2016.11.19 SAT - 速読多読コーチング
教育とコーチングの大切さについてWanttoの学習こそ成果が出る
清水社長 :ハイ!清水です。
青山マスターコーチ:青山です。
清水社長:私がコーチングの実践をやっていてコーチである青山さんに私の実践についてコーチング的に解説してもらう動画です。今回は「教育」という話題に絞って話していきます。
青山マスターコーチ:ありがとうございます。
清水社長:教育とコーチングというのは、自分自身がコーチの資格を持っていますので自身に対して教育をしていきます。そこで大事だなと実感したこともありますが、子供の頃の教育も大事だなと感じます。と言いますのも、圧倒的な成果を出してきたことはwant toです。Want toだからこそ圧倒的な成果が出てきました。当時は分かりませんでしたが、振り返ってみるとそういう事だと感じる面が沢山あります。教育は凄く大事です。ユダヤ人が優先順位を教育が一番と付けていますが、本当にそうだなと痛感しています。最近の話として、私の周りの知り合い、ビジネス的に成功している人に話を聞いてみると(悲しい話ですが、、、)お母さん、お父さん、お爺ちゃん、お婆ちゃんが頭良いです。
頭良いというのはリテラシーが高いという意味です。例えば、知り合いの経営者に凄く上手く行っている人がいて、その辺りを聞いてみるとお爺ちゃんは大学を出ています、お爺ちゃんが大学を出ているという意味合いは私たちでいう大学を出るという意味ではなく、
青山マスターコーチ:本当にごく一部の
清水社長:そう、ほんのちょこっとです。日本国民の大卒者(大学院含め)というのは統計的に3割いっていません。全体を入れても大卒者はマイノリティです。
総務省統計局のデータより
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000000030587&cycode=0
その中でお爺ちゃんが大学を行っていました。そして、お母さんお父さんどちらも大学行っています。お母さんが大学行っているというのも時代から考えますと凄いことです。そして、その子供が成長している、とても良い奴でもあります。
青山マスターコーチ:良い奴(笑)
清水社長:成功していると言っても「俺は成功者!」みたいな感じではなく、良い人♪という感じです。そういうのを見ていると社会の差というのを感じますし、教育というモノが大切だなと感じます。コーチングも大切ですが、全般的なリベラルアーツという教育、重要度を変えていくべきだなと凄く痛感します。私は子供の頃は不登校でした。
不登校で中学校は1ヶ月しか行っていませんでした。1ヶ月しか行っていませんでしたが、数学は凄く好きでした。中学校1年の時に中2、中3の勉強を一人でやっているくらい好きでした。不登校でしたけど「この子勉強出来なくなったらどうしよう…可哀想」と親が心配していたので学校の試験を受けに行きました。不登校児からすると完全アウェーです。「うわ!?清水くん来た」みたいにも言われました。そして、数学のテストを受けて学年1番を取りました。これって好きだからだし、お母さんを安心させたかったというのも勿論あります。
青山マスターコーチ:いきなり学年1番を取るって凄いですよね。
清水社長:そうですね。ただ、私からすると中学校1年生が中学校2、3年の問題をやっているのだから「これくらい出来て当たり前だろ」という感じでした(笑)
青山マスターコーチ:これがハイエフィカシーです(笑)
清水社長:やっぱり誰かに言われて数学の勉強をしていた訳ではありません。Want toでやっていたから結果が出たのだと思いますし、不登校でしたので内申点は低く地元の中で1番偏差値が低い高校に通いました。偏差値は33〜34くらいです。合格の基準は面接で挨拶が出来る、出来ないという次元の学校です。そうした場所ですから当然大学受験をする人など皆無です。当然、母親も「大学に行け!」とも言いませんでした。自然と勉強をしたいからしていました。そして、ガリ勉をした訳でもなく普通に大学は合格しました。もし、誰かに強制されていたら受験勉強は上手くいかなかったと思います。ですから、want toでやることは自然と成果が出る、ビジネスもそうですが、教育も同じだなと感じました。
青山マスターコーチ:want toの力です。それは「清水さんが特別だからじゃないの?」と思う人がいたらそんなことはなく(清:うん、絶対違う。)それぞれの人が必ず色々なカテゴリーの中で好きでやり続けたというのが必ずある筈です。10人いたら10人ともある筈です。
