2017.08.07 MON - 速読多読コーチング
アファーメーションして嫉妬していいし怒っていい!ゴール達成出来るネガティブな感情との付き合い方
銀河旋風ブライガーはさておき、本日は『アファーメーションして嫉妬していいし怒っていい!ゴール達成出来るネガティブな感情との付き合い方』という動画を元に書き起こし編集した記事をアップします。
アファーメーションして嫉妬していいし怒っていい!ゴール達成出来るネガティブな感情との付き合い方
という記事です。この記事は
アファーメーションすると辛くなるし不満や不安を感じる理由 でもそれでいい!
上記動画の補足です。アファメーションすると不満を感じたり不安を感じたり、嫉妬したり怒ったりして色々おきます。そのネガティブな感情を認めて良いんですよ、という記事を書きます。むしろ、そのネガティブな気持ちを認める事で更に成長が加速するという話です。
アファメーションは、やればやるほど不安やネガティブな感情が押し寄せて不満や辛さが出てきます。年収500万円の人が「私は年収1億円」とゴールを設定しても、目の前の現実はアファメーションの前と変わらず、今まで通り年収500万円の世界が広がっています。それを認識すると認知的不協和が訪れ、年収1億円の生活をしているはずにも関わらず年収500万円の生活をしている現実が嫌でたまらなくなります。このように、アファメーションをすることで無意識は強烈に違和感を感じるため、マインドがクリエイティブに動き年収1億円の世界に行く方法を見付け出すことができます。だからアファメーションして落ち込んだり、不満を持ったり、今まで持ったことが無いようなネガティブな感情が出てきたら、それはアファメーションが凄く効いている証拠と捉えて下さい。多くの自己啓発や一般的な常識では「不満を持つのは良いこと!」という教えは見掛けないかもしれませんが、コーチングにおいてアファメーション後のネガティブな感情は全く悪いことではなく、現状を超えた世界に臨場感を持てている証拠なのでむしろ歓迎すべきことです。
苫米地英人博士の『「言葉」があなたの人生をきめる』や、ルー・タイスの『アファメーション』には「不満を持つことは良いこと」「ネガティブのフィードバックを受けることや、このままではおかしいと感じるのも良いこと」という主旨の事が書かれています。しかし、怒りや不満を持つことはいけないことだ、不安を感じたらできる限り早く安心したい、という考え方が世の中には多くあります。怒りや不満を悪いことだと捉えていたら、アファメーションで不満を感じても「怒ってはダメだ、落ち着いていないと」と思ってしまい、臨場感の高い現状の世界に引き戻されてしまいます。これではアファメーションの意味はありません。
「楽しくてワクワクしていることが大事」と多くの自己啓発本には書いてありますが、それは現状を肯定してしまうことになります。置かれた場所で咲けという本もありましたが、今いる場所を嫌だと感じたら、別の所で咲くことが解決策なのです。Want toで無い限り、石の上に三年いることは不可能なのです。足を腐らせるくらいまで長く座禅を組み続けることがWant toだった達磨大使のように、気持ち良くて、やりたくて瞑想を続けていたら色々な人に尊敬されるようになるかもしれませんが、嫌々座禅を組んでいてもストレスで死ぬだけでしょう。嫌いな人がいても「嫌っちゃダメだ」と誰にでも優しくしていても、ストレスがたまります。私は嫌いな人はYouTubeでもFacebookでもすぐにブロックします。批判があるうちは花、という考え方もよく聞きますが、何故腹の立つことを聞いて我慢しなければならないのでしょうか?怒りや嫉妬、ネガティブな感情は持って良いのです。それが絶対にNGだ!というのはある種の洗脳です。
前述したとおり、コーチングの元祖であるルー・タイス氏は「不安や不満、ネガティブなフィードバックは、ゴール設定をすれば感じるものです」と書いています。社会には、怒りや悲しみといったネガティブな感情をブロックさせるバイオパワーに溢れています。自分の境遇や状況に関して不満を感じることもおかしいと思わされてしまっています。しかし、生まれてきた順番で人の地位は絶対に決まりません。成人した人間が、同じ大人である親を絶対視して逆らえないというのも、おかしなことです。小さい頃は親が生活の要ですから絶対的な存在として認識されますが、成人したあなたが親に対してどう考えようかは自由です。親だけで無く、この世の中で何か1つの価値観を押し付けることは間違いなのです。『論語』などの古典にも見られるように。世界の至る所に怒りなどのネガティブな感情を否定する要素は沢山潜んでいます。
