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2018.07.18 WED - ファイナンスコーチング
コーチング 年収アップさせたいあなたへ 資本主義経済の身も蓋もなき現実を受け入れたときに発揮されるパワー。
牛は人間社会が持っている経済システムや牧場、流通の仕組みがわからない。わからないまま育てられている。牛は認識すらすることが出来ない。人間はそれを認識することが出来る。抽象度が低い視点が低いとそもそも自分を取り巻く環境すら認識することが出来ない。貝や魚、海老の抽象度では日本料理は認識できないけども今日も容赦なく我々の食卓に上がっているだろう。
世の中は民主主義で、資本主義で・・・という以前に人間社会は自然界に存在している。宇宙があって、銀河系があって、太陽系があって、地球があって、その中に地球の自然界が存在して、人間が社会を作って、資本主義だ、民主主義だ、社会主義だ、共産主義だとやっている。民主主義だろうがなんだろうが太陽が爆発したら終わりだし宇宙が崩壊したら終わり。抽象度が低い存在は抽象度の高い存在に否応無しに影響を受ける。
ビジネスをするなら資本主義にいると言うことが前提で、資本主義経済の大前提は倒産と廃業だ。私の好きな小室直樹さんという著者が資本主義経済の大前提は倒産であり、それをなくすと上手く回らないと言っているがそんな難しいことを言わなくても不味いメシや、最低のサービスをするタクシー、良く遅れる電車などが一切改善されなくても残り続けたらそれはそれは不便な社会になるだろう。
まずい飯屋は潰れた方が資本主義は発展する。これは消費者としては凄く納得できるところだけども、我々は消費者であるのと同時にサービス提供者、生産者でもある。私は経営者だけども経営者であるのと同時に労働もしている。これを資本主義の大前提に当てはめると
良いサービスを提供出来ない労働者は淘汰されないと健全な資本主義と言えない
となる。まずい飯屋は潰れてくれるかサービス改善されないと困るように、労働者(私の様な経営者も含む)も良いサービスが提供出来ないと潰れる。搾取だ、格差だ、あーだこーだといっても容赦なく潰れる。淘汰されてしまう。
ただ、我々は不思議なものでこの前提を忘れてしまい
自分なりに普通に頑張っていれば自分なりに考える普通の幸せは入るはずだ
という幻想を持っている。自分なりにいくら頑張っていても全体から見て提供されるサービスの質が低ければそれは淘汰される。意外とこの現実を知らないで生きている人はとても多い。そして強制的にこの現実に向き合わされた時、、、多くは倒産やクビ、転職失敗、内定が取れないなどになった時に
格差だ!不況だ!搾取だ!
と叫ぶ人が結構多い。というか読書家に多い。将来的に一切の差別や構造的な格差、不当な搾取が存在しない世界を夢みるのは素晴らしい事だと思う。しかし、夢を見ることと現実に対処することは別で、むしろ夢があるからこそ現実とのギャップを感じて戦う事が出来る。でもなにも対処せずにただ格差だ!不況だ!搾取だ!と言ってもなかなか現実は変わらない。それは現実に幻想を押しつけているだけで現実は1ミリも変わらない。
ただ、残念なことに幻想を押しつけて「格差だ!不況だ!搾取だ!」と叫ぶことは大変気持ちいい。自分の中の正義が明確になるし何か意味のあることをやっている実感がもてる。しかし、いくら叫んでも自分の年収はなかなかあがらないし、社会も変わらない。
格差だ!不況だ!搾取だ!と批判してる権力者や経営者、金持ち達も結局資本主義の大前提の中であがいていて、自然界の法則の中であがいているのに過ぎない。全員あがいているだけでそのあがいているもの同士で批判し合ったりしても何の解決にもならない。
大人気だったトマ・ピケティの21世紀の資本と言う本があってそこでは実現不可能な資本主義格差社会への解決策が色々あった。資産に対して税金をかけろというのがその一番だけどもアレは実現不可能だ。実現不可能だからこそとても魅力的で何か成し遂げたような気になる人達が食いついた。ただ、トマ・ピケティが思ってる理想論の価値と実現可能か不可能は全く別の尺度で計られるものだと思うので私は本としてはあの本は好きだ。
理想として語られる本としての価値と、経済社会に現実的に価値をもたらすというのは別の尺度でしかない。そこを忘れて意味の無いことを意味のあることと勘違いしてしまうと悲劇になる。
我々が資本主義という牧場の中にいる牛だとしたら常に我々はライオンに食われる危険をはらみながら生きてる。ライオンの前でいくら格差だ、不当だ!搾取だ!と叫んでもライオンはお腹が空いたら襲いかかってくる。
この大前提を思い出すと誰もが無意味に死にたくないのでとんでもないパワーが湧いてくる。そして我々は牛ではなくて人間なので自分だけではなく家族や仲間を含めて守るパワーが湧いてくる。コーチングで言う現状とゴールのギャップからパワーが湧いてくる。多くの人は捕食者のいない世界にいると勘違いしているのでエネルギーが出ないのだけどもこれを認識するだけでエネルギーが出てくる。
ただし、だからと言って格差や不当な搾取がなくなる理想をやめてはいけないと思う。むしろ、理想を語ることを自己満足で終わらせることなく理想を実現するパワーを持つためにもこの大前提に気付いた方がいいだろう。そんな清水さんは焼肉を食べました。
人間もまた自然界に存在する生物であり、動物的な本能を持っている、という事を忘れて空理空論を叫んでも意味が無い。さりとて本能剥き出しにしても意味が無い。このバランスがとても大切だ。
かつてこれくらい写真と文章のギャップがある投稿があっただろうか!(笑)写真は私が全て撮影しました。
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今日も読書!
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学で講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、写真撮影、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。
清水有高プロフィール詳細
清水有高プロフィール
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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