清水社長:絶対あります。
青山マスターコーチ:それを見付けられるかどうかだと思います。そこを自覚していないかどうかだけかなと、「want toのゴールが見付かりません」「そもそもwant toが見付かりません」ということを言われる方は多いですが、よくよく聞いてみると「こういうことをやっていました」「〇〇をやっていました」と言われます。さらに、私が「おお!それが良いです」とお伝えすると「直接勉強は関係ないし…」と言われますが、そもそも勉強とか関係ないです。そもそも勉強を勉強だと思って机に向かってやることだけを勉強だと思ってしまったら、そういう概念が刷り込まれています。苫米地博士の2万円くらいの『俺のギター』という本がありますが、面白くて買いました。何が面白かったかと言いますと、苫米地博士とプロのショップの人が喋っている場面です。
「高校生の頃からプロに混じってギター演奏をされていたんですね。それでもよく勉強出来ましたね。どこで勉強していたのですか?」という流れが本に載っていましたが「だから言ったじゃん。俺、勉強嫌いだから!」(笑)
清水社長:笑。
青山マスターコーチ:他の本にも色々載っていますが、苫米地博士勉強嫌いなんだ(笑)と思いまして、つまり、勉強というのは学びたいという欲求を自分で見付けて、探求していく我々が既に持っているモノです。それがたまたま英語好きな人もいれば、地理が好きな人、清水さんみたいに数学が好きな人もいます。ゲーム、小説、映画でも好きなら徹底的にやる、そこから価値を見出せる人としてなっていけると思います。本来の教育はこれだと思います。あとは、抽象度の高さはとても大切です。この場所に来ますと、一月万冊というくらいですから本だらけです(笑)途轍もない量を読まれて、経営もされていますから清水さんの話は凄く面白いです。
清水社長:ありがとうございます。
青山マスターコーチ:何故かと言いますと、情報量が多いからです。言葉にしていない情報量があるというのが裏側にあるというのを話していてとても感じるからです。Want toでこれだけ読まれているのも凄いですし、「別に良いじゃん♪」と私は思います。こういう人にこそ色々な教育のことを語って欲しいと思います。目次通りに読んでいけばこの知識が身に付きます、というのを学習と思ってしまう所はありますが、実はそんなことはありません。ランダムに情報を入れることによってゲシュタルトを統合していく、というのが我々の根底にある能力です。それこそ学習のプロセスです。というのをこのオフィスに来ますと、
…猫乱入。にゃん!
(笑)。教育の話をすると深みも幅もありますが正にこうしたことを感じます。清水さんのwant toで算数、数学を少し学んで学年1位当然だよね、というのもエフィカシーです。このことからwant toからエフィカシーが生み出される、というのをコーチの私から見ても感じますし、面白いと思います。
清水社長:学年1位だったという話には裏話があります。当時、中学校に行かない、不登校児は病気、不登校を出した家は恥ずかしい、という空気がありました。さらに、学校の先生も不登校にさせているのが恥ずかしい訳です。「お前が来ないから俺の評価もダメになる」という空気です。
青山マスターコーチ:先生の評価もそこで決まっちゃうというのが環境的に出来上がっている訳ですか?
清水社長:そうです。だから学校に行かなくなった生徒は先生からすると敵です。
青山マスターコーチ:私の評価が下がるから是非出て来てください、と。
清水社長:ふざけるな!という話です。担任が数学の先生だったこともあり仕返しもありました(笑)「この野郎!俺はお前の授業を受けなくても点数高く取れるんだよ!」という裏がありました。そういう意味でお母さんを安心させたいというのもありました。さらに、その数学のテストを受けて実は満点ではありませんでした。一つだけ間違えてバツが付いて答案が返って来たのです。記憶を辿ってみるとこんな数値を出した覚えがない、という数値が書かれていました。つまり、改ざんです。満点を取られるのが嫌だった訳です(笑)
青山マスターコーチ:…こわっ
清水社長:そんな学校行かなくて良かったなと今でも思います(笑)何でこんな風に書いているの、と不思議でしたが、周りの友達に聞いてみたら基本は60点~80点でしたのでそんなことブツブツ言うのは面倒臭いから良いやと思って98点で放ったらかしにしました。
青山マスターコーチ:それは中学校1年の話でしょうか?
