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2017.06.28 WED - 速読多読コーチング

1億円稼ぐコンサルタントから年間売上50万円に転落。それでも自分の会社の時価総額を1000億円と決めた私。コーチング実践報告

1億円稼ぐコンサルタントから年間売上50万円に転落。それでも自分の会社の時価総額を1000億円と決めた私。

私の新卒の頃から15年ほどの現在をまとめると

年収1000万の新卒トップセールス→アニメ会社転職(すぐ辞める)→起業コンサルタントとして年間1億円以上稼ぐ→自社サービス挑戦で年間売上50万円→自己資本比率70%営業利益1億以上

こんな感じです。この軌跡の中に日本ではまだ根付いてない『コーチング』の実践があるので文章にまとめてみようと思いました。コーチングはコーチングの元祖であるルータイスという人が作った組織や個人を成長させる理論です。日本では馴染みが無いのですがルータイスは米軍、NASAを初めフォーチュン500の62%以上に導入されている最先端の経営理論の一つです。私はこのルータイス本人からコーチングを学びました。このコーチングはとても役立つし実績も出るので私の事例を交えて紹介しようと思います。

私がラクジョブ、ラクビジという自社サービスを始めて約8〜9年。前期の決算ベースで考えてスタッフ1人あたりの営業利益が100倍になりました。自社サービスというのは最初は苦しいものです。実績も無いのに自社ブランドを起ち上げるので全て0からスタートです。私自身、ベンチャーキャピタルを入れるのは絶対嫌だったので資金に関する余裕もありません。私は新卒で入った会社で3年で年収1,000万円を超えました。数百万程度の貯金もありました。更に、アニメ会社のProduction I.Gに転職(組織で働く事が合わなかったので3ヶ月で退社)をして、すぐに起業をしました。そこからコンサルタントとして1億円ほど稼ぐようになり、営業マン時代とコンサルタント時代に稼いだお金をつぎ込んで自社サービスを始めました。細かい金額は覚えていませんが、3千万くらいは余裕があったと思います。しかし、自社サービスを起ち上げるために3千万の自己資金などあっという間に吹き飛びます。銀行からも2千万ほど借入を行っていたので5千万円ほど資金を作ってから挑戦しました。それでも全く足りませんでした。

ラクジョブという求人情報サイトを作った際の自社サービスの初年度売上はなんと驚きの50万円です(笑)50万円なんて新卒時代に作っていた月間の売上よりも少ない。年間1億円以上稼いでいたコンサルタント時代からこの転落振りなので会社も家庭も火の車です。火の車どころか、燃える材料が無くなって燃え尽きて終わるかと思いました。この頃の心理状態はかなり追い詰められていて毎朝起きると心臓がドキドキしています。動悸が激しいのです。睡眠時間も1日4時間〜5時間くらいしか取れません。朝、何とかそれでも起きてシャワーを浴び、髭を剃り、身だしなみを整えて私は毎朝近所のファミレスに行って読書をしていました。そこで2〜3時間本を読んでいたのですが、読書が趣味、というよりは本を読んで心を落ち着けないととてもじゃないけど仕事が手につかない、という状況だったのです。本を読み、文字情報に触れて自分の心を落ち着けないと車や電車に飛び込んで楽になるのも一つか?とか大地震や隕石でも落ちてきて何もかも世界がリセットされたら楽になるのに・・・などと自然と考えてしまうくらいの状態です。

それでも私はコンサルタント時代に戻って稼ぎを戻そうという気は全く起きませんでした。新卒の頃に入った会社に戻れば営業マンとして年収1000〜2000万程度稼ぐ事も出来ました。自己破産をしてリセットして再挑戦するのもアリだったのかもしれません。

でも、私は『新しい事に挑戦している自分』を褒めていましたそして、新卒で入った会社は人材紹介と派遣と同じ事をするのは絶対に嫌でした。これには私なりに理由がありました。それは同じ事をやっていてもつまらないし、ビジネスとしても絶対拡大出来ない、と思っていたからです。

中小企業実態基本調査の2015年度版によると人材紹介、労働派遣の売上高は2兆5977億88百万円です。営業利益は475億55百万円です。営業利益は1.8%という低利益率です。(これは大企業の統計が入っていません。もし、大企業の統計を入れれば労働者派遣と人材紹介合わせて売上は5〜6兆円くらいになり、営業利益率ももう少しアップすると思いますが、私がいたのは中小起業なので中小起業のデータを参照しました。)

