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2016.10.22 SAT - 速読多読コーチング

自信を持つためのヒントエピソード


動画の書き起こしです。自信の持ち方のヒントになるエピソードです。私が偏差値30前半の、今風に言えば教育困難校からストレートで大学合格した時の話です。今日は『エフィカシーが上がっている時はどんな状態?』を私の経験談を含めて話していきます。エフェカシーが上がっている時、反対に下がる時はどんな時なのかというと悪口が聞こえる時です。悪口というのは他人からのもそうですし、自分の中で「出来ないんじゃないかな…」とネガティブに思ったりするのもです。自分の中で思っている声はエフィカシーが上がっていけば自然と聞こえなくなっていきますし、自分でコントロール出来ます。
ただ、他人からの悪口というのもあります。この「お前には無理だ!」というのがエフィカシー上がっている時はどういう風に聞こえるかというと、、、実は、そもそも聞こえません。本にもそう書かれています。
私はこの事で、苫米地さんのコーチング本に書いてあって思い出したエピソードというのが大学受験のことでした。私は地元の国公立大学に行く為の受験勉強をしていました。してた、とはいえhave-toではなくwant-toでやりたいからやっていたという感じでしたのでガリ勉でしんどかった記憶も無ければ、浪人もしたことありません。
私の出身高校は偏差値30半ばくらいの通信制で進学を考えている人がおらず、大学に行こうと考える人は同じ学年で知り合いも沢山いましたがその中で100人に一人の割合でした。結果的には何人かの友人も大学に行きました。こんな環境ですから大学に行こうとする人がいること自体、コンフォートゾーン外です。大学に行こうと考えている人がいないから大学に行こうと思っている人間を排除しようとします。
合格してから分かったとして一つエピソードがあります。大学受験して推薦枠を取り私は比較的早めに合格を貰いました。ちなみに、合否の発表当日は大学に行って合否発表を見ましたが「よっしゃー!」もなく「はいはい。ま、当然」という感じでした。
大学は合格したけども折角だし塾は高校最後まで続けようかなと思い普通に塾へ行きました。その日も担当の塾講師たちは受験勉強を教えるつもりだったから「では、今日の授業始めるねー」と言われた時に「先生。僕、滋賀県立大学の合否が発表されたので見に行きましたが受かってました。」と伝えたら「え!受かると思ってなかったわ〜」と言われました。これってとても酷くないですか。(笑)
受かると思ってないのに何のつもりでお前塾で教えていたんだよ、という話です。つまり、先生の中では「どうせこの子は受からないから。受からなかったら取り敢えずもう一年なのかな。」という感覚だったということです。ホントに酷いです。模試とかで得意な教科は偏差値70を超えていたにも関わらず、その人は落ちると思っていたという事です。少なくとも私が合格した大学は偏差値56、57(当時)でしたから東大を受かりたいと思っている訳ではないのだから落ちる訳がありません。だから、何故落ちると思っていたのかは分かりませんが、先生側のスコトーマだったと思います。
もし、先生側がそんな風に思っていたら普通はそういう態度が授業に出る筈です。そこを感じて、ふてくされたり、自信を失くしたりという事もある筈なのにそこには一切気付きませんでした。ここは凄くエフィカシーが上がっている状態と言えます。そう思われていることは一切感じませんでした。
さらなるエピソードとして、通っていた高校の先生たちへ合格を伝えに行くと「えっ…おめでとうございます。。」と言われ、何故か敬語でした。それから何人かの先生たちは俺に敬語を使って接する様になりました。高校からすると大学に合格する生徒はコンフォートゾーン外なんです。そして、何人かの先生たちは俺が合格するとは思っていなかったらしいけども、本当に超酷い話です(笑)でも、エフィカシー上がってるからそんなことは見えないので私にとって高校生活は楽しい思い出しかありません。
塾の先生も、学校の先生も受かるとは思っていなかった、にも関わらず俺は受かるだろう、と思っているから一切入ってきませんでした。もしかしたら誰か一人くらい悪口を言ってたかも知れません。目標に対して自分の可能性とか自信を下げる言葉というのは、エフィカシーが高まって確信に満ちている時には一切聞こえないというのは凄い話です。合格してから「そんな風に思っていたんだ」と気付きます。
他にも母親に合格したよと伝えたら、私が中学時代は不登校児で高校は偏差値も低くて通信制だったこともあり凄く喜んでくれました。さらに地元の県立大学に行くとなると母子家庭でしたので学費も安く済むので家計的な意味でも喜んでくれました。だけども、ウチの近所の人たちは軽くパニックでした。「ユウコウくん合格したらしいよ!!」みたいな感じでちょっとしたパニックになってました。全く酷い話です。近所の人も合格すると思っていなかったし、学校の先生も、塾の先生も合格するとは思っていませんでした。ただ、本人が行けると確信し、エフィカシーが上がり確信に満ち突き進んでいる状態というのは関係ない情報はシャットアウトされます。
エフィカシーが上がり確信に満ちた状態というのは「ドリームキラー」「悪口」というのは聞こえなくなり、完全シャットダウンです。ですので、これが正しい状態だと思って皆さんもセルフコーチングを実践して欲しいと思います。突き進んでいる途中や至る過程の時に出てきたネガティブなセルフトークは「俺らしくない」に変え、他人からの言葉が聞こえて来てしまった時は褒め言葉と思えばOKです。どういう意味かと言いますと、高いゴールを目指しているのにお前には無理だと言ってくるのはこの人は常識に満ちた石頭なんだな、可哀想だな、そんな風に思われているのに合格するんだ私すげーな、という風に切り替えてやって行くとどんどんエフィカシーが高まり聞こえなくなって行きます。

ぜひやってみてください!それでは!

 https://youtu.be/3K4hIk6LBXQ
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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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