ですから、あなたが現状を超えたゴールを本気で達成したいのならバイオパワーによるそういった洗脳を解いてアファメーションすることが大切です。現状を超えたゴールの世界を本気で目指せば目指すほど、不安や怒り、悲しみが当然湧いてきます。その結果、エネルギーがどんどん溜まり、問題解決の方法や手段が見えてきます。ですから、自分の内面から出てきた感情は全肯定してあげてください。アファメーションの大前提は「自分を偽らないこと」です。やりたくない仕事や、関わりたくない人との付き合いは不要なものです。
しかし多くの人が自分にとって嫌な事実に蓋をして、時間だけが過ぎ去るのをじっと待っています。自分で自分を偽る必要はありません。嫌いなことには嫌い、好きなことには好きと感じる素直な感情を肯定してあげましょう。直接伝えたら角が立つ場合もあるかもしれませんから心の中で「こんな扱いはおかしい」「こんなのは酷い」と言ってあげるだけでOKです。これすらせずに、自らを押さえ込んでいる人が多いのですが、内面世界の変化は誰にも迷惑をかけません。もしあなたのゴールが「世界中の戦争と差別を無くす」だったとしたら、心の中で「戦争や差別がある世界はおかしい」と言うだけで内面が変化し、次第に今まで気付かなかった争いや差別の事実をあなたは至る所で目にすることになります。またそこで不満を感じるかも知れませんが、その感情は大事にしてください。それがたまればエネルギーになるのです。
次に、不安や恐怖、嫉妬の感情が湧くコーチングの大事なポイントは「我慢しないこと」です。エモーションコントロールとは、感情を押し殺すことではありません。先ほどの本にも「エモーションコントロールは感情を殺すこと、消すことではありません」「怒り、悲しみを感じても良いですが、パフォーマンスは保ちましょう」と書かれています。コーチングを真っ先に取り入れたグリーンベレーやアメリカ海軍では、怒りや悲しみに合わせて戦闘能力を下げてしまったら命の危険すらあります。
しかし、それでも感情が沸き立った時は蓋をしてはいけません。表面上のパフォーマンスを保つために意識下で感情をコントロールしたとしても、無意識下ではコントロールが不可能だからです。その代わり、怒りや悲しみといった強い感情は、人前で吐き出すのではなく場所とタイミングを選びましょう。トイレで1人になってから泣く、カラオケボックスで叫ぶなどがオーソドックスながらお勧めの方法です。強い感情を感じたときは、無意識から意識にあげてその感情をたっぷり味わうことで事態の解決に繋がります。最近も過密な労働スケジュールの結果、若い人が過労死で亡くなったニュースがありました。とても痛ましい話ですが、限界まで我慢して命を落とす前に「仕事は辛い」という感情に向き合い解決策を探る必要があります。
苫米地英人さんの『怒らない選択法 怒る技術』の中に「怒りは感情の原始的な部分なので生理反応です。我慢することは出来ません。ですから、その都度解消していくことが大切です」という記述があります。生理反応というのは生きていてトイレに行きたくなるようなものです。もしトイレに行くことが悪いこととなり、1ヶ月間トイレに行くのを我慢したら途中で病気になるでしょう。怒りや悲しみに向き合うことに慣れていない人は、感情に向き合ったら終わりだ!と勘違いしていますが、怒りや悲しみに向き合って1つずつ解消していくことは良いことです。
先日、三菱東京UFJ銀行の海外支店長がマンションから飛び降り自殺したニュースがありました。支店長は三菱UFJ銀行に入れるほど優秀な人ですから怒りや悲しみを感じることは「悪」と頑張って来た真面目な方でしょう。ただし、このニュースは日本では一切報道されていません。理由は簡単です。メディア側にUFJ銀行が広告主としてお金を支払っているからです。このニュースが報道されないということだけでも、世の中が怒りや悲しみ、ネガティブな感情を押し殺そうとしているかが理解頂ける筈です。しかし、本来は自分で自主規制を掛ける必要はありません。
【視聴者からの質問】嫉妬した時にその嫉妬を自分に向けるパワーも大切でしょうか?嫉妬は他人を引き摺り下ろす方向に向けることもあります
