2017.10.05 THU - 速読多読コーチング
無意識を上手く利用して成功する方法〜コツはリラックスにあり〜
無意識を上手く利用して成功する方法〜コツはリラックスにあり〜
清水:今回は無意識を上手く利用して成功する方法について話します。あなたが生産性を上げたい場合、リラックスして無意識を利用することがポイントです。人間の無意識は凄く便利で意識に上がっていない所で常に活動しています。例えばあなたが会話に熱中している際でも心臓は動き続けますし、場が凄く盛り上がっていても次の約束の時間が近付いたら気付きます。また、私はライブ配信中の光加減や映像の出力、音量、椅子の位置など合間で調整していますが、意識的に気にしていません。違和感がある際に無意識が知らせてくれて気付いています。これらを全て意識でやっていたら大変です。
平田:無意識はその人が求める丁度良い状態に保とうとしてくれます。
清水:脳は考え事している時、していない時の使用エネルギーの差は数十%程度です。我々は無意識、意識状態に限らず常に脳みそを使っています。お腹が減る理由も脳で沢山のエネルギーを消費しているからです。当然、沢山の問題を考えている時の方がエネルギーを沢山使います。無意識の活動の為、私たちが気付かないだけで脳はアイドルタイム中に色とこなしている訳です。
Facebookや一月万冊のHPをご覧頂いている方は分かると思いますが、私は整合性のあるテーマを1つに絞り込み文章を書き、動画をあげています。動画は書き起こすと1時間で10000〜15000文字、対談ものになれば更に増えます。仮に私が1日2時間喋っているなら1日20000〜30000文字喋っていることになります。また、書く時のスピードは1時間5000〜10000文字、大体1日数千文字の量です。普通の人がこの量をやろうとしたら倍以上の時間が掛かります。
そもそも、今回の配信は110人、常に100〜200人が見てくれています。ライブ配信が終えた後にもアーカイブされ1週間で1000人くらいが視聴し、多いものは配信の次の日に再生回数が1000〜1500回です。一月万冊は毎日数千人以上に視聴されています。普通の人が私と同じボリュームでやる場合はテーマや話す内容を決めること、1時間喋る為の原稿用意など下手したら丸1日費やす可能性があります。私がテーマや構成を決める時間は1〜2分です。周囲の人間も私が悩みながらテーマや構成を決めている様子を見たことない筈です。
平田:私は見たことありません。どちらかと言えば、清水さんから聞くのは話したいことが複数ある為、何にするかを悩んでいる話です。
清水:実際に喋るのは20000〜30000文字程度ですが、頭の中には5〜10個のテーマ、約10万文字程度のデータベースがあった上で20000〜30000文字に圧縮しています。何故この様なことが出来るのかについては無意識を上手に利用しているからです。むしろ、ライブ配信は1日2〜3本、さらには数千文字以上の文章を書き、無意識を上手く利用していなければおかしいでしょう。もし意識だけで実行したら今出しているクオリティの整合性を取るのは相当苦戦します。さらにいえば時間と手間だけが無駄に掛かるでしょう。
平田:本だけに本末転倒です。
清水:ここまで話して来た様に無意識は様々なことが並列処理によって解決出来ます。ただしリラックス出来ていない場合は突然、並列処理が難しくなります。例えば、心臓は無意識で一定の速度を保ち動いていますが、緊張した時は速度が早まり、呼吸もしにくく、声も出にくくなるなど様々なエラーが起きます。
私は先ほど申し上げた様に毎日やりたいことが複数あり、ライブ配信はその一つです。ネタや構成を考える時間はライブ開始の数時間前、下手したら1時間前、30分前です。無意識は私たちが気付かぬ所で必要な情報を判断し、最も必要な答えを導き出してくれます。私の新卒サラリーマン時代は土日出勤、平日は終電ギリギリまで仕事する、など24時間働けますかのノリで働いていましたが、間では何にもならない無駄なことを行っていました。実際に行ったのは新宿から池袋へ向かう時に3倍近く時間の掛かる丸の内線に乗って移動、京王線に乗り高尾山口まで行って取り敢えずボーッとする、カフェへ行き読書する、などです。無駄な行動を取り入れていたのは仕事が嫌な訳ではなく、リラックスする時間があった方が凄く上手くいくと感じていたからです。もちろんトップセールマンもやりながらです。
