2018.09.06 THU - 日記
アリスミラーの才能あるこのドラマを本気で読みたいならコンクリートジャングルの中で読むのは危険だ
昨日アリスミラーの才能ある子のドラマを読み直していたけど、衝撃的な本だよね。子供時代に自分が受け取った愛情だと思っていたものが愛情では無い、という事に気付く。自分が求めていた安心できる愛情は過去の過ぎ去った世界にしかなく、そしてそれは二度と取り戻せないという残酷な現実。
アリスミラーはそれでも人は立ち直れると書いてるけど、こういう本って自然の中で読んだ方が良いよね。愛想笑いをするコンクリートジャングルの中で読んで、本当にこういう本を読んで気付いてしまったら気が狂ってしまうだろう。自然とか、動物とか、分かりやすいものに癒やされながら読んだ方がいい。普通の人は精神が持たない。あるいは読んだつもりになって心をシャットダウンして読まないだろう。
そんなことを考えて撮影したわけではないのだけど、猫の写真をアップしたくなって文章つけました。何が言いたいかと言うとうちの猫は可愛いと言うことです!(笑)
新版 才能ある子のドラマ―真の自己を求めて アリス ミラー
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以下アマゾンからの引用
出版社からのコメント
◆才能ある子のドラマ◆ 親から子へ繰り返される凄惨な人間支配のドラマ。その心的メカニズムと幼児虐待の恐るべき結末を初めて暴いたミラーの第一作が新たに蘇った。いまや本書を抜きに、アダルト・チルドレンや多重人格等、現代人の破滅の人生を解き明かすことはできない。
内容(「BOOK」データベースより)
アリス・ミラーが説く癒しへの途。あなたが抑圧している、子ども時代の情動のドラマを明るみに出すこと、ミラーの心理療法はそこから始まる。インナーチャイルド思想の原点となった第一作の改訂新版、待望の邦訳。
内容(「MARC」データベースより)
あなたが抑圧している、子ども時代の情動のドラマを明るみに出すこと、ミラーの心理療法はそこから始まる。インナーチャイルド思想の原点となった第一作の改訂新版の邦訳。
抜粋
自分の感情をもち、それと真摯に、自ら欺くところなく関わることのできる人は、感情をイデオロギーによって粉飾する必要がなく、したがって他の人にとって危険ではありません。現在あれほど広範囲に広がっている、民族主義的な紛争をみても、問題はいずれも抑圧された感情と本来の責任を負うべき者の記憶が抑圧されていることから生れる、同じような誤解であって、合理的な理由などないことは明らかです。世界中の民族主義者はお互いに大変似ています。まるで国際的な統一部隊の制服の様に、その人たちは生の憎悪と破壊への耽溺を身にまとっています。この破壊性の源泉は一つです.つまりこの人たちは、同じように子どもの頃ひどい目に合わされ、それをまったく思い出さないか、あるいは認めたくないと思っているのです。それに、そのようなことがあるとは、すべての社会が、つい最近までまったく認めていませんでした。今日私たちは、このような否認をもはや続けているわけにはいきません。その危険は爆発的に大きくなっていますから。自分の本当の物語を、忘却の闇から発掘する用意のある人は、他の人たちに同じ方向に一歩踏み出すよう促す事に〓なります。そうしてそれは、自分たちの覚醒した意識によって、今日の「政治」の暗闇に、これまで可能であったより多くの光と明瞭さをもたらすよう、呼びかけることでもあるのです。(「療法の鏡に映る軽蔑」より)
清水有高プロフィール
清水有高プロフィール
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清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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