現状を超えたゴール設定した上で見えてくる今に対して感じるネガティな感情であればOKです。例えば、恋人がいない人が「男(女)なんて」と言っている時は、自分が嫉妬している感情を見ない様にしています。現状を超えてモテモテになることをゴールにしたのなら、モテている人を妬ましく感じるはずです。その妬みを感じた時、ゴールを見ていれば自然とエネルギーが出てゴール方向に向かいます。質問者さんがゴールを見続けていけば他人を引き摺り下ろす方向には働きません。気にせずやってみてください。
【視聴者からの質問】ゴール設定に関して質問です。よく自己啓発系で最高と最悪の状況を想定しておくことは大切と言われています。確かに最悪な状況をイメージしておくことで不安は和らぎ、抽象度も高まる気はしますが、コーチング理論ではリスクに対しての向き合い方はどの様に解釈したら良いのでしょうか?
自分が取れる範囲でリスクを取り、対応するのが良いでしょう。実際私は、万一の緊急時に備え、家族とスタッフのためにソーラーパネルで蓄電出来るスマホ充電機、簡易トイレ、水などを備蓄しています。自分がやれる範囲でリスクを考えておくのは良いことです。
多くの人にとって最悪な状況や最高な状況はハッキリとイメージ出来ていません。先日、日銀は「物価上昇率2%を実現出来ていない為、この先も金融緩和を続けていく」と発表しました。しかし実際のデータを参照すると、物価上昇は成功しています。早い話が、官僚が統計の取り方を意図的に間違えているだけです。間違えている理由は、物価上昇率が達成されたら金融緩和を出来なくなるからです。その結果、株価が上がっている大企業、円安圧力が掛からなくなる経団連、他の銀行は損をします。物価上昇率のニュースには少し調べただけでこんなにも裏側があります。しかし、こういった一部の人だけが得している事実は、普通に生きていると見えません。よほど抽象度高いゴールを設定しない限りスコトーマが外れないから気付かないのです。何が言いたいかと言うと、現状の自分が想定し得る最悪のリスクは意外と大したことが無いということです。
今から第3次世界大戦が起きて核ミサイルが落ちる、サイバーテロで東京一帯が壊滅することを本気で想定出来ている人は僅少です。3.11の大震災で福島原発が爆発しましたが、爆発するリスクについての情報を事前に入れる手段は沢山ありました。しかし最悪のリスクを想定して「危険」と考えた人はいません。ですから最悪なものに震えるくらいなら最高な未来を想定して行きましょう。現状を超えたゴール設定をすることで、今まで気付かなかった最悪のリスクや対処する方法が見えます。結果、リスクマネージメントが上手くなっていきますし、抽象度高いゴールにも向かっていきます。現状で想定出来る最悪なリスクをイメージするよりは最高の未来をイメージをして行く方がリスクマネジメントの役にも立ちます。
【視聴者からのコメント】私自身に夢があって周りに話したのですが「現実的でないから我慢しなさい」と言われて追いかけることを諦めました。間違った教育です。
最近、私はエピジェネティクスなどの遺伝子工学の本を何冊か読んだのですが、その中に「子供は生まれる前から親よりもIQは高いことが決定している」という研究結果が出ていました。確かに、現代の我々は相対性理論、量子力学が行かされた世界を生きています。今では当たり前の機能として様々な機器に組み込まれているGPSも、量子論や相対性理論が無かったら機能しません。私たちは日常的にYouTubeやFacebookを見ていますが、半導体の集積度は凄く上がって来ておりトンネル効果を意識しないと構築不可能なレベルに集積しています。ミクロ世界の話や物理法則が働かないレベルまでITは進化し始めているのです。このように我々は気付かないだけでとてつもない進歩を遂げており、200年前の人たちと比べたら圧倒的なIQ差があります。数千年前なら天動説・地動説の議論すら無かったでしょうし、古典物理学すら存在しない時代ですから親よりも後に生まれてきた子供が賢いのは納得出来る意見です。だからこそ、大人側は放っておくと賢い奴が生まれて来るから「我慢しなさい」と言ってしまうのです。
【視聴者からの質問】何か目標が出来た時に工夫を楽しみながら行動していくと達成出来るのですが、私は上手くいっている時に他人の嫉妬心を感じると楽しみながら頑張れません。嫉妬される不快感はどの様に解消したらいいでしょうか?