清水社長:1年です。
青山マスターコーチ:中学校1年、2年だと洞察力が凄く鋭い時期ですので当たっていると思います。多分確信レベルです。
清水社長:答えが2分の1であれば普通は1/2と書きます。私はその時の答えが-1/2でしたので-1/2と書きました。だけども、返って来た答案をみると+1/2と書かれてバツが付いていました。えっおかしい!とは思いましたけど「まあいいや面倒臭い」と思い放ったらかしにしました。(笑)そういう意味で本当に教師にコーチングは必要です。
青山マスターコーチ:怖い話です。その流れでお話を頂けて大変有難いです。現在、教育認定コーチを育てるという講座を2016年10月から開始し、第2期、3期と募集を掛けていきますので中身についてはまだ決まっていませんが、教育現場にコーチングを届けるリーダーの集団を作りたいということでスタートしました。
清水社長:スバラシイ!俺の時にも有って欲しかった(笑)
青山マスターコーチ:我々は小学校、中学校を再度行き直す訳ではありませんが、これからの未来を切り開く子供達にコーチング理論を届けるということです。苫米地博士、ルー(タイス)が出会った時の共通のゴールでもありました。子供たちにコーチングを広めることによって未来のリーダーたちにコーチングが届き、世界が平和になるだろう、ということです。苫米地博士からすると教育以外に興味はねえ!という感じだったそうです。ところが、色々なコミュニケーションを取る内に社会人向けTPIEを開発したり、その当時は無償で広げるPX2
清水社長:そういえば、元々本の順番もそうでした。
青山マスターコーチ:手前味噌ながらWorldPeacecoaching2016というモノをやっておりますが、あれも苫米地博士とルーが共通したゴールとして地球の裏側でコーチングの研究、開発して来たという意味で同じです。そこの共通した概念が『世界平和』です。子供達にコーチング、教育現場にコーチングを届けることによってより良い世界、『better world』を作っていこうという共通言語です。子供達にもですが、先生にも届ける必要があると感じています。
清水社長:正にそうです。まずは『先生』に届けるべきです(笑)
青山マスターコーチ:さらには、ご両親や親に届けるという意味で全方位に届けて行かなくちゃいけない訳です。教育という領域にフォーカスしたことでコーチングを届けていく活動を指導していくリーダーたちを作っていくというのが始まっています。こちらは途中参加もOKですのでこの動画を見て「私、やります!」という方は私宛に連絡を頂ければと思います。説明会も第2期募集の際にやると思いますので是非この動画を見た方は抽象度高いゴールを、究極我々は死ぬ訳ですから死んだ後に、次世代に残せるモノとしては『教育』だと確信しています。ただし、社会人の方も苦しんでいますので多くの方にコーチングを届けたいと思い、社会人、スポーツ向けとそれぞれやっていますが、全てコーチングを世の中に広げて次の世代を切り開く子供達にコーチングをしっかり届けたいという思いが強いです。ここを中心だと捉えて色々とコーチングを広める活動をしています、ということを理解して頂けると良いかなと思います。
清水社長:教育コーチングが始まるのはいつくらいからなのでしょうか?
青山マスターコーチ:恐らく新しいプログラムを作ることになりそうです。『PX2』は出来上がっていますが、その前段階の機動力があって、より広まっていきそうなパッケージにしてさらに詳しく学びたい方は『PX2』という広げ方を出来れば良いなと考えています。ですから『PX2』の領域と被って取り合うということはありません。もちろん、子供達に届けるという意味で凄く分かり易いモノになると思います。中学生、高校生だけでなく、小学生が読んでも分かるように出来るし、お父さん、お母さんがパッと捲ったら「あれ、これはお父さんが会社で学んでいるコーチングと似ているな」という話などが出て来たら全方位でやって来た活動が繋がるなということを見据えて2016年からスタートしています。
清水社長:先ほどの数学の先生を擁護しておくと、教育免許取って何年という新人、凄く若い人でした。記憶の中で「あの先生は怒るな」とか「イライラしているな」とかもありましたが、30〜40人の子供を相手にしていきなり「やれ!」と言われてもストレスです。それが凄く大変なのはよく理解できます。プラス教師がコーチングを学んだ方が良い理由として、間違いなく私はその先生よりも頭が良かった、残念ながら(笑)
青山マスターコーチ:笑。
