2018.10.14 SUN - 日記
戦いと言う言葉にポジティブに酔う必要もなければネガティブに恐れる必要もない。特にビジネスではそうだ。
いずれにせよ、何かを手に入れたかったら何かしら戦って手に入れる必要がある。戦争のない世界を実現するためにすら、別の戦い方でそれを実現する力を手に入れる必要がある。
誰もがアレキサンダー大王や仏陀になる必要もなく、人生で望むものを手に入れる分だけ、戦うべきところで戦えばいい。闘争、戦いと聞いただけでネガティブな印象を持つならそれは負け癖がついているのかもしれない。
闘争や戦いと聞いただけでポジティブな印象を持ち過ぎて奮い立つならそれは戦争狂だろう。どっちにもなる必要はない。
だけども、人生負け続き、というならもう少し戦うというキーワードに対してネガティブな印象を減らした方がいいかもしれない。戦いから逃げることすら戦いの一部であって、逃げることすら何らかの力がいる。
実際の戦争でも逃げ上手は戦上手と言われるくらいだ。資本主義という戦いでも投資の世界では損切りという撤退戦の決断が一番難しい。
まずいレストランは潰れ、美味しくてサービスの良いレストランが残る。魅力的な女の子がモテて、魅力的な男の子の人気が上がる。これもまた戦いだろう。嘆く必要もなければ、ことさら興奮する必要もない。
無論、世間的な戦いから逃げて、世界一マズイレストランを作ってもいい。それも立派な戦いだ(笑)超倒錯的でマイナーな性癖に特化することも恋愛における戦いかもしれない。
戦うことは好きか?と問われたら私は戦いは好きじゃないけど勝たないと仕方ないので勝ってる。勝利の美酒(酒は飲まんけど)は一瞬で醒めるし興味もないけど目標を達成するために仕方なく勝たなければいけないらしいので勝ってる。
また、いつか勝つのが嫌になって逃げたくなった時のための備え、戦いに疲れて休みたくなった時の為の備えがいるので節約もしてる。
負け続けた人はどこかで勝たないと惨めだ。戦うにしろ、逃げるにしろ、私は惨めは嫌いだ。また、誰かを救ったり応援したりするためにもやはりある程度戦って勝つ必要がある。見渡せば自然界は闘争の歴史だし、理不尽な闘争や差別を少しでもなくそうというのもまた別の闘争だ。
みんなが戦わなければ世界は平和なのに、、、と天を仰いで嘆くだけだと一番カモにされてしまう。せめて逃げる必要がある。まあ、逃げるのにも力がいるんだけど・・・。
いつか戦いのない平和が訪れるのだろうか?それは資本主義の競争もないけどニーズは満たされる、民主主義の多数決もない、機会平等と結果平等が満たされるような社会か?10年後?100年後?その前に地球が滅ぶ?
誰にもわからないけど、私は惨めは嫌だな。自分と周りの仲間のためにも今は戦おう。そんなことをヘルシングの漫画読んで少佐の演説部分読んで思った。ただし私は殲滅戦も電撃戦も爆撃戦も、物理的な戦争は全部嫌いです(笑)
トップの写真は信長が夢破れ負けた本能寺跡にて撮影。なんの因果か消防団の詰所になってた(笑)焼け落ちた本能寺が消防団の詰所とは・・・なんかおもろいな。
清水有高プロフィール
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清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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