2018.10.16 TUE - 日記
最近の若者はハングリー精神が足らないと言われるけど本当のことなんだろうか?
でも、バブルが崩壊してから失われた20年とか30年とか言われ、日本が国際社会でも地位を下げ、GDPも横ばいの状態が当たり前の若者世代に「ハングリー精神」とか言ってもどうしようもないやん。焼け野原でもない、スマホがあってコンビニもそこら中にある。バイトしたらそこそこ食っていけるGDP横ばいの社会でハングリー精神を感じるのはとてつもない目標を持った若者だけだろう。
焼け野原なら分かりやすくハングリーにならざるを得ないけど、道は整備され、水道もあって、電気も通って、食料はスーパーに行けば捨てるほどある。これでハングリー精神感じるのってかなり大変やろう。こういうそれなりに豊かな社会でハングリー精神を感じるためには
それなりに飯を食ってても満たされぬ
それなりに屋根があって布団で寝れても満たされぬ
それなりに衣服が着れて毎日洗えても満たされぬ
それなりに風呂に入れていても満たされぬ
どでかい夢!!!
がないとこんなのでは俺は満足できないぜ!!!と奮い立てない。(昔は飯も屋根も服も風呂もない家庭もあった。特に田舎ね)しかし、どでかい夢を見ていいよって言ってくれるような社会なんだろうか?大人たちの背中は夢を見ていいんだと安心できる背中なんだろうか?若者よ!もっと頑張れ!というのは簡単だけど、若者がそんな社会を作ったのは若者じゃないぞ。
しかし、ここまで書いたらただの老人批判になって終わるんだけどそんな文章は書きたくない。消費税が増税されて、老人の人口比率がますます高まるなら若者はマイノリティに追い込まれてますます弱者になる。若者は目の前にあるそこそこの豊かさ、とりあえず食っていけるかいけないか、という状況に惑わされること無く本気でハングリー精神とやらでもいいし、なんでもいいから本気で戦わないと食い物にされてしまう。
戦う先の勝利がビルゲイツ的なのか、ガンジー的なのか、それはどっちでもいいけどそれなりに〜を続けてたらやばい。その現実は老人批判して気持ちよくなっても1ミリも変わらない。目の前が焼け野原で必死にならざるを得ない時代と、目の前に衣食住がそれなりにあって必死にならなくいても生きていける時代、どっちが幸せなのかな。わからないね。産まれ落ちた時代でいきるしかないしな(笑)
追記
少なくとも最近の若者関係なく若者は必死に本を読んでるぞ。
清水有高プロフィール
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清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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