご飯1,000円
どっちを食べたいですか?

あるいは喫茶店でもいい。
体調悪い人が入れた珈琲と健康な人が入れた珈琲。値段は同じ。どっちがいいですか?

同じサービスを受け、同じ価格なら、不健康だけど頑張ってる人と健康な人。
どっちがいいですか?

やはり健康な方が良いでしょう。
じゃあ、社長も休んでいいと言っていて
お客さんも喜ばないのならやっぱり休んだ方が良いでしょう。
それでも、なんだかダメな気がする・・・
ま、最初はそんなモノです。その内変わります。

更に、これは統計的には根拠が無くあくまで私の感覚的な話ですが

不健康だけども仕事をする、友人との約束を守る、部活をするという真面目な人は
自分に厳しいだけでは無く、他人にも厳しさを強います。
自分も頑張ってるのだからあなたも頑張れ!みたいな?
まさに奴隷が頑張って奴隷を縛り、奴隷を作る。
こんなのはやめましょう。

空気や常識、感情に流され振り回される人になるのでは無く
法律と憲法に書かれているあまたり前の権利を自覚し責任を持って行動できる人になりましょう。

以上、メール引用終わり。

もちろんこれは私の考えに過ぎないし、体調悪くても頑張れ!!という文化があるのもわかる。あくまでこれは私が大株主で私が社長をやってる会社のルールに過ぎない。他の会社は別なのだろう。でも、うちに入るならこの考えを受け入れて応募して欲しいね^^最近応募者が多くなってきたので仕事と健康について簡単にまとめておきました。

私の会社に応募したい人は簡単な履歴書をテキストベースでいいのでreader@raku-job.jpまで送ってください。不健康なときは休むのが当たり前、これが新しい常識になる日のためにも今日も読書なり!
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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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