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2018.01.24 WED - 日記

悲劇的な出版社の現状。短期的な売上を求めても破滅し、長期的な夢を見ようとしても絵に描いた餅にしかならない。いい本のためにこれを解決したい。

ORG_DSC02290 貴重な葉巻、COHIBA BEHIKE 56を烏賀陽さんに打合せの際にプレゼント。うま〜〜〜と言ってくれた。この前の打合せではCOHIBAのリミターダ2017タリスマンを打合せの際にプレゼント。これまたうま〜〜〜と言ってくれた。打合せこそリラックスするためにこういう物が必要。なんせ烏賀陽さんも私もお酒を飲まない。飯にこだわりもあまりない。そんな二人なので葉巻と珈琲くらい贅沢してもバチは当たらない。

ちなみにこの打合せは6時間以上にも及びました。6時間会議って・・・とビックリするかも知れないけど重大な内容も含みつつも、お互い話したくて話してるから基本しんどくない。私は辛い会議、打合せだったら5分でも無理!(笑)烏賀陽さんは話せば話すほど面白い。あと知性とユーモアも感じる。今回の打合せでも色んな日本の闇について聞いた。YouTubeライブ配信では話せないやばい話も多かった。色々学びになった。

ORG_DSC02299 烏賀陽さんの本も私は出したいけど、こうやって気の合う状態でリラックスしつつ、お互い知識を交換しながら刺激し合って作っていく本が最高だと思う。ただ、残念ながら多くの出版社(そうじゃないところもあるけど)は著者に対して原稿依頼したら完成まで放置、出版社と著者の共同作業という風な意識でやってるところは本当に少ない。共同作業という意識で本気で取り組んでいる所はいい本が出来上がる。私はそういう本を作りたいし、そういう出版社を応援したい。

ORG_DSC02347 しかし、残念ながら今の出版モデルでは不可能に近い。仮に1,000円の本を5,000部初版で刷ったとしたら見込める売上は500万円だが、著者に印税として50万かかる。また、印刷費も50〜100万かかる。これは売れようが売れまいがかかる経費だ。製造原価という物だ。更にここに販管費として編集者の給料や外注先の校閲、校正など各種経費がかかる。そうすると500万の売上が見込める本に対して原価が100〜150万かかるりその上販管費もかかるので安く見ても200万円ほどかけて一冊の本を作ることになる。

これでも5,000部全て売り切れたら利益は出るが本屋に並べてAmazonに登録しても売れない。取次に送って本屋に並べて本が売れる時代はもう終わった。そうすると出版社はより売れそうな本を、コストをかけずに効率的につくることが最もリスクヘッジされた利益の出やすい経営だと勘違いしてしまう。ただ、これでコストをかけずに効率的に作り上げてもいい本は出来ないので長期的に結局売上が上がらない。

ORG_DSC02351 さりとて長期的な夢を見るために良い本を時間をかけて作るぞ!!と言ってもそんなお金も時間も無いので絵に描いた餅になる。結局短期的な売上を追い掛けながら、どこかで長期的な夢をもった本づくりはしたいけどそれは無理だ・・・くそう・・・くやしい、悲しい。。。という思いを持った人達が渦巻いているのが今の出版業界となる。

短期売上を追い掛けても出版の本質から外れ、長期的な夢を追い掛けることすら許されない。こんな状況はもうシステム自体が狂ってる。業界の制度自体に疲弊が来ている。これを私は解決して本来の夢を追い掛けることができる本作り、出版モデルを模索したい。

その大前提となる、というか、これがないとそもそも無理!!!!と言うくらい重要なのが

いい本を書く著者

だ。これの一人が間違いなく烏賀陽弘道さんである。烏賀陽さんは私にとっては手つかずの金山のような存在だ。烏賀陽さんの本が成功することは私が手がける本など関係なく出版の未来が明るい一つの証となる。

ORG_DSC02386 そんな烏賀陽さんもやってくる2月3〜4日に私が開催する新宿紀伊国屋書店本店ホールでやるイベントも後10日くらいで開催!みんな参加ボタン押してね!一番安い席は無料。そして無料でも有料席でも同じ内容が聞けます。とにかく凄いイベントです。日本の出版の未来はこのイベントから新しくスタートすると言っても過言では無い。

烏賀陽さんの本はこちら

フェイクニュースの見分け方 (新潮新書) 烏賀陽 弘道
http://amzn.asia/7PZfXL9
「Jポップ」は死んだ (扶桑社新書) 鳥賀陽 弘道
http://amzn.asia/dLD9QDS
イベントは下記からどうぞ

万冊祭1日目 知性、地位、経済力、東京大学教授安冨歩さんと一月万冊清水有高が語る読書から無限の生きる力を引き出す方法
https://www.facebook.com/events/1991384841117174/
万冊祭2日目 読書が救う日本とあなたの未来〜日本一の読者一月万冊清水有高が語る最強の読書術〜
https://www.facebook.com/events/308847469632951/
Facebook参加ボタン押すだけの人は無料参加になるので押してね!あと、シェアといいねで応援よろしく!Facebook以外からの参加はLINE@かthanks@raku-job.jp宛に『氏名住所電話番号職業年齢』書いて連絡ください。
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今日も読書!

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学で講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。
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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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