頭が24時間緊張状態の人はパフォーマンスも上がりません。息抜きと仕事のバランス取りが大切です。例えば1年間10試合行うボクサーがいたとします。仮に1試合を1時間で計算するとリングに立つ時間は年間10時間です。なのに、そのボクサーが365日間ずっと試合と同じくらい緊張していたら…本番はどうなるでしょうか。徒競走の選手にしても遊びに行く時も、トイレに行く時も、常に全力疾走していたら本番は体力が尽きて倒れているかもしれません。勉強なら常に徹夜、常に集中、テスト本番は爆睡です。リラックスしている人は出すべき所で力を発揮し、高パフォーマンスを発揮します。常に全力な人間がパフォーマンス低く、リラックスしている人間がパフォーマンス高くなるのは当前の結果です。
平田:リラックスと力を入れることの緩急が大事ですね。
清水: だから、課題を頭に詰めた後は自分を信じてリラックスです。私は年収、売上げアップを無意識の利用で実現してきました。新卒時代にやっていたことは「未来こうなったら良い」「私はこうなっている」などを考えていましたが、売上上げる為にどうしようは悩んだことありません。引き寄せっぽいですが、無意識がリラックスしていることで良いことが不思議と起きます。
平田:例えば緊張している営業マンは見込み客からメール来た時に「直ぐに返信しなくては他へ行ってしまうかも…」と考え凝りに凝った変な文章を書きます。結果、お客さんが親近感を感じず失注です。反面、常にリラックス出来ている人は見込み客からメールが来た時もリラックスした対応です。結果、向こうは親近感を感じて発注に至ります。同じ営業マンであってもリラックス出来ている、出来ていないが大きな差になる訳です。
清水:結果が出ている人は必ずやっていることです。月10冊、20冊、100冊などある程度読書している方は知識が脳内に蓄積している為、リラックス状態で脳内の情報が統合され閃きます。無意識を上手く利用して成功したい人はリラックスして、知識を沢山入れていきましょう。もう一度言いますが、私は動画配信のネタや構成を閃く時はリラックスしている時です。私の脳内には様々な課題と情報が投げ込まれており、必要な情報を引っ張り出し、取捨選択し、無意識が答えを見付けてくれます。故事に人間は馬上・枕上・厠上の3つが閃きやすいとありますが、そういう意味で私は今でも突然散歩に行くとかやります。
無意識は本当に優秀です。知識を入れている時は無意識が並列的に処理し、無意識は脳内に情報を蓄積する仕事をしています。あなたが解決を望む課題を脳内に投げておきリラックスして漫画やゲームをやっていたら解決策は見付かります。答え探しは無意識に任せておき、今必要なことだけをやれば大丈夫です。
平田:無意識に任せた課題は放り込んでおいても、片隅では「やる必要あること」と認識しているから「そろそろやるべきだ」とも気付きます。忘れている訳ではないので安心して任せて大丈夫です。
清水:私は人生の大切な時間の1番が睡眠、2番が読書の感覚で捉えており、無意識の重要性は相当意識しています。例えばご飯は殆どの方は意識していませんが、必要な栄養素を判断し、偶然選んだお店や食べ物が最近足りていない栄養素だった経験などある筈です。無意識は常に活躍してくれています。
平田:私たちは常に並列処理が出来ている訳ですからリラックスして問題解決を遠のかせるのは勿体ないですね。あなたが解決の手段や方法を探している時に本屋へ行き、偶然手に取った本なのに今解決したい課題の策を見付けることも常に無意識が動いているからこそ生まれた話です。
