2017.12.08 FRI - 速読多読コーチング
自分のために何か良いことを引き寄せようとして躍起になってる人はどこかおかしい。コーチング とてつもないエネルギーを産むゴール設定の仕方、と言う動画の書き起こしをアップします。1万文字ほど。こちらも無料公開です。
自分のために何か良いことを引き寄せようとして躍起になってる人はどこかおかしい。コーチング とてつもないエネルギーを産むゴール設定の仕方、と言う動画の書き起こしをアップします。1万文字ほど。こちらも無料公開です。いじめられっ子、母子家庭、不登校児の清水有高という田舎の人間が東大で講義し、1億円稼ぎ、更に突き進んでるのはゴール設定が正しいからです。ゴール設定が正しければエネルギーが産まれて色んなものを叶えていけます。これからもそういう姿をコーチングを目指してる人、読書家のために配信していきたいと思います。
【ゴール以上のエネルギーは出ない】
ゴール設定はコーチングの基本です。ゴール設定さえできれば全てのコーチングのプロセスは解決したと言っても良いくらい大事です。人は、ゴール以上にエネルギーを出す事は出来ません。自分の無意識が受け入れている「これくらいになりたい」という水準の手前くらいで大抵止まってしまいます。だから、ゴールは高く設定することが重要なのです。例えばコーチングの元祖であるルー・タイスの弟子で現役コーチのマーク・シューベルトは、オリンピックメダル獲得数史上1位の水泳選手マイケル・フェルプスのコーチを行っています。フェルプスのゴールは水泳でオリンピックメダルを取ることでは無く、もっと高く設定されています。コーチングで金メダリストになった選手は多く、現在の陸上競技界でケニア台頭のきっかけになったキプチョゲ・ケイノ氏もルー・タイスのコーチングを受けています。
ルー・タイスがオリンピックのメダリストを目指す選手達に会う時のエピソードで印象的なものがあります。ルーは、コーチとして選手に会う時に「あなたのゴールは何ですか?」と必ず聞くのですが、そこで「オリンピックに出ることです」と言う選手には「君はオリンピックに出られないね」と伝えます。同じように「オリンピックでメダルを獲ることです」という選手には「君はオリンピックには出られてもメダルは無理だね」と、「金メダルが獲りたいんです」という選手には「君はメダルは獲るかもしれないが金じゃないだろうね」と伝えるのです。残酷なように聞こえますよね。しかしこれはコーチングの観点から見ると正しいのです。先ほども言った通り、ゴールを超えた力は人間には出せません。大体ゴールの一歩手前でエネルギーは尽きるものなのです。だから、金メダルを獲りたいと言っていたとしても、金メダル手前まで来ると何となくやる気を失ってしまうのです。
エネルギーは自己変革に使われます。年収200万円の人が年収1000万円になりたいと思ったら、今まで通りの仕事内容や責任感、時間の使い方ではいけません。私も新卒3年目くらいに年収1000万くらいになりましたが、大変でした。これまでオタクの学生が年収1000万円になるのです。すごくたくさん働き、勉強をし、色々なリスクも背負いました。そういった苦労を乗り越えていけるだけのエネルギーを出すために必要なのがゴールです。しかしもし1000万円の年収がゴールの場合は、年収700万円くらいにもなると「充分頑張ったからそろそろ少し遊びたいかな」と考えるようになって、段々稼ぎも停滞します。男性であれば、年収が上がるとモテ始めますから、1000万円というゴールを端に置いてデートに明け暮れるなど遊ぶようになります。そして段々エネルギーを失い「年収1000万円じゃなくてもそれなりに楽しいから良いか」という気持ちになってしまうのです。私は幸いにも年収1000万円はゴールでは無く、ゴールに向かう途中の通過点に過ぎなかったのですぐその額を超えていきました。しかしゴールを高く設定しないと、中途半端な所で停滞するという悲劇が発生します。これはスポーツもビジネスも、ダイエットも全てに言える事です。10キロ痩せようと思っている人でも、5キロくらいで少し良い気分になり、8キロも痩せると残りの2キロにモチベーションが湧かなくなってしまいます。これまで8キロ痩せたのにも関わらず、2キロ程度がもう動かないと思ってしまうのです。
私は毎月1500冊以上の読書をして毎日ライブの配信を行っていますが、「そんなに沢山本を読んだり、毎日配信をするなんてできません」という声をよく頂きます。私が読書や配信を続けられるのも大きなゴールがあるからです。読書の可能性を皆さんに伝えたい、読書をしている人が凄いと伝えたいというゴールもありますし、それ以外にまだ口にはしていない様々な大きな夢があります。このように、全てのエネルギーはゴールを持つことから発生します。人は目指しているものの手前辺りで自分に妥協してしまいます。