清水社長:例えば、計算スピードです。先生が黒板にカッカッと書いてこれ分かる奴は?と聞くと思いますが、私は計算が早かったので問題を書き始めた瞬間に手を挙げて「〇〇です!」と答えていました。そんな奴いたら明らかにコンフォートゾーン外です。
青山マスターコーチ:「やめてくれ(泣)」という感じでしょうね(笑)
清水社長:実際に言われたのが、「清水くんは皆のことを考えて遅く計算して手を挙げなさい」です。何を言っているんだコイツは馬鹿じゃないか?と思いましたし、当時は中学生ですから顔に出て伝わっていました、きっと。そうなると先生も若いから「なんだこの生意気なガキは!?」と思う訳です。だけども、子供にしたらダメですよね、という話でした。
青山マスターコーチ:出て来ますね〜色々と。
清水社長:コーチング的にいうとその数学の先生に一矢報いた訳です。「てめぇの授業を出なくても俺はお前の数学は満点同然なんだよ」と取れたので普通に勉強はしていましたが、もう良いや数学、面倒臭いと変わっていきました。ただ、数学の担任のせいで、数学の評価が高くなるのは嫌だと思いました。どういうことかと言いますと、その頃の不登校児に対する世間の評価はそのまま就職して落ちぶれていくというモノでしたので偏差値低い高校ですが入学が決まったことで先生が「入れたのは俺のお陰だ」と言い出し始めた訳です。そこにカチンと来てこのまま俺が東大理Ⅲなどに進んで「俺のお陰だ」と思われたらムカつくなと思い国語をやろうと思いました。本が好きでしたので新聞配達のアルバイトで月5万円くらいは入って来て月に100冊ほど買えますのでそのお金で購入していました。本屋に行き(ゴソッ)と購入していました。ですから、高校まで含めて5000冊くらいは読んでいました。その結果、現代文の偏差値が75くらいまで上がりました。
青山マスターコーチ:おお。スゴイですね。
清水社長:別にガリ勉っぽく「勉強だ〜!!!」という感じでやっていた訳ではなく勝手に本を読んで週一で塾へ行き問題を解いていたら上がっていました。これって絶対にwant toの力だと思います。自分で本を読むのが好きだったし、国語得意になりたいと自分で思ったらそうなった訳です。凄く自然にです。だから、本当にコーチングと教育というのは相性が良いなと思います。
青山マスターコーチ:want toが能力を引き出した訳ですね。正にそこを届けていく必要があると思います。自分で自分の殻を作ってしまい、自分はこのレベルの人間だと勝手に思い込むのも本来のモノではありません。そういう風にしてしまう教育というのもあってはいけないことだと思いますので是非届けて行きたいです。過去は関係なく、いきなり未来を変えていくことが出来る訳ですから。
清水社長:現代文の偏差値を取った後のエピソードに、是非教師にコーチングを届けて欲しいというオマケが付きます。私が行っていた高校は当時偏差値33、34くらいです。今見たら35、36くらいでした(笑)最近の流行り言葉でいう教育困難校という学校です。大学受験をして合格する人間は千人に一人というレベルです。大学受験をしようとする人は百人に一人です。そうなった時に、高校の先生のコンフォートゾーンは大学を目指している生徒はコンフォートゾーン外です。そうなりますと、大学受験を邪魔してくる訳です(笑)
青山マスターコーチ:コワイコワイ(笑)
清水社長:そう、コワイんです。だからこそ教育コーチングを是非広げてください。
青山マスターコーチ:本当に広げないとですね。
清水社長:私は大学を推薦で合格を取りましたが、推薦試験を取るといっても大学の中でそもそも大学へ行こうとする人がいない訳です。
2回目の猫乱入。にゃー
…「先生、推薦俺行きたいです!」と言ったら、評定平均値、5段階評価の成績基準が4.1以上を越えていたら自動的にOK貰えます。私は越えていたので推薦枠を貰えました。その後に「やっぱり推薦枠欲しいという奴が出て来たから校内選抜をすることになりました」と。
青山マスターコーチ:なるほど。無条件に入れる所が複数出て来たので一人に絞る為に校内でやるよ、ということですね。
清水社長:そうです。それを締め切りが過ぎてから言われた訳です。推薦を受けたい人は9月1日までに手を挙げてください、と聞かれた中で私一人だけでしたので推薦枠を私は貰いました。試験が11月くらいで現代文、英語、論文、面接の4つで測られます。だとしたら、この4つの試験に集中します。それにも関わらず締め切りを過ぎて「やっぱり校内選抜をします」と言うのはルール違反です。
青山マスターコーチ:1日に間に合っていないならそうですね。
