2017.10.11 WED - 速読多読コーチング
コーチングとエモーションコントロール 普通の基準をもっと上げて行けば成功する
そして重要なポイントは平田はその『脳動脈瘤の疑いあり』と診断されてから『大丈夫でした』と言われるまでの1週間ほど親にも相談してないし、仕事で一切不安でパフォーマンスを落とす事もなかったのです。平田は念のため社長である私には伝えてくれましたが、親や他のスタッフには『まだ確定している訳では無いから伝えても仕方ない』と言う風に極めて冷静に対処をしていました。
この話をライブでした際に
平田さん凄い!
平田さんタフだ!
とか平田を褒めるコメントが沢山あったのですが、私はそれに対して『これがプロなら普通であって褒めることでは無い』と言いました。私の知り合いの社長で癌になってるけど社長を辞める訳にもいかないのでしっかり仕事をしてる人がいます。無論、スタッフにも伝えていません。他にもサラリーマンだとしても病気を抱えていてもそれを誰にも言わずにちゃんと仕事をしてる人がいます。それがプロなら普通です。むしろ、個人の不安や病気を仕事に持ち込むのはマナー違反です。
これは自分がお客さんの立場になれば分かると思うのですが、癌だから、脳動脈瘤だから、と言って自分がその会社の商品を買う理由になるでしょうか?ならないと思います。むしろ、どちらかというとリスク要因としてそこの会社の取引をやめようかな、という風に考えませんか?自分がお客さんの立場ならあそこは病気でしんどいけど頑張ってるからあそこで絶対買う、と言う風にはならないはずです。街のレストランがあって、シェフが病気の店と健康な店があったとしてもお客さんの立場なら判断基準は『美味しいかどうか』『快適かどうか』に尽きると思います。
例外としてあるのは障害者雇用や生理休暇などの法律で定められたものです。それは国も含めて社会や会社が納得の上で仕事をしてるのでそれまで『病気を持ち込むな』と言うつもりは一切ありません。また、個人のできる範囲内で病気の人を応援するのは全く問題無いと思います。また、例え病気でも仕事なら根性で乗り切れ!など言うつもりも全くありません。辛いなら辞めたらいいのです。しかし、大前提として辛くても辞めずに仕事をするなら例え辛くてもそこはちゃんと仕事は仕事としてやるのが普通だと言う事です。
苫米地さんが鬱なら鬱をやめればいい、というのもここに通じるモノがあります。不安を作り出してるのは自分の心なのだから不安は自分で消すしか無いのです。消せずにパフォーマンスを落とす事なら仕事はやめたほうがいい。少なくとも不安だからパフォーマンスを落ちても仕方ないじゃないか、誰か私のしんどさを助けてくれ、気づいてくれ、等という人は仕事では成功しません。(あくまで仕事の話なので他の場所でその不安を吐露して解消するのはアリでしょう)
やるならやりきる
嫌なら、辛いならやらない
これが仕事で成功する上で大切なことです。プロの格闘家が『今日か風邪でしんどいから手加減して』と相手に言うでしょうか?リングの上に立った時点でそんなこと言うな、です。お医者さんが『今日は医者の不養生で私も病気です。手術失敗したらゴメンね』と言われて患者は納得するでしょうか?納得するわけがありません。
また、独立した経営者、個人事業主の方なら痛いほどわかると思いますが、離婚で辛かろうが、病気でしんどかろうが
税務署はそんなこと気にしてくれない(笑)
のです。これはもう(笑)と、笑えるくらい気にしてくれないのでこれを笑って当然だわ、と言えるくらいじゃ無いとプロにはなれません。別に税金じゃ無かったとしても一人暮らしをしていたら風邪で辛かろうが、恋人と別れてしんどかろうが、鬱になっていようが不安だろうが、家賃も水道光熱費も請求書は来ますよね?それを辛いからと言って待ってくれることはありません。仕事ではそれが普通なのです。
平田のエピソードはプロだから普通だよね、と言う話として紹介したら思いのほか『偉い』『凄い』『タフだ!』と言う反応があったので『それが普通だけど偉いよね』という反応じゃ無いとしたらちょっと違うよ、と思って書きました。平田は死ぬかも、とお医者さんに診断されてそれでも仕事というリングに立つことを選んだのです。その時点でいちいち配慮される必要は無い、だけど偉いね、と言う話なのです。
何度も言いますが、病気でも仕事あるなら根性で乗り切れという話でありません。
やるならやりきる
嫌なら、辛いならやらない
それが普通という話です。これが厳しいと思うならそれはあまりにも社会人やビジネスマン、仕事というものに対する基準が低いのでコンフォートゾーンあげていきましょう。昨日のライブは下記です。
コーチング プロとは金より大切に出来るモノを持っていて、なおかつ経済的に自分の仕事を回せてる人の事だ
追伸
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今日も読書!
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。
平田悠貴(ひらたゆうき)東京都出身。吉祥女子高等学校卒業後、学習院大学文学部哲学科卒業。ビ・ハイア株式会社副社長。株式会社スピネル代表取締役。三松真由美の夫婦仲相談所マネージャー。プロのコーチ。イラストレーター、漫画家、アートディレクター。アニメは80〜90年代の作画が大好き。美術館や映画館が大好き。清水と二人でライブに出つつも常に清水より目立とう、主役の座を奪おうとする。趣味の漫画の時間が忙しいので副社長で納まって上げている、という名言を清水に放つ。年収高くなりすぎて起業してくれと清水にお願いされた猛獣系女子。(この紹介文は清水が書きました^^)
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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