【自分中心のゴールは叶わない】
それではエネルギーを失わず成長し続けるにはどうしたら良いのでしょうか。一番は「現状を超えたゴール設定をする」ということです。ゴール設定の基本については、苫米地英人さんの著書『悩みを幸せに変える法則』『すごいリーダーは「脳」がちがう』『「頭のゴミ」を捨てれば脳は一瞬で目覚める!』に詳細が書いてあります。要約すれば、それは「他人のwant toのため、社会のためのゴールを設定すること」です。自分中心では無く、現状を超えたゴールを設定することが最も効果的なのです。
でも、冷静に考えればこれは当然の話です。もし自分中心だけのゴールを高く高く設定している人がいたとしたらどうでしょう。年収1億になりたい、10億になりたい!ということだけを目標にして他人の被害や迷惑を無視すれば、どこかで逮捕されるようなことになります。自分のためだけに稼ぐ一番簡単な方法は巨額の詐欺を働くことです。たまに「頑張って稼いでるんだな」と思って見ている人が突然逮捕されるような事件がありますが、それは要するにお金がゴールだったからです。恋愛に置き換えればわかりやすいでしょう。「俺は1億人の女性とセックスしたいんだ」という欲望だけに忠実な人は、その通りに動いていたらいつか女性の恨みを買いまくって大変な事になりますよね。上手く行くわけがありません。
しかし悲しいことに、「自分の事であれば臨場感も湧くしエネルギーも出ますが。他人のためだとどういう事をしたら良いのかわからずエネルギーが出ません。どうすれば良いでしょうか?」という質問が沢山来ます。こういう質問をする人ほど、自分のためのゴールが叶わなくて苦しんでいます。そして彼らは「他人のために何かするのはしんどくて楽しくないことだ」と考えています。これは大きな誤解です。世の中のTV、マスメディアやエンタメには自分中心の人達がよく出てきて、「自分中心であることが良いことだ」という情報を流し続けています。
ネットや書籍も同様に、自分中心で成功する方法として「引き寄せの法則」系の話題で溢れています。いわゆる成功本に書かれていることは自分の幸せをどのように叶えるかで、さらに大抵、現状を超えたものではありません。だから、現状を超えて他人を幸せにするために引き寄せの法則を使おうという人は殆どいません。引き寄せの法則を使って、貧乏な人が手に職をつけましたという例がエピソードとして書かれていても、引き寄せの法則を使って年収200万円だった人が年収1兆円になりました、世界平和を実現しましたという話は事例としてでてきていません。私も自己啓発系の本は好きでしたから、これまでに1000冊以上読んできました。それでも、そんな事例は目にしたことがありません。
書籍、ネット、その他にもこの世の中には、自分の欲望を叶えるという情報ばかりが全面に押し出されています。テレビのファッションの企画も「自分」がおしゃれになるために服を買えという広告です。化粧品や美容も、ダイエットも同じく、自分が綺麗になるための番組です。そして結果的に化粧品などにお金を使えという方向に誘導しています。こういった情報を浴びれば浴びるほど、私達はどんどん自分中心の臨場感しか持てなくなり、他人への臨場感を感じられなくなっていきます。それはあまりにもったいないことです。
良い大学に入って良い会社に入れという教育を親から受けている人は沢山いますし、世間にもそういった風潮があります。良い大学と会社を出て世の中に貢献しなさい、という教えであれば良いでしょう。しかし基本的に親や年長者が「良い大学」「良い仕事」と言うのは、自分の老後の面倒を見て欲しいから、ということがよくあります。またはそういう「良い就職先」へ行くことで親の自尊心を満たして欲しい、というパターンもあります。そんなことに人の半生を使わせるなんて下らないし悲しいことですが、そういった教育を受け続けることで自分のことしか臨場感が持てない・・・という人が生まれてしまうのです。
【他人のためのゴールは本来楽しい】
そういった固定概念を外すためにも、他人のためのゴールは大変だとか楽しくないという認識は捨てましょう。「自分のためにやる事は楽しいし嬉しいが、他人のためにやる事はつまらない」と多くの人は考えていますが、それは誤解です。そもそも他人のために何かをして喜ばれることを嬉しく感じるのは人間だけです。動物にはそういった感情はありません。動物が自分の生んだ子供に食料を分け与えることはあっても、家族でもない別グループの個体に対してわざわざ食料を与えるようなことはしません。これは遺伝子レベルで決定していることです。しかし人間は、他人に喜ばれれば喜ばれるほど、幸せを感じるようになっています。そんな人間が自分のためだけに生きていたらとても悲しい人生になることは容易に想像がつきます。