清水社長:しかも、1ヶ月くらい経ってからです。五教科でテストをしますと言われた訳です。こちらとしては受験科目に集中しているにも関わらず、です。だから今思えばどうしても邪魔をしたかったからだと思います。職員室に行き「先生、おかしいです。締め切りを過ぎているじゃないですか。それなのに何故でしょうか?」と聞いたら担任の先生は教育ヒエラルキーの中で下でしたので「凄く申し訳ないです…なんというかまぁ…頑張って、申し訳ない(ボソボソ)」と、凄く挟まってしまいました。仕方がありませんので受験勉強をしながら五教科の勉強のやり直しです。
青山マスターコーチ:でも、結果は出た訳ですよね。
清水社長:結果は私が2倍くらいの点差を付けて、でした。こんな雑魚を送り込んでくるなよ、というレベルの奴です(笑)教師のコンフォートゾーンを乱すと本当に生徒が潰されます。私はこういうキャラですからぶっ壊して行けたので良かったですが、絶対にここに苦しんでいる人はいると思いますので教育業界にコーチングを届けるというのは大事だと思います。
青山マスターコーチ:一方的に攻めることは出来ないと思いますが、元々高い志を持ってされている方も絶対にいらっしゃいますので、ただ、構造的に厳しくなっているというのはあります。
清水社長:絶対にあります。
青山マスターコーチ:それは文部科学省の方針がコロコロ変わるというのもありますし、クライアントさんにもいますが、聞いてみると、公立だとアンケートやレポート提出が多かったりします。クラスの点数を付けた後にレポートを出す必要があり全然帰れないという状況があります。前例主義な訳です。県から通達来たモノは去年AとBだけだったのに今年はAとBとCという風にどんどん増えていきます。例えばいじめの問題がどうなっていますか?というのを書かなきゃならない時に前の〇〇は不要だから消してくれ、と言っても消えません。前例主義だから去年もやったら、今年もやる、来年もやる、ということで削られることがありませんので出さなくてはいけない物が雪だるま式に増えます、というのは構造的に問題があるというのを先生たちから聞いたことがあります。それは厳しいだろうなと、手を抜くことは出来ないですし、仕事に追われてしまって一人一人の生徒を見たいけども時間が取れない、というのはあると思います。そうしたことを分かった上で、コーチング、マインドの使い方をキチンと学んで頂くというのが良いなと感じます。子供達の為にも、です。
清水社長:子供が犠牲になっては何も意味ないです。大変な部分も、高校生でしたので許して欲しいのですが、噛み付いていましたから、ただ今思えば大人の事情が先生にもあったのだと思います。終わった後に先生から清水くんの方が点数良かったよ、と言われた時に「相手の人は何点だったのですか?」と確認したら「それは教えられない。」と「だけども、こんなにもルール違反をして、どれくらいの差があったのか知りたいじゃないですか。それくらい教えてください。」と聞いた後に言われたのが「…2倍以上」(笑)
青山マスターコーチ:笑。
清水社長:今なら2倍以上と苦しむ所に大人の悲哀を感じられますが、子供を犠牲にしない為にも教育にコーチングは広まっていった方が絶対に良いなと思います。
青山マスターコーチ:清水さんの話で言いますと、不登校である、学校に行かない人間は悪い、と考える時代ではなくなっています。命を削ってまで行く必要はありません。例えば、いじめが苦しくて行きたくない人がいたら休めば良い。それをしっかり教育委員会に言い対応して貰う、というのは当然です。一人で抱え込まないで欲しいと思います。こうでなければならない、ということは絶対にありません。毎年の様にいじめの問題、自殺の問題があります。そういうこともあり子供達の取り巻く環境が非常に厳しくなっています。大人たちの余裕が無くなって来ているからというのもあるかもしれません。だからこそ、我々全員の問題として教育の現場にコーチングを届けて行きたいと思っています。言っておきますが、簡単ではないと思います。ただし、やり始めないと、やって行かないと届きませんので何年掛かるか分かりませんが、ちゃんとやって行く、やり続けて行きます。そのどこかでパッと突破口が開けるのでは、という期待の元です。エフィカシー的には超短期間でやってやるぞ!という気持ちでは勿論います。そうしたことに賛同して頂ける方に教育コーチングの講座に入って頂きたいなと思います。
清水社長:大人の側がちゃんと子供の可能性を潰さない、そういう教育を出来る様にする為の手段として教育コーチングがあると思います。私が話したエピソードだけを聞くと天才児みたいですが、まあ天才ですけど(笑)
青山マスターコーチ:笑。ええ、天才です♪
