2016.11.17 THU - 速読多読コーチング
コーチング実践記 相席屋に行ってきた!アティチュードを変えよう
清水社長:どうも清水です。青山マスターコーチ:青山です。
清水社長:コーチング実践動画ということで、コーチの資格を持ちながら実践をしている私とコーチの青山さんが解説をするという動画です。
青山マスターコーチ:前回も結構反響を多く頂きまして、私も清水さんとはお付き合いが長いですので普通からこういうトークです。色々な話を事前にしていて非常に抽象度高い話にも繋がります。今回はそこを聞かせて頂きたいなと、どこに行かれたのでしたっけ?(笑)
清水社長:笑。相席屋です。相席屋と聞いて清水さんのイメージと合いますか?と聞いた時に凄く遊んでいる人だと見られていたらキャバクラとか行きまくっているのじゃないかと思われているかもしれませんが、ほとんど行ったことはありません。新人サラリーマン時代にお客さんに連れられて数回行ったくらいです。だから、相席屋に行かなくて良い理由が一瞬で百個くらい出てきた訳ですが、だからこそ行ってみました。
青山マスターコーチ:現状の外側ですね。
清水社長:現状の外側ということで、普通の人で考えると一冊の本も読んだことない人にプラトン読みましょう、くらいの飛び越え感があった訳です。そこを飛び越えて相席屋に行ってきました。
青山マスターコーチ:どんなモノを見ましたか?
清水社長:色々スコトーマが外れたなと感じました。1番凄いなと思ったのはたまたま全国で1番大きいチェーン店で、相席屋にチェーンがあるということだけで驚きです。70店舗ほどです。
青山マスターコーチ:そもそも相席屋を知らない人がいるかもしれないので簡単なビジネスモデルを。コーチングを学んでいる方々ですので。
清水社長:確かにコーチングを学んでいる人が相席屋にバンバン行っているイメージはありませんね。だからこそ、皆さんも相席屋に行きましょう(笑)
相席屋を簡単に言いますと男の人が女の人にご飯を奢る場所です。その店に行くと男の人が1時間3千円を払って女の人はタダ、0円です。例えば、私と青山さんと女性の知り合いを連れて行ったとしてもタダになる訳ではなく、私と青山さんが行ったと仮定して、2人で行きましたと、そうすると普通の一般の女性たちがいる訳です。行くとそこのお客さんとマッチングさせられる訳です。
青山マスターコーチ:出会いの場になる、と。
清水社長:ですので、男女が相席する場所として相席屋と言います。この相席屋は男性がお金を払い女の人がご飯を食べる場所になる訳で、女の人は男性がいない時に行ってもタダでご飯が食べられもします。
青山マスターコーチ:これを聞いた瞬間に女の人は検索を掛け(カチャカチャ)、お腹が空いた時に行けるかな、とかそんな感覚でも良い訳ですよね?
清水社長:それでも良いと思います。男の人は出会いが欲しいし、女の人も出会いが欲しい訳です。女の人も男の人も最近は、特に男側がそうなのですが、やはり傷付きたくない「ヘイヘイ彼女どう?お茶でも」(80s)という風にナンパしに言って「ちょっといいわ」となり傷付きます。ここは基本、相席しに行く場所ですので『相席する』という出会いを傷付かずに行われるという所です。かつ、女の人はタダでご飯を食べられる、呑めるという言い訳付きです。という場所が相席屋です。一度も行ったことがなかったのでノリで行ってみて、とにかく色々ビックリしました。
青山マスターコーチ:色々なことを発見した、と。
清水社長:私の中で1番衝撃的だったのが、相席屋は基本的には男の人はお金を払う、1時間3千円くらいでお金を払って女の人は特に料金は発生しないシステムですが、中には有料メニューもあります。有料メニューといっても300円のデザートとかです。ケーキ一個300円とか、普通の価格です。自己紹介を終えて「さあ何から話しましょうか…」からスタートする訳です。ただ、何から話して良いか分かりませんでしたので話のネタとしてこのケーキ一人一個頼む?追加で奢ってあげるよ。と言ったらテンションが凄く上がった訳です。「!!!!!マジで!?ありがとう♪♪♪♪♪」という感じに。少なくとも私の感覚からすると300円で女の人はテンションがそんなに上がらない、というのが私の常識でしたから…青山さんどう思います?
青山マスターコーチ:うーん、嬉しい気持ちを表現するのはあると思います。そこまではしゃぐレベルではないかもしれないです。丁寧に「ありがとうございます♪」と言うくらいだと思います。
清水社長:その人たちは20代前半の女性だったのですが、話を聞いてみると今の男は奢らない。デートでも割り勘。割り勘が故に何か奢られることがビックリだと説明されました。それも俺の常識とは違い過ぎる、世の中違う様になってしまっているのだなと、今まで本の知識として経済的な理由で若者のカップル5割〜7割くらいは付き合っておらず、というのはありましたが、本当にそうだなと痛感しました。最近は区役所が配っているパンフレットにデートDVというのが載っています。青山さん知っていました?