自分と全く関係無い人に何かしてあげて嬉しいと感じるのは自然な感情ですが、これが自己犠牲と勘違いされることもあります。しかし自己犠牲は文字通り自己が犠牲になっています。そこには負担がありますから長続きはしません。他人のために行う事が自分のためにもなり、自分が嬉しいと感じられる事が重要なのです。
例えば私が2017年9月に開催した万冊祭ですが、これは赤字になっても良いから収益を著者と書店に還元しようという目的で始まりました。2日間の万冊祭を終え、黒字で終えることが出来ましたが、本当に終わるまで黒字になるかどうかわかりませんでした。このままだと赤字だ、という瞬間が何度もありました。でも、万冊祭の収支が赤字だろうが、参加してくれる著者の人にはギャラを払いますし、売り上げの一部は烏賀陽さんの原発取材の費用に当ててもらうと決めていました。万冊祭は完全に他人のため、社会のためのイベントだったんです。でも、赤字であったとしても私にとってそれは自己犠牲にはなりませんでした。そもそも赤字になったら次回を行わないと決めていたからです。それより何より、万冊祭を開くことで多くの人に喜んでいただけました。著者の人が新しい本を書く資金も作る事が出来ました。最初は「何のイベントかよく分からない」という反応だった紀伊国屋さんからも、最終的には感謝してもらえました。これは、自分だけの収益のために行っていたら絶対に味わえなかった喜びです。
また、万冊祭はカンパを広く募り、実際に多くの方々からカンパを頂きました。多い方で数万円入れてくださった方もいます。でも、これも自分の利益だけ考えていたら絶対に集められなかったモノです。私が本業で取引している商品は安くても数百万するものですから、本業で少し仕事をすればカンパの額なんて簡単に超えるお金が手に入れられます。それもまた仕事として価値を出せていることなので重要ですし嬉しいことですが、1人1人の一月万冊視聴者がカンパを少しずつ入れてくれることは全く別の喜びがありました。元々赤字覚悟で始めていた万冊祭で著者の人に感謝され、清水さんの活動を応援したいです!という方々からカンパや沢山の応援メッセージ、直筆のお手紙まで頂きました。
カンパをしてくださった方からは喜捨の精神を感じました。「喜捨」は仏教で使われる言葉ですが、自ら積極的に人に何かを与え、それによって喜びを得るという事です。一種の修行です。万冊祭へのカンパをしてくださる中には「私は残念ながら参加することはできませんが、カンパさせていただける機会を与えてくれてありがとうございます。カンパできる機会をいただけたおかげで、私は万冊祭に関われました。お金を振り込むことができて嬉しく感じます。」と言ってくださる方も、何人もいらっしゃいました。こういった声は、万冊祭の収支状況と関係なくとても嬉しいものです。こういった喜びを一度感じると、自分のためにしかならない喜びについてはどうでもよくなります。
【最低でも1億2000万人を喜ばせる】
私はよく会社のスタッフにご飯をおごったり服を買ったり、男性陣には風俗をおごったりしていますが、そういう事をしていると自分が1人でご飯を食べたり服を買ったり、自分のために風俗に行くよりも人にしてあげた方が楽しいと心から思えるようになります。社内スタッフに限らず社外であっても、例えば趣味の葉巻を吸うバーであっても、常連のお客さんやバーの従業員さん、時には初対面の人に対してレアな葉巻をあげてしまうことがあります。「これも何かの縁ですから」と、結構良い葉巻をすぐにあげてしまうのですが、相手が喜ぶとやっぱり嬉しいのです。嬉しいから、どんどんやってしまうのです。
一月万冊を見ている一部の人とはSNSで繋がっていますが、本名も顔もわからないような人から、よく「褒めて欲しいです」とか「悩みがあります」といったご相談を頂きます。毎日の様にそういったご相談が来ます。だから私は、それらに毎回きちんと答えています。褒めて欲しいと言う人には「君は素晴らしいね!」と伝えます。中にはかなり深刻な悩み相談もあります。不用意な事を言ってはいけなさそうだという話題もあります。でも、全力で真面目にその悩みに付き合うと、お礼の言葉が来るのです。数ヶ月してから「あの時の言葉があるお陰で、何とかやれるようになってきました」と言われることもあります。そういった言葉は私にとって感動的なものですし、エネルギーも無限に発生します。