データ参照元 中小企業実態基本調査
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kihon/
より

この超低利益率の業界で年収1000万円以上を稼ぐために私がやっていたことは根性の長時間労働でした。私は新卒から社会人4年目まで年間4000〜5000時間働いていました。事務所の立ち上げの際にはマンションオフィスを借りてそこに住み、オフィスが大きくなってきたら徒歩1〜2分の所に引っ越して仕事をしていました。当然最初の頃は給料などナシで土日も働いていました。余談ですが残業代という概念は起業してから覚えました(笑)サラリーマン時代の私は残業代という概念はどうでも良かったのです。社長からすればとてもいい社員だったと思います。

そんなに若いのに年収1000万も稼いですごいね、とはよく言われていたことなのですが私は口では『ありがとうございます』と言いつつも、ある種の絶望というか諦めを感じていました。年間4000〜5000時間働いてたった年収1000万円しかもらえないなら一体どうすれば年収1億とか、10億とかになれるのか?と考えていたのです。マネジメントをしっかりやって、マーケティングをやり、社員を増やしていけば人材紹介や労働者派遣でも年収3000〜5000万円くらいにはなれるかもしれません。しかし、それが人生をかけて挑戦する事だとは全く思えなかったのです。だからこそ私は起業したし、挑戦がしたかった。その想いがあったからこそ自社サービス立ち上げの際にお金が足らなくてしんどくても『前の会社に戻って稼ぐ』という選択はありませんでした。

同じ理由でコンサルタント時代に戻る気もありませんでした。例え1億円稼いでいても、コンサルタントというのは基本的に自分が働かないと価値が生まれません。それが大好きな人ならいいですが、私は一生これを続けたくなかった。このままコンサルタントとして働いて1億円稼ぎ続ける事が出来ても、死ぬまで80年働いて80億円しか稼げません。税金を差し引くと40億円。そこから生活費やら何やらかんやら引いたら10〜20億円くらいでしょうか?生涯に自由に投資出来るお金が10〜20億円しか産まれない人生と見えてしまうこと自体が嫌だったのです。

だから私はお金が無くなってもとにかく挑戦する事にしました。今ではあの極貧時代をどのように乗り切ったのか記憶がありません。ベンチャーキャピタルからもお金を断っていました。銀行はリスケジュールです。返済ができないので銀行に謝りに行き(謝りに行ったのはうちのスタッフの大下さんですが)、なんとか返済を待ってもらいました。お金が無くなってくると色んな人が寄ってきます。自称投資家の人達が『清水さんなら5000万円くらい出してあげる』と行ってくれます。無論、株式の51%を渡すことが条件です。私はそういう人が来る度に『一株1億円なら売りますよ』と伝えていました。そうすると呆れて投資家の人は帰って行きました。その時の資本金は1000万円くらいで発行済み株式数は一株1万円で1000株でしたから、年間売上50万円の自社サービスなのに自分の会社の時価総額を勝手に1000億円と決めていたわけです。その後私の会社は伸びていますので『今、お金の無い清水さんの会社の株を安く買えば伸びるぜ』と思っていた投資家の皆さんは先見の明があったと言えますが、残念ながら株価の評価が合いませんでした(笑)現在私を含めて社員6名・利益ベースで1億円以上稼いでいますが、時価総額1000億円はつかないでしょう。そういう意味ではあの頃考えていた自分の会社の評価額にすら追いついていないわけです。まあ、今なら株式を3%くらいで10億円なら売ってもOKです。3%以上は売りたくありません。興味がある人は連絡下さい。ただし、上場する気が無いので買う意味はあまりありません。

話がそれましたね。戻しましょう。このエピソードもコーチングの実践例です。売上が50万円しか無いのに自分の会社の時価総額を1000億円だと勝手に決めているわけですそして、50万の売上しかないのに私はその夢を本気で信じて動いています。だから断ることができます。現実問題としてお金が足らない、という認識でゴールを下げ、自己評価を下げていたら私は5,000万円で51%の株式を売ってしまっていたかもしれません。そこでお金が無いのに突っぱねることができたのは本気で時価総額を1000億円だと信じていたからです。ちなみに現在の時価総額はもっと高いです。だから3%で10億円はかなりのバーゲンセールです(笑)

コーチングの基本は

現状を超えた高いゴールを信じる
自然とモチベーションが湧く
ゴール方向に向かってしまう

と言うものです。これによって圧倒的な結果が出ます。興味がある人は私のコーチングを受けて下さい。半年でだいたい6千万円くらいで受けています。高いと思う人は本を読んで勉強してみて下さい。参考になる本は

アファメーション ルータイス著
http://amzn.to/2uguAZI
「言葉」があなたの人生を決める 苫米地英人著
http://amzn.to/2ug1qd5
などです。これなら私に6千万円払わなくても3,000円以下で自分で実践出来ます。そして私は基本的に読書を実践してきたので本気なら私に学ばなくても読書だけで実践可能です。年間売上50万円しかないのに自分の会社の時価総額を1000億円と設定するのは現状を超えたゴールです。そのありえない高いゴールが突き進むパワーを産むのです。本気で信じてるからお金が無いときに5000万円あげるよ、と言われても『いらん!』と突っぱねることができるのです。

