2016.01.06 WED - 速読多読コーチング
コーポレートコーチング実践事例報告 有給消化率100%残業代支給100%で生産性アップ
ここに、嫌々働く・・・は1%も本来あってはいけません。個人としては嫌なことでも、会社のゴールを選んだのならそれは仕事としてWant toで実践する。それは『社畜』とは一線を画す存在です。そしてそういう人はしっかり生産性も高く、仕事もできるようになります。
また、私はコーチングを実践する人間であるのと同時に、読書家でもあります。読書家である以上、文字は大切にしたい。だからこそ私の会社は有給消化率100%残業代支給100%です。そういう読書とコーチングを実践し続けた会社で、どんな風に人が働いているのか、について働いている本人に文章を書いてもらいました。このページを見に来る人はコーポレートコーチングも興味があると思いますので、Want toで自己責任で働いている新卒の若者について紹介しようと思い、ここに転載します。
新卒募集 有給消化率100% 残業代支給100%で働いてみて思うこと。新卒2年目が語る。
休みたいときに休めないはナンセンス
ビ・ハイア株式会社はアニメゲーム漫画業界専門の求人サイト「ラクジョブ」を運営しています。ビ・ハイアの特徴の一つが有給消化率100%です。休みたいときに休めますし、働いたら働いただけ給料が出ます。例えば、平日にディスニーランドに行くこともできますし、連休を取って海外旅行に行くこともできますし、コミケやイベントに行くこともできますし、もちろん家でゴロゴロしていても構いません。好きに休むことができます。そもそも休んでいる間に何をしようが、会社にとっては関係ありません。クリスマスに休もうが、恋人の誕生日に休みを取ろうが、家族サービスのために休みを取ろうが、誰に咎められる理由にはなりません。
国の発表では有休は消化できてない
しかし、世の中には有給を自由に取れない会社も多くあります。その理由の一つが自分たちで自分たちの仕事を自由にできないことがあります。自社サービスを展開している会社であれば、自分たちが働かなければ働かなかった分損をするだけですが、受託で仕事をしている会社ではそうはいきません。クライアントからの要望に100%言うことを聞き納品しなければ売上になりません。例えば、レストランで注文したメニューと違うものが出てきたり、異物が混入していたりしたら即クレームになります。また、レストランのように単価が安く、物理的なものを売るサービスは、どの時間にどんな人が何人必要でという条件が自分たちの意思とは別のところで勝手に決定します。結果、物理的に拘束しなければお店が成り立たない、仕事にならないということになってしまいます。日本の平均有給取得率47.6%は少し洒落にならない低さだと思います。しかし、ビ・ハイアは自社サービスのサイトを事業にしているので、求人サイトで求人広告掲載というサービスが提供され、満足いく結果が提供されている限り、ビ・ハイア株式会社の中で誰が働いていようが働いていまいがクレームにはなりません。結果が伴えば万事OKです。だからこそ内部統制がしっかりしていて、一人一人がやるべきことを自覚できている必要もあります。グダグダな空気の会社はすぐに潰れます。ITベンチャーの起業が多いのも倒産が多いのも一重に内部がしっかりしていないからです。ビ・ハイアは創業10周年を迎えたITベンチャーです。10年という期間はベンチャー企業を判別するのに十分な一つの指標です。
日本の残業代支給率を100%にしたい
もう一つの特徴が残業代支給100%です。残業という視点で会社を分けると大きく分けて3つになります。残業代の出る会社と残業代のでない会社とそもそも残業のない会社です。残業は法律的に言うと労働基準法で定められている時間外労働に当たります。つまり、残業代を払わないということは、無賃労働をさせたということになり、法律違反に当たります。お金がないから残業代を払えないという会社の言い分は分かりますが、法律的には許されることはありません。残業代が払えないという会社を日本からなくしたいですね。
残るは残業代が出る会社とそもそも残業がない会社のどちらかです。これは言い換えるとできるだけたくさんの時間を仕事に投下したいか仕事の時間はできるだけ短くしたいかの2択と言い換えてもいいと思います。これは個々人の考え方次第になりますが、私が仕事に多くの時間を投下する理由をいくつか紹介します。
人生の時間を大切にしたいからです。「なら、働く時間は短い方がいいじゃないか」という意見も聞こえてきそうですが、少し話を聞いてください。働く時間は短い方がいいとするのは、仕事が人生にとって無為であるという認識の上に成り立ちます。つまり、平日週5日8時間働く人は週40時間もの時間を無為に捨てていることになります。しかし、そもそも仕事は本当に人生にとって無価値であり、単に食い扶持を稼ぐための手段でしかないのでしょうか。仕事を通じて得るものは本当に何もないのでしょうか。少なくともビ・ハイアには仕事も人生の一部だと考えられている人が集まっています。だからこそ労働時間も自分たちで必要な分自分たちで選んで投下しています。また、無茶をして経験を積むなら早いほうがいいです。年を取ってからでは経験を積み直すことはできません。人生の中の時間として今を位置付けるのであれば、必然的に長時間労働という選択肢になります。さらに差が如実に出やすいのも若いうちです。投下時間の総量の差は必ず結果にも影響します。もちろんラクをしたいと考えてラクな選択肢を選ぶことも自由です。しかし、ラクしたいから大変な選択をするという考え方もあります。自分の人生です、自分で行動して、その結果に自分で責任を持ってください。
現在ビ・ハイアでは新卒を募集しています。そして、ビ・ハイアでは新卒以外採用していません。つまり、学校卒業がビ・ハイアに入社できる唯一のタイミングです。求人サイトの運営という他社の求人の手伝いの仕事をしていると、いかに新卒を受け入れず、中途即戦力を求める会社が多いかということに驚きます。8割方の会社が経験者の即戦力を採用したいと言います。即戦力は即=短期的な利益のために採用されますが、ビ・ハイアでは長期的な利益、長期的な視野から新卒の採用のみに絞っています。興味のある方は一度以下のリンクから採用情報の概要とその他特徴について確認してみてください。
休みたいときに休めないのはナンセンスです。そして休みを許可して貰えないと休めない・・・言い出せない・・・というのもナンセンスです。私は休みたい、としっかり言える人材にもっと成長して行きたいです。そのかわり、しっかり仕事もする、と自信を持っています。そうやってメリハリがきいた人生を全ての人が歩めると最高だと思って、そんな仲間を募集中です。
新卒募集記事 採用情報概要とその他特徴について
採用や色んな募集概要詳細については
http://be-higher.jp/staffrecruit/
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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