私は毎日何かしらライブ配信を行なっていますが、毎日ライブ配信を行うだけの余裕があるわけではありません。出張に行く必要がある日もあります。そんな時は配信を1本やってから出張の用意を始めます。でも、そこまでしてしまうのはライブ配信を人のためにやるのが楽しいし、どんどんやりたいからなんです。自分のために何かをするよりも、皆さんにライブ配信を届ける方がはるかに嬉しさの度合いが違います。
こういう話をすると「清水さんはすごいから」と思われがちですが、皆さんだってこれまで誰かに感謝されたことはあるはずです。どんなに小さなことでも構いません。親の家事を手伝ったとか、道端で人が落としたものを拾ったとか、そんな程度で構いません。誰だって、人からありがとうと感謝されたら嬉しいはずです。そういった気持ちを大きくしていって、日本人全体が皆そういった気持ちを持てるようになればとても良いですよね。苫米地英人さんの『悩みを幸せに帰る法則』には、ゴール設定の規模を最低限日本人全体の関わるものにしましょうという一節があります1億2000万人を喜ばせるということは、誰か1人を喜ばせる1億2000万倍の喜びが感じられるということです。多くの人を喜ばせられるゴールは、自分1人が良い思いをするためのゴールより格段に嬉しさも大きいため、物凄くエネルギーが出ます。ゴールに突き進むエネルギーが大きければ大きいほど、その道のりにある障害を取り除いて進むことができるようになります。
他人のためのゴールなんて臨場感が湧かない、と思うかもしれませんが、間違いなくそれはTVや間違った教育の影響です。他人のために何かをすることは自分だけのために動くよりも確実に嬉しいものです。仕事だって、他人のために価値を出すから喜ばれますし、こちらも嬉しくなります。例えば私の会社では営業活動を行いますが、ここでも人のためであることを一番に考えます。そのためお客さんからは「あなたのサービスを使ってよかったです。ありがとう。」と感謝してもらえます。ただお金のためだけにやっていたら、感謝してもらうこともありませんし嬉しさもありません。
皆さんもそういった経験はあるはずですが、皆スコトーマに隠れて忘れてしまっているだけなのです。だからまず、「他人のために何かやるのは損だし楽しくない」という考え方は洗脳だと思ってください。いまだにこういった話をすると「理想論にすぎない」というコメントをしてくる方がいます。とても悲しいことです。これからTPPやグローバル社会、格差社会化が進み、他人はとにかく自分のことをしっかりやるんだという風潮が広がるでしょう。しかし、自分のことだけ満足させてもエネルギーが出ないというのは前述の通りです。最終的には自滅するだけです。読書をして、他人のために価値を出せる人達が、それぞれ良いリーダーとして世の中を変えていくことが大事なことだと私は感じています。だから、一月万冊を見ている方、コーチングを実践している方々は、他人のために行動して喜びを感じて欲しいと切に願います。
【他人のためのゴールを作るための参考図書】
この話に関するお薦め図書は、『「頭のゴミ」を捨てれば脳は一瞬で目覚める!』『悩みを幸せに変える法則』『すごいリーダーは「脳」がちがう』の3冊です。特にゴール設定を悩んでいる人にお薦めなのが『「頭のゴミ」を捨てれば脳は一瞬で目覚める!』です。これはタイトルを「正しいゴール設定の仕方」に変えた方がいいのではないかというくらい良い本です。兎にも角にも、ゴール設定で悩んでいるのであれば『「頭のゴミ」を捨てれば脳は一瞬で目覚める!』を買うことをお薦めします。中古しかないのでKindle版を買うといいでしょう。
『悩みを幸せに変える法則』という本は正に、ゴール設定や他人のためにはどうしたらいいのかと悶々としている人にお薦めの本です。
『すごいリーダーは「脳」がちがう』は、社会で大きな価値を出して、リーダーとして引っ張っていきたいと考えている人にものすごくお薦めの本です。この本は今日紹介した3冊の中で一番厳しいことが書かれていますね。例えば次のような昔の日本海軍の話が出てきます。戦争中、海軍の船に魚雷が当たってもう沈んでしまうという時、艦長が自分をマストに縛り付けて船員が全員退艦するまで見送り、そのおかげで自分の退艦だけ間に合わずに船と一緒に沈んだ、というエピソードです。これがリーダーの行動として正しい!と言っているのがこの本です。他人のために艦長としての責任を果たしたのだから、正しい!ということです。正しいですが厳しい意見ですよね。なかなか船長として沈みゆく船に乗り合わせることはないかもしれませんが、例えば自分が会社を経営していて、売上があまり振るわなかったとしても、取引先への支払い、スタッフへの給与や報酬、そして国のための税金を全部支払ってから自分の給与のことを考える、場合によっては諦める、ということはなかなかそういった立場になると冷静にできるものではありません。しかしそれをやれといているのがこの本です。帯には「No.1になるための理論と実践、人を魅了し、人をまとめる力が備わります」と書かれていますので、人生で大きなことをしっかりやりたいと考えている人はこの本がお薦めです。