嫉妬や妬まれていないとおかしい!と強く考えてください。私が放送するYouTubeライブには必ず低評価を付けに来る人が現れますが、このように私は至る所で妬まれています。しかし私の間違いを指摘する為にデータワラントクレームを用意して来た人は1人もいません。彼らは単に妬みたいだけです。私は他にも「モテそう」「稼いでいそう」「本が沢山読めて良いな」と妬まれますが、全て私自身が凄いから妬まれているのです。つまり、妬まれるときは上手くいっている時なのです。私のYouTubeチャンネル登録7000人、Facebook5600いいね!、LINE@500人、Facebook友達1300人、YouTube再生分数は200〜300万分の再生がされています。こんな中で妬む人が出てこない方がおかしいでしょう。「ごめんね。妬まれちゃってまた上手くいっちゃった」と言っておけば視界から自然に消えて行きます。妬まれていないのは自分らしくないと捉えてみてください。色々と変化が出てきます。
【視聴者からの質問】「出る杭は打たれる」という言葉が成長しようとしている人に恐れを植え付けます。1人1人の個性を妨げている要素です。みんなよりも突出しているからこそ素晴らしいことなのに何故叩かれるのでしょうか?
ジョン・スチュアート・ミルが書いた『自由論』に「国が活性化していく、社会が活性化していく一つのバロメーターは変人が多いこと」と書かれています。つまりは、ネジが外れた人が沢山いる社会こそが活性化されている社会です。だからこそ、議論して自分の考えや相手の考えを話し合いによって高め合うのは良いけれど、「あいつはおかしい」「あいつは絶対に間違っている」などの決め付けや否定はこれからは止めて行くべきでしょう。既に何年も前に、ジョン・スチュアート・ミルが「最終的には国家の活力が失われる」と書いています。逆に言えば、数千年前から出る杭は打たれて来たということです。そして、冷静に考えて世の中を変えて来たのは“出る杭”側です。みんなが出る杭になった方が良い社会になります。どうぞ自由にやってみてください。今日も読書!
参考図書
苫米地英人『怒らない選択法 怒る技術』
苫米地英人『「言葉」があなたの人生を決める』
ルータイス『アファメーション』
ジョン・スチュアート・ミル『自由論』
追伸
一月万冊8月イベント
2017年8月19日 一月万冊パイプ会
https://www.facebook.com/events/162142037691829/
2017年8月26日 一月万冊葉巻会
残席わずか 第二回 一月万冊葉巻会 会費一人6万 ライブでは聞けないコーチング、速読の話
一月万冊9月万冊祭開催!
著者&書店応援!万冊祭開催!新宿紀伊国屋書店のホールを借りて読書イベント開催!
万冊祭 9月17日
https://www.facebook.com/events/122569555037201/
万冊祭 9月18日
https://www.facebook.com/events/1250320911739021/
最近Facebook友達申請が多いのですがスパムと分けるためにも、基本的に友達申請は私の記事にいいね!してくれた人に私から申請するようにしています。
一月万冊は他にもライブ配信、動画もLINEもしています。
ライブ配信に興味がある人は
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LINE一月万冊公式アカウントに興味ある人は下記URLをラインで開くと公式アカウントを登録できます。よろしく!今日も読書!
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一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。上場企業役員や投資先企業のオーナー、コーチ、投資家。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。
一月万冊お呼びとあらば即、参上!!
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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