2016.05.18 WED - 速読多読コーチング
コーポレートコーチング実践記 急成長したからエネルギーを失う現象発生中
アナタは2〜3ヶ月前まで読書数が月10冊程度だったのに100冊以上読めるようになったらどう思いますか?嬉しいですよね?
アナタは2ヶ月前までは文章を書くのが苦手でした。それが月10万文字以上コンスタントに書けるようになったら嬉しいですよね?
アナタは数ヶ月前まで残業を50〜90時間ほどしていました。それが一切なくなり、残業ゼロ。それで給料が変わらなかったら嬉しいですよね?プライベートの時間も増えます。ゆとりも出来ます。
これらは全て、ここ数ヶ月以内に私の会社で起きたことです。それ故大問題なのです。コーチングとは自分自身のマインドの使い方を覚え、それによって自己変革をして圧倒的に生産性をあげるものです。それを組織全体に行うのがコーポレートコーチングです。私はコーチングの大家ルータイスさんから直接教えてもらい、苫米地さんにも教えてもらい、その関連の本も一冊あたり50〜100回以上読んで実践しています。
教科書通りのことが起きているので実践記として楽しく書きたいと思います。それは夢を叶える方程式(まずは親を超えなさい、苫米地英人さん著の文庫版)にも書いてあることですが
UNIT19さらに先のゴールゴールを、さらに先の未来に設定しましょう。ひとたび目的地にたどりつくと、私たちは活力とエネルギーを失ってしまうのがつねです。と言う現象です。最初にも書きましたが
よくいわれるように、目標を成就するか目標をあきらめた人は、18カ月以内に死んでしまうかもしれません。現状を超えたところにゴールを設定することによって、あなたのゴールを継続的に更新していくことが必要です。
今のゴールに近づいていく間に、あなたの現状はそのゴールの世界を含んだものに変化します。すると、ゴールの現状の外側に新しいゴールを探すことが必要になります。こうしたプロセスを続けていくと、今までずっとスコトーマによって隠されていた本当のゴールを発見することでしょう。あなたが本当に到達したいと欲しているのは、自分にはわからない何かなのです。
アナタは突然、月給の3倍のボーナスをもらったらどう思いますか?嬉しいですよね?
嬉しいに決まってますよね。私の会社では給料が先月65万ほどボーナスもらうスタッフがいました。それより高い給料もらってるスタッフもいるのですが、このスタッフは1〜2年前までフリーターで、コンビニの店員をやっていました。それが営業マンとして成功し、65万もボーナスもらったら嬉しいに決まっています。しかし、このスタッフは嬉しいが故に無意識の内に設定為ているゴールに近づいてしまい、ふ〜〜とちょっとたるんでしまったのです(笑)教科書通りと言えば教科書通りですが、勿体ないですよね。
アナタは2〜3ヶ月前まで読書数が月10冊程度だったのに100冊以上読めるようになったらどう思いますか?嬉しいですよね?
アナタは2ヶ月前までは文章を書くのが苦手でした。それが月10万文字以上コンスタントに書けるようになったら嬉しいですよね?
これは新卒で入ったスタッフに起きたことです。つい、数ヶ月前まで大学生でした。それが突然月100冊以上読めるようになり、月10万文字以上コンスタントに文章が書けるようになったのです。多分、この知的レベル、読書週間を維持したら東京大学でも慶應、早稲田でも合格するでしょう(笑)自分自身でも成長を実感していました。でも、やっぱりそれ故、読書して賢くなり、文章が書けるようになった自分に無意識レベルで満足してしまうのです。いや、充分喜んでいいことなんですが、もっと先に行けるのに行かないのは勿体ないですよね。
苫米地英人さんのコーポレートコーチングにも
ゴールを更新していくべき理由は他にもあります。むしろ、こちらの方が根源的な理由とも言えますが、ゴール達成が実現されそうになると、そこへ向かうエネルギー(モチベーション)がどんどん失われてしまうのです。ゴールと現在地との距離が遠ければ遠いほど、そこへ向かおうとするエネルギーは大きくなるのですが、ということは近づけば近づくほど、エネルギーは失われてしまうというわけです。とあります。確かに月10冊程度の読書だった人が仕事しながら月100冊以上読めるようになるのは素晴らしい事です。でも、私の会社ならそれで満足してもらったら駄目なんです。もっともっと行こうぜ!と組織のトップとして言う必要がありますし、コーポレートコーチング実践してる組織の一員としてそれくらいで満足してもらっては困ります。
そして、完全にゴールに到達してしまって、次に向かうゴールがなくなってしまうと、どこかへ向かおうとするエネルギーは完全に失われて、ゼロになってしまいます。
一般的にはこれは「燃え尽き症候群」などと呼ばれています。だから、個人の場合でも、組織の場合でも、ゴールに近づいた、もうすぐゴールに到達しそうだと思ったら、急いで別のゴール(もっと先にあるゴール)を設定し直さなければいけないのです。
組織全体が燃え尽き症候群になってしまわないように、組織の構成員たちは定期的に自分たちの現在地とゴールとの距離を測りながら、ゴールそのものを常時、更新していかなければなりません。
他にも
アナタは数ヶ月前まで残業を50〜90時間ほどしていました。それが一切なくなり、残業ゼロ。それで給料が変わらなかったら嬉しいですよね?プライベートの時間も増えます。ゆとりも出来ます。
これは入社して2年ほど、残業をずっとやっていたスタッフです。それが残業ゼロですよ!(笑)残業代は100%もらっていましたが、残業ゼロになり、その上、残業代と同じくらい、それ以上報酬を貰えるようになりました。嬉しいに決まってますよね?でも、それくらいで満足したら困るんです。
コンフォートゾーンの作り方にも書いていますが
大きく広げたはずの現状のコンフォートゾーンも、ゴールが近づけば、小さくなっていきます。現状とゴールの世界の隔たりがなくなっていくのですから、当然です。その結果、何事においてもそうですが、ゴールが達成できると思えるようになると、やる気が薄れてくるのです。とあります。無意識にゴールが近づいてきた時こそ、ゴールを更にその先に設定する。コーポレートコーチングなら、トップが率先して『こんな所で満足していては駄目だよね。もっともっと問題を作ろう!』と言います。
この時に必要なのは課題であり、問題です。下記のような成長。
アナタは突然、月給の3〜4倍のボーナスをもらったらどう思いますか?嬉しいですよね?
アナタは2〜3ヶ月前まで読書数が月10冊程度だったのに100冊以上読めるようになったらどう思いますか?嬉しいですよね?
アナタは2ヶ月前までは文章を書くのが苦手でした。それが月10万文字以上コンスタントに書けるようになったら嬉しいですよね?
アナタは数ヶ月前まで残業を50〜90時間ほどしていました。それが一切なくなり、残業ゼロ。それで給料が変わらなかったら嬉しいですよね?プライベートの時間も増えます。ゆとりも出来ます。
これはめっちゃ喜んでいいんです。すげーーー誇らしい!流石私!と喜びましょう。そして重要なのは
その成長して喜んでる自分でも解決出来ない問題、課題
を作り出す事です。ルータイス著作のアファメーションの本にも、私たちに必要なのは問題だ、と言っています。成長した自分でも解決でいない課題と問題を歓迎しましょう。それこそが成長です。
いや、本当に、コーチングは実践すると効果が出ます。それ故にすぐ!新しいゴールを設定しないとたる〜〜ん、とたるんでしまいます。ドンドン効果を出し、コーポレートコーチング実践事例を増やすためにもまた記事を書きたいですね。それでは。
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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