もし、私が高いゴールを持っておらず、あるいは持っていてもお金の苦しさから安定を望んだりしていたら自己破産して営業マンに戻ったり、コンサルタントに戻ったでしょう。そうしたら今の会社の利益は存在しません。このような文章も書いていません。どこにでもいる、ちょっと仕事のできるビジネスマン程度で終わったでしょう。

私の15年ほどのビジネスマン人生を振り返ると

年収1000万の新卒トップセールス→アニメ会社転職(すぐ辞める)→起業コンサルタントとして年間1億円以上稼ぐ→自社サービス挑戦で年間売上50万円→自己資本比率70%営業利益1億以上

こんな感じです。現在は自己資本比率70%営業利益1億以上ですが、これも今のゴールが高いから実現出来ているわけです年間売上50万円の頃ですら時価総額を1000億円と勝手に決めていた私ですから、今のゴールは更に高い。更に高いゴールをドンドン更新しているからこそこの結果が出ます。高い高いゴールを持つ人こそ、どんどん高い結果がついてくるのです。日本にコーチングが根付いてないのは本当に持った無いと思うのでこれからもこういう事例を踏まえて報告していきたいと思います。

余談 日本とアメリカのGDPの差はトップ持つゴールの差

この考えで見たときに日本とアメリカの差はコーチングが本格的に導入されているかいないか、ではないか?とすら思います。日本とアメリカのGDPを比較すると

1980年 日本 約1兆ドル アメリカ 約2.8兆ドル
2000年 日本 約4.8兆ドル アメリカ 約10兆ドル
2016年 日本 約4.8兆ドル アメリカ 約19兆ドル

と日本は1980年から2000年こそ上がりましたがその後は横ばいです。アメリカはドンドン伸びています。バブル崩壊はアメリカのせいだ!とか、世界の基軸通貨である通貨発行権を持っているアメリカが日本を潰したから日本は横ばいなのだ、と色々意見があるでしょう

では、逆に質問したいのですが現在の日本のトップ指導者達が

FRBを買収して世界の基軸通貨を円にする
アメリカにバブル崩壊をしかけてアメリカの株式の51%全てを押さえる
アメリカのメディアを全て買収して日本に有利な情報戦を仕掛ける

という事を本気で考えられると思いますか?また、この20年考えてきたと思いますか?考えているわけがありません。そしてこういうことを言うと『なんて非現実的な』と言われるでしょう。しかし、アメリカの指導者、支配者層は本気で世界を統一しようとしています。パナマ文書の流出もあれはイギリスのシティとアメリカのウォール街の戦いです。イランの遠心分離機をサイバー攻撃で破壊したりしたのも外交やエネルギー戦争で勝つためです。シェールガスを掘って原油を安くしたりしてオイルダラーの力を弱めるのも、おそらくは次世代エネルギーの覇権を狙っているからでしょう。

このスケールで考えられる日本人のトップ層はどれくらいいるのでしょうか。非現実的な高い目標から逃げて、現在持っている一族が食べられる数十億〜数千億円程度の利益を守る事で必死なのではないでしょうか現状維持をする日本のトップ層と本気で世界に覇権を考えてるアメリカのトップ層達とでははなから勝負になる訳がなく、その結果がGDPの差として出ています。

無論、アメリカのやり方は私も好きではありません。というか嫌いです。アメリカは完全に国際金融資本に政治も含めて買収されてしまい、貧富の差は広がるばかりです。それが日本やアジアにも向いてきます。それに対して『批判だけ』しかせずに俺たちをほっといてくれ、と言うマインドでいても絶対に勝てません。むこうはカモとして容赦なく食いついてくるでしょう。容赦なく食いついてくるエネルギーが何故出るのかもゴールの差です。

私はコーチングの事例を出しつつ、日本人全体のゴールが引き上がり、コーチングの可能性を示して行ければと思います。それが1人1人の年収アップにも繋がるし、企業の利益アップにも繋がる。引いては日本のGDPアップにも繋がります。そして日本が21世紀、22世紀の中でアメリカ、ロシア、中国、イスラム・アラブ諸国が戦い合う時代の中で世界に平和を示していくことに繋がると思います。

それは皆さん1人1人が現状を超えたゴールを設定することで実現します。その勇気が出るためにもこの文章を書きました。読んでくれて有り難うございます。これについてライブをまたしようと思います。時間は13時30分よりスタートです。興味がある人は下記URLを見て下さい。コーチングの実践について話をします。見れなかった人もあとで録画で見れます。

年間売上50万円で時価総額1,000億円と決めた理由 コーチング実践
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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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