清水社長:でも、そこには理解のある大人の助けが必ずありました。まず、一つは『お母さん』です。学校に行かなくなった子供を認めたというのは偉いと思います。そして、有り難いとも思います。中学校1ヶ月、2ヶ月しか行っていない中でどこへ行っていたのかと言いますと、地元の児童相談所に行っていました。児童相談所と行っても、簡単にいえば天下り団体です。どういうことかと言いますと、地元の教頭先生、校長先生まで勤め上げて定年退職した人、当時の定年で60くらいの人がお母さん、お父さんの教育に関する相談を万(ヨロズ)として無料で聞くという場所です。そこに元校長、元教頭先生みたいな人が3〜4人程いました。言っても、学のある人達ですし、子供の扱いにも慣れている人達です。そこに行くとお母さんにも褒められましたし、安心するので毎日ではありませんが、昼間は通っていました。ここは文部科学省からのプレッシャーもありませんし、学校をマネージメントするというストレスからも解放されている分、その先生たちは凄く穏やかな訳です。ですので、「清水くん、ここにいるだけだと暇なだけだしドライブでも行こうか♪」みたいな感じです。勉強をしているとその元校長先生、教頭先生だった人ですから教えることなど出来て当然、「おお教えてあげるよ」みたいな環境でした。その環境が無かったら恐らく勉強は出来ていませんでした。先ほど青山さんが仰っていた大人の余裕があったから出来たのだと思いますが、現在はそれが無くなっているのだと思います。その中で社会全体が豊かになって子供達が犠牲にならない為にもコーチング、教育が機能するというのは凄く大事だと思います。
青山マスターコーチ:本当にそうです。ほぼライフワークだと思って取り組み始めてやっています。コーチングに出会って、ルーと苫米地博士の講演会に参加し、その思いを受け取りましたのでコーチングを始めるキッカケでもあると感じています。清水さんとこうしたお話が出来るとは思っていませんでしたが、こうした経験をお持ちですので一つのピースがハマった、興味深い話だと思います。まだまだ伝えたい、聞きたいことはいっぱいあるけども教育に関しては機会を改めてゆっくり話したいなと思いました。
清水社長:教育コーチングに関してもう一つだけ追加です。それは、塾にも入れて欲しいということです。というのも、受験勉強の為に週一で塾へ通っていた訳ですが、私の高校の偏差値で絶対に大学には受からない、と思われていました。とはいえ、目の前で偏差値75を取っているにも関わらず「受からない」と思っているっておかしくないですか。
青山マスターコーチ:おかしいです。
清水社長:滋賀県立大学という大学の受験へ行き、合格発表を昼間に見に行き「受かっている。うん、当然だな」と思って夕方は塾でしたのでそのまま向かいました。「よし、始めるよ」と言って先生は今日が受験日だと知っている筈なのに落ちると思っているから聞いてきませんでした。だから「先生私見に行き合格だったのですが、勉強は続けたいと思うので塾は続けたいと思います」と伝えたら先生の反応「!!?受かると思っていなかった」
青山マスターコーチ:凄い発言です
清水社長:ナメんな!という話です。何故それなのに金を貰ってお前は塾教えているんだ、という話です。目の前で偏差値75とかを取っているにも関わらずコイツは絶対ダメだ、と思われていました。
青山マスターコーチ:何故なんでしょう。
清水社長:やはり、田舎の常識、あの高校行ったらダメよね、という常識です。私が行っていた高校の徒歩圏内に少年鑑別所がありセットで見られていました。ここで悪さをしたら鑑別所に入るみたいな、地域としてダメ所へ行っている視線で見られていることをその先生の発言で初めて知りました。でも、エフィカシーが高過ぎるから合格するまで気付きませんでした。合格を目指している最中にそうした情報は不要ですのでシャットダウンしていました。今思えば塾の先生も応援しろよ、と普通に考えて思います。だからこそ、塾にもコーチングを入れて欲しいなと思いました。
青山マスターコーチ:塾もターゲットにした方が良いですね。
清水社長:絶対にそうした方が良いです。そんな訳でwant toだと自然に結果は出るし、教育とコーチングというのが組み合わさった青山さんの活動は応援して行きたいなと思いこの動画を撮りました。それでは。
青山マスターコーチ:それでは。
清水社長:あっ。私は学校に行きませんでしたが、勉強は大事だと思います。ベッチー風に言いますと学習は大事、だと思います。
それでは!
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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