清水:リラックスと知識の詰め込み度合いで問題解決出来るかどうかは変わってきます。あなたの目標としている年収が1000万、2000万、数千万円くらいなら1500冊の読書は不要です。月50〜100冊で実現出来ます。あとは、あなたが知識を沢山詰め込み、無意識を信じてリラックスしておけば大丈夫です。私が連日配信する一月万冊は正に無意識の実践です。視聴者さんは質問をあらゆる角度から投げてきますが、その度に必要な本、伝えるべき情報を瞬時に無意識が判断しています。質問やコメントは打ち合わせした訳ではありませんから何が来るのか常に分からない状態ですが、私は無意識に情報を投げ込みリラックスしていることで必要なことが直ぐに閃きます。ここが正に無意識の利用です。
無意識を上手く利用して成功する方法は読書などで知識を入れ込み、課題もそのまま投げ込みリラックスしておく、脳がその中で必要な情報を無意識で統合し解決策や手段を見付けます。この方法は身に付けたら本当に楽ちんです。あなたが一月万冊を見る時も食い入る様に見詰めなくて大丈夫です。私は苫米地さんとかのDVDを見る時にドラクエやゲームをしながら見ています。人類が生産性アップする意味でもリラックスして知識を入れ込み無意識に委ねる人が増えていけば嬉しいです。
【視聴者からの質問】
エフィカシーが高まりつつ、好きなことも出来ているのに緊張するのはどの様な時でしょうか?
清水:新しいことに挑戦する時です。また、緊張が必要な時もあります。格闘家が試合中に力抜いていたらボコボコにされて負けます。あとは私が営業行った時にやることです。平田さんは昔私に営業同行した時のこと覚えていますか?
平田:お客さんが部屋に来るまで踊っていましたね。
清水:お客さん先に伺った際、私は監視カメラなどが無いことを確認した後、お客さんが部屋に入ってくる瞬間ギリギリまで踊っていました。そして、ドアが開いた瞬間「どうもビ・ハイアの清水です」。緊張している人には無理なことです。
【視聴者からの質問】
私は一月万冊で清水さんが葉巻を勧めているのを見てリラックスも兼ねて葉巻を始めました。最初に吸った葉巻はモンテクリストNo.4なのですが、余り美味しさを感じませんでした。美味しさを感じるには経験が必要なのでしょうか?
清水:モンテクリストNo.4は非常に無個性、面白みがない葉巻ですから別の葉巻を吸いましょう。私のお勧めはコイーバのロブスト、トリニダッドのレジェスです。
平田:アップマンも良いです。店のスタッフさんは大体モンテクリストNo.4と言います。下手に癖があるものを勧め、嫌な気分になって貰うよりは癖が無くても無難に吸える葉巻を勧めたいからです。例えるならクレープです。あなたがクレープを勧める時にクレープ生地だけ食べることを勧めないでしょう。お勧めする時はイチゴ、バナナ、フルーツ、生クリームなどが入っているものを勧める筈です。
清水:なので、葉巻の良さが分かるコイーバのロブストなどを吸ってみて下さい。
【視聴者からの質問】
怒りや悲しみの感情が爆発しそうな時に簡単にリラックスするコツはありますでしょうか?
清水:まずは一人になり、怒ってみること、もしくは泣きたいだけ泣いてみることです。
平田:前頭前野が優位に活動する為にも一時的に全力で感情を出し切るのが大事です。
今日も読書!
追伸
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一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。
平田悠貴(ひらたゆうき)東京都出身。吉祥女子高等学校卒業後、学習院大学文学部哲学科卒業。ビ・ハイア株式会社副社長。株式会社スピネル代表取締役。三松真由美の夫婦仲相談所マネージャー。プロのコーチ。イラストレーター、漫画家、アートディレクター。アニメは80〜90年代の作画が大好き。美術館や映画館が大好き。清水と二人でライブに出つつも常に清水より目立とう、主役の座を奪おうとする。趣味の漫画の時間が忙しいので副社長で納まって上げている、という名言を清水に放つ。年収高くなりすぎて起業してくれと清水にお願いされた猛獣系女子。(この紹介文は清水が書きました^^)
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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