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2016.05.28 SAT - 読書ブログ

苫米地英人さんのゴールは世界平和でお金儲けはWant toではない

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苫米地英人さんのゴールは世界平和でお金儲けはWant toではない、というタイトルで文章を書きたいと思います。

あまりにも

苫米地さんの本をお金儲け、年収アップ、ビジネスの成功と言う視点で読みすぎている人が多い。そのせいで

著者の言いたいことを何も読めてない

人が多すぎる、と感じたからです。

これ、苫米地さんがテレビで伊勢志摩サミットにおける日本の役割、世界平和について喋ってるときの画像です。

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みてよこれ、超Want toじゃないですか?すげー楽しそうですよ(笑)私は苫米地さんのセミナーやDVDを全部持ってますけど、

お金儲け
資本主義の中での成功の仕方
年収アップ

などでこんなテンション高そうに、楽しそうに喋ってる姿は見たことがありません。あるならフェラーリの話をしていたり、オタッキーな計算機の話、パイプの話なんかをしてるときくらいですかね(笑)

ビジネスの成功の仕方などを喋ってるときなどはニーズに応えるために喋ってる、必要に応じて喋ってる、無論それも100%Want toなんでしょうが、伝わってくるエネルギーが違います。良いことですよね。お金儲けよりも本気で世界平和を考えてるわけです。

見てよこれ

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超楽しそう、超幸せそう(笑)子供みたいじゃないですか。いや、実際子供みたいに信じてるんですよ。

世界平和

を。

苫米地さんにとって

ゴール 世界平和 差別と飢餓を無くす

であって、そこから来るコンフォートゾーンが

金持ち

なんですよね。

ゴールが金持ちじゃない

と言う事は、

ゴールが金儲け
Want toが金儲け

の人は苫米地さんの本を著者の視点で読めないので確実に読み落としてる。都合の良いように解釈して読めていない。アファメーションも、コーチングも成果が出ないでしょう。なんて勿体ないのか。

見て下さいよ

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すごく楽しそうですよ!

苫米地さんは

ゴール 世界平和 差別と飢餓を無くす
コンフォートゾーン 金持ち

なんです。だって、Want toということは756倍の生産性でとてつもないエネルギーが出るわけです。苫米地さんのゴールがビジネスの成功、金持ちになることなら既に

ビル・ゲイツくらい超えてないとおかしい(笑)

そう思いませんか?だって、IQ測定不能の天才なんですよ?それが金儲けゴールでWant toでセルフコーチングしてアファメーションをしてるならビル・ゲイツくらい超えてないとおかしいでしょう。

苫米地さんはゴールは金儲け、じゃないんですよ。自分のゴールのためにこれくらいの金はないとおかしいよな、というコンフォートゾーンがあって呼吸するように年間数億から数十億入ってくるんでしょう。それは所詮コンフォートゾーンに過ぎません。

と言う事は、苫米地さんの著書を

年収アップ
出世
ビジネスの成功

をゴールにして読んだら

なーーーんにも読めてない可能性が大

です。これ、かなりヤバいです。

無論苫米地さんは著書の中で年収アップすること、ビジネスで成功することを否定はしてません。しかし、それはあくまで

お金を超えた何かどでかいゴールのために必要なコンフォートゾーンとしてのお金

を稼ぐ事を否定してないのであって、ゴールを金儲けにして良い、というわけではない。むしろ、そういう人ほど

どうすれば金が稼げるか?

ばかりに目が行ってお金が稼げない。そういう人ほど血眼になって本を読み、セミナーに行って。。。そして泥沼です。挙げ句の果てに

苫米地さんの本を読んでも成功しない!
苫米地さんのコーチングなんて間違ってる!

なんて見当違いのことを言い出しかねません。

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とはいえ、著者である苫米地さんの意向を無視して出版社が自己啓発本のような売り方をしてるのも事実です。それはそれで出版社の都合があって、出版社的には売れないと困る!わけです。しかもタイトルや売り方については基本的に著者は介入しませんから出版社の以降が強く出ます。そこで読者とのズレが起きてるならあまりにも勿体ない。

苫米地さんの著書やコーチングを実践するなら

ゴール・目標 お金を超えたどでかいすげー何か
コンフォートゾーン それを達成する為に必要なお金を自由に稼げる

のが普通です。0.1%でも『お金儲けがゴール』になっていたら読めてない可能性が高いでしょう。

苫米地さんがここまで本を書き、セミナーをしてるのは自分のゴールのためです。そういう意味では苫米地さんのゴールと自分のゴールが合致する部分は手助け出来る仲間が増えると嬉しいですよね。

全員が世界平和!と言ってるのはちょっとキモい(笑)そうじゃなくて、

世界平和いいよね!俺はこれがやりたい!でも苫米地君のも手伝うよ!俺もそれくらいの権力とお金あるから!

と言う人が増えるのが健全ですよね。

最近あまりにもコーチングや苫米地さんの本が誤解されてるというか、煩悩だらけで読めてない人が多いので書きました。

金!金!になっていても読めませんし、世界平和!とか言いつつ貧乏なのも駄目(笑)
どでかいゴールに突き進みつつ、金なんて自由に稼いで、ついでに著者を助ける、くらいを目指して今日も読書!ですね。

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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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