コーチングでとてつもないエネルギーを生むためのゴール設定の仕方とは、とてつもなく現状を超えていることと、とてつもなく多くの人のためになることが重要です。それだけの人のために叶えるゴールであればエネルギーも出ますし、味方もたくさん現れます。応援だってされます。一月万冊もそうですが、心の底からやろうと考えていることがあるからこそ、いろんな人から応援されます。著者からも応援されるし、皆さんも来てくれます。沢山の人のためのゴール、ということを意識してゴール設定をするようにしてください。
【視聴者からのコメント】
受験は親のためではなく、自分のためにやるものなんだよと親に言われたことがありますが、受験だけは例外なのでしょうか。
親があなたのために「自分のための受験をしなさい」と言うことはたまにあります。その後、もしあなたが「受験勉強が面倒臭いからやらない」と受験を放棄しても、「いいんじゃない?それがあなたの選択なんでしょ。」と言ってくれる親なら、受験が自分のためだと理解してくれている親でしょう。逆にこれで「何で?!受験しなさい!」と怒り出したら、それは親のために受験をして欲しかったということになります。子供の選択は子供の選択ですから、親の選択を押し付けるのはおかしいですね。
また、もし「あなたのためを思って受験を進めるのよ」と言ってきた場合は、絶対にそれは「あなたのため」ではありません。良い高校や良い大学に行ってもらわないと困るという理由が本音でしょう。親は、自分が良いと思って進めたとしても、子供がやりたくない、ほしくないという選択をしたのであれば、その選択を尊重するのが自然です。選択肢は子供が持っています。もし子供側の選択に対して何かヒステリックになるようであれば、それは親が自分のために子供を使おうとしているだけですから従う必要もありませんし、聞く必要もありません。
あなたが自分のゴールや将来から見て受験をしたいと思っているのであれば、やれば良いと思います。受験に限りませんが、「あなたのためだ」と言ってアドバイスをしてくる人はこれからも沢山出てくるでしょう。でも、そのアドバイスを受けるか受けないかはあなた自身で決めて構いません。仮にあなたが助言をしてきた人のアドバイスを受け取らなくても、「そういう選択なんだね」と対応せず感情的になる人がいた場合は、本人の欲望が入っていることになりますので、そういう人とは離れましょう。
【視聴者からのコメント】
今ゴールに対して、相当な覚悟を決めて、大学を決める境地に至っています。でもなかなか進めないでうずくまっている自分がいます。行きたい海外留学サポートの学校がありますが学費がかなり高く、家族の生活もかかっているので覚悟を決めるのに長い時間がかかっています。自分で決める必要がありますがアドバイスをください。
まず、自分に良くないセルフトークをやめましょう。「覚悟を決めて」「真剣に全力で」という、肩に力の入ったセルフトークは「全力で頑張らないと自分には不可能だ」という意味に他なりません。自分がやろうとしていることは大変で強敵だから、気をしっかり持たないと大変なことになる、と自分に言い聞かせてしまっているのです。それでは危険ですし達成も遠のきます。リラックスして簡単にやっている、というセルフトークをお勧めします。
参考図書
苫米地英人著『悩みを幸せに変える法則』
苫米地英人著『すごいリーダーは「脳」がちがう』
苫米地英人著『「頭のゴミ」を捨てれば脳は一瞬で目覚める!』
追伸
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今日も読書!
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学で講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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