2016.10.28 FRI - 速読多読コーチング
コーチング 実践者清水有高 マスターコーチ青山龍さん対談 移行期のモヤモヤについて
清水:どうも一月万冊の清水でーす。今日は青山マスターコーチに…マスターコーチという紹介で大丈夫ですか?
青山:大丈夫です。一応、そう行った役割を与えられていますが、あまり肩書きにはこだわりません。
清水:青山さんをゲストとして紹介しつつ、コーチングの実践動画を撮っていきます。何故実践動画かというと、コーチングを実践するのが好き、であってコーチングをする、コーチとして活動をするというのは実はそんなに好きではありません。最近気付いたのですが、実際やっていなかったのでそうだなという感じです。コーチングの実践をしていく中で色々な人がここで止まってしまうんじゃないかな…と思ってゴールが私自身も高い所を目指しているからこそ痛感することがありましてそれに関して実践と体験談、そこに青山さんから補足をお願いしたいと思います。
青山:分かりました。以前、清水さんの動画に出させて頂いたので私のことを知っている人もいるかもしれませんが、苫米地式認定マスターコーチをさせて頂いている青山と申します。
清水:青山さんのことは私のチャンネル見ている方は恐らく知っているでしょう。最近ですと大体会社の残る金額、売上があって支出があってそこからお金は残ります。それの桁を上げました。桁を少ない時から見たら2倍まで引き上げました。皆さんも貯金が2倍になったら嬉しいと思います。
青山:嬉しいです。だからこそ、個人としても経営者としても参考になる動画です。
清水:他にも色々な趣味や新しいことをやっていく中で思ったのは移行期が一番しんどいです。しんどいと言うと変ですが、理由もなく気持ち悪くなります。「あ〜なんや〜(モヤモヤ)」みたいな感じです。金額の桁が上がっている最中であってもうまく行っていても何故かイライラします。イライラすると言うか、なんと言うか、モヤモヤがまとわり付いている感じです。例えば、金額の桁が上がる、とか、新しい事に挑戦する、とか客観的に見ても上手く行っている状態でもです。例えば、100をゴールにした時に30、40まで行っていたら全然良いと思います。
青山:全然良いです。
清水:貯金0の人が100万円を目指して行って30万増えたとなると普通に考えて嬉しい筈です。それは分かるけども腹たつわーみたいな感じです。極端な話この30万円を散財したくなってきます。気晴らししたくなります。
青山:なるほど。分かります。そのレベルで満足したくないということです。コーチング理論的に言えば「二桁にした」という話が凄く面白くて10倍くらいにするというのを最初に頭の中で行い、現実が追い付いて来た過程で今の100万円だと思います。途中においてはこんな30万円っぽちでは「満足行かねーまだ3割だぜ」という感覚です。だからこそ、気持ち悪い、捨ててしまえ、という感覚で一気に行く方法が無いのかという苛立ちも入っていると思います。
清水:冷静に考えると30増えたから良いじゃん、追加で70増やせば良いじゃん、と思いますが、なんか「パンっ!」とやりたくなります。そこで散財とか気晴らしとかに使ってしまったら元通りです。そういう時こそ「上手く行っている」「うん。上手く行っている」と言い続けると気付いたら行ってました。
青山:それは行く時に気付いたらグワーン!と行った感じですか?
清水:気付いたらグワーン!でした。グワーン!と行っている最中は分かりませんでした。「…ん?あれ?」みたいな感じです。
青山:気付く瞬間もないくらいというのはポイントです。頭の中も一瞬だけど物理空間も一瞬にして書き換わる、という事です。
清水:30行った、50行った、70行った、100行った、「わーい!」を体感する暇もありません。「あれ?そう言えば達成していた?」という感じです。
青山:私自身も、クライアントさんも経験していて分かるパターンです。よくコーチング理論を学んで教科書通り順番にやることが良いと思い込む方もいますが、今日の話はそこに楔を打ち込む良い話だと思います。頭の中でゴール側へ飛び込むというのはイメージ付きますが、変革も意外にガツンッ!と行く話も出て来ます。そこを躊躇せず、ブレーキを踏まずアクセルを踏み続けるかです。無意識が「あれ?やばくない?」という「チャンスは分かるけど…ヤバくない(笑)」みたいな、恐らく清水さんは子供の頃からそういったことをやられていると思います。
清水:それはあります。
青山:コーチング理論を使って後付けで説明出来ていますが、本当にその感覚だと思います。
清水:ワープしている感覚です。モヤモヤしている時に気晴らしとかではなくてひたすら「上手く行っている」とゴール世界を見るというだけで本当に増えました。言っていることが怪しいと思います。言ってたら「増えた」というのは(笑)
青山:怪しいです(笑)ちらっとリアルな金額を聞いていますが、ヤバい話です。それの感覚は元々あった訳でこれからさらに未来に向けて繰り返していけます。
清水:モヤモヤしている時についつい上手くいっていない方を見てしまうと思いますが、上を見ましょう。いってしまえば教科書通りですが、だからこそやった方が良いという実践動画でした。
青山:コーチング理論的に少しだけ補足するとしたら、人間は見ている映像に近付いていきますので延々と見続けたら良い訳です。少しでも近付いたらエネルギーは弱まりますのでさらなる高いところへ、というのを続ける。清水さんがやられていることです。見た方に向かいます、ということを抑えておけば良いのかなと思います。貴重なお話ありがとうございました。
清水:コーチング理論を実践するのは好きですが、コーチをするのは好きではないので何かあれば青山さんへ質問してください(笑)それでは!
青山龍マスターコーチブログ
http://blog.livedoor.jp/r_aoyama/
青山龍YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/ryuaoyama3
苫米地式認定マスターコーチ 経営コンサル 青山学院大学法学部卒、元外資系コンサル
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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