青山マスターコーチ:今日初めて聞きましたが、DVは勿論知っています。デートにDVってなんだ??と
清水社長:そうです。何かと言いますと、奢りたくもないのに男側に「奢って♪」ということがDVということです。
青山マスターコーチ:凄い世の中です(笑)
東京都荒川区パンフレットより
清水社長:なんじゃそれ!?というのが驚愕でした。そういう時代だと言えば一言で済みますが…本で読んだ知識というのを現場に行って時代の空気として実感する、もしかしたら相席屋に行っていた女の人が見ているかもしれないけど…ごめんね。また奢るから…それは痛感しました。読書だけでなく、コーチングも理論を知っているだけでなく実践するというアティチュードに変えてみないと分からないことが本当にあると感じました。
青山マスターコーチ:実践と現場ですね。清水さんと色々な話をする時に、勿論経営者だからビジネス的な話も多い訳ですが、よく感じるのは現場に行っているということです。現場に行って匂いなどを掴んだ上で、知識と現場感覚をバランス良く捉えているから抽象度も上がってくると思います。コーチングも理論があって、実践あるのですが、正にこういう話に繋げさせて頂いても大丈夫ですか?
清水社長:ぜひ繋げましょう。そうでないと相席屋へ行ってきました、という報告だけになってしまうので(笑)
青山マスターコーチ:理論偏重型で「理論はこうでなければならぬ」ではなく、勿論理論を正しく学んでインストールする必要はありますが、学んでみて即実践する、やってみる、アファメーションも11個のルールがありますのでそれを毎日やってみてどうなるかを体感してみる。そこに重要なポイントがあると思います。そこで11個のルールは「すげぇ!」ということが分かる訳です。今の話を聞いてみてそこを私は感じました。世の中が二極化されていると言われていますが、これからTPPだったり、ボーダー社会になっていきます。ドル換算だったりすると日本人の給料は高所得と見られていて
猫乱入。バキッグシャ
笑。良いですね、飛び入り参加。そういう社会の中で二極化と数字だけ見てもよく分かりません。そういう若い人たちとコミュニケーション取って行った時に感じた空気感というのは生々しい話だと思います。
清水社長:本当に大事です。実践と現場を見に行くのはとても大切です。高尚な話に突然変わりますが、現場といえば福島原発です。年に1〜2回は福島原発に行っています。実際の避難対象地域を見に行く、被害範囲が年々拡大している訳ですが、これはTVや本だけ見ていても分かりません。実際に現場へ行ってみて避難区域、入れない所が拡大しているというのを実感して、現場を見に行かないと感じられません。アファメーションやコーチングもゴール設定をする、とか理論だけ知っているだけだったら自分の事として認識出来ていないと思います。「現状が続いたら破綻しちゃうよね。知ってる×2」みたいな、「いや、それおめえのことだから」と。だから、知識を入れて直接現場に行くというのは大事だなと感じます。
青山マスターコーチ:そうですね。コーチング理論においても常に現状の外側にゴール設定をし続ける訳ですからコンフォートゾーンがゴール側に移行したら、中になる訳ですのでさらに外側に飛ばして行くということをやる訳です。今日もお話しをお聞きしていたら毎年新しいことを結果としてやっているのだよね、と言われていましたし、これからもやって行くと思います。コーチング理論を無意識レベルで実践しているからだと思いますが、実はそれがコーチングを実践していることにもなります。「今年も去年とか3年前から全然新しいことにチャレンジしていない」と感じるなら現状の外側のゴールに向かって、臨場感を高めて、結果として行動している自分に気付くというくらい臨場感を高める、行動を先に持ってくるではなく、臨場感を強めた結果気付いたら「こんなことやっています!」に行き着きます。それが正にコーチング理論の実践です。
清水社長:本当にその通りです。
青山マスターコーチ:達成方法は分からなくて良い、というこんな都合の良い話はないと思います。(笑)セルフトークを繰り返し、ゴール側のイメージを上げる、臨場感を高めて行くとハッと気付くことがあり思わずやりたくなってやってしまう自分に気付くという勢いです。変化する人を見ていると例えば企業経営者、スポーツ関係者、社会人と沢山いますが、踊り場で何も変わっていないじゃん、と苦しむ人は多いですが、よくよく聞いてみると内面は物凄く変わっています。これは全然大丈夫だ、といつも思う訳ですが、そのうち良いタイミングで結果を出す、無意識がそのタイミングを探しているだけです。一見踊り場で全然結果が出ていないじゃん!!と凄くイメージを膨らましていて、最近だとあるクライアントさんが凄い勢いで結果を出している訳です。
清水社長:素晴らしいですね。
青山マスターコーチ:企業経営者、一般の社会人、スポーツ選手全ての領域において出ています。そういう風に考えていくと、途中でゴールを引き下げて、エフィカシーを下げて自分で「出来ないかも…」と思わない限り必ずゴール側に飛んで行きます。『実践』というのは行動を起こすことが『実践』というよりは、
『この理論をしっかり学んでゴール側の臨場感を高める、行きたくなったらその気持ちを止めずに行ってみる』
ということです。今日の話にしてもゴールに合致したから行ったのだと思います。経営者として色々なビジネスモデルを研究されているからその一貫として行かれたのかもしれませんが、行ってみたことによって別な疑問がパカパカと埋まっていく訳でバランスホイール的にみても非常に面白い話だな、と聞かせて頂きました。
清水社長:やっぱり実践することが大事です。抽象度高く他人のwant toの為にというのがあるから、相席屋行ってきたというちょっと恥ずかしい話もネタに出来る訳です。これも実践です(笑)
実践大事!それでは〜。
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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