2014.03.09 SUN - 読書ブログ
1日50~100冊 月1,500~3,000冊以上を読む読書について
ここでは私が良く読書についてもらう質問
どうやったら沢山読めるの?
読むと何に役立つの?
何を読めばいいの?
について答えています。
どうやったら沢山読めるの????という質問を凄く頂くのでここにまとめて書いておきます。よくフォトリーディングですか?と質問されます。私はフォトリーディングやフォーカスリーディングと言ったビジネス書で宣伝されてるような手法は一切学んでいません。速読セミナーに通ったことはあるのですか?と聞かれたりもしますが、そういう物には一切参加してません。あ、いや、別にそういう物を否定してるんじゃ無いですよ。私は参加してません、と言うだけです。速読セミナーに行くくらいなら私はその時間読書するし、そのセミナー代で私は本を買います(笑)
結論から言うと『慣れ』です。身もふたもないのですが、これは事実です。私は1日4時間ほど読書をします。多い時だと6時間くらいです。ただ、テレビは殆ど見ませんからテレビの代わりに本を読んでいるとイメージしてもらえればわかりやすいです。日本人平均テレビ視聴時間は世代によってバラバラですが、4〜6時間ほどです。テレビを見ずに、その時間ずっと読書をしているのです。そして、それをずーっと続けていたら勝手に早くなった、と言うのが本音です。
そして、これもよくある誤解なのですが『清水さんは特別だから出来たんでしょ??』という誤解です。そんなことはありません。事実、私の会社では朝の読書時間、と言うコーナーを設けていてそこでは読書代会社支給でうちのスタッフ達が自由に読書をしています。1日3時間ほど平均して読書していますが、新卒でも月100冊読めるようになります。私に付き合ってずっと読み続けている創業メンバーの一人の役員大下などは月300冊読みますし、うちの会社の新卒一号である役員の平田も月300冊、多い時は600冊くらい読んでます。彼らは私と出会うまでは月数冊程度しか読んでいませんでした。ふつーの日本人です。他にも、私の知り合いで60代以上の人達にも読書方法を教えてたら月300冊は行かないけど、50〜100冊は普通に読めるようになっています。要するに、誰でも時間をかけたら読めるようになるのです。慣れです。
私はスウェーデンに2週間ほど滞在したことがあるのですが、その時は英語もスウェーデン語もしゃべれませんでしたが、たった2週間でも最後の方はスウェーデン語で簡単な会話が出来るようになりました。それも慣れで、人間やろうと思えば大抵のことは出来るのです。
次によく言われるのが『そんなに読んで役に立つの??』という事です。これは『役に立つ』とは『何の役に立つ』ということを定義しないと答えようが無いのですが、どうやら殆どの人が『仕事に役立つのか?』『金が儲かるのか?』という意味で聞いているみたいです。結論から言うとそれはわかりません。
少なくとも短期的に見たら読書するより仕事した方が絶対にお金は稼げます。1時間読書するために、私なら多いと20冊本を必要としますから、1冊1500円だとすると3万円します。でも、読書をせずに仕事をしたらそれだけ売上が上がります。同じように、時給1000円の人が読書をせずに、バイトを1時間やったら1000円稼げます。これはもう、間違いない。なので、短期的に見たら読書は絶対に儲かりません。仕事の役にも立ちません。金は儲けられません。お金儲けをするために読書をしたらそれは大間違いで、働いた方が絶対にいいです。
じゃあ、何故読書をするのかというと『人生が豊かになるから』です。知識が増えれば増えるほど、色んな側面から世界を見ることが出来るようになります。どうでもいい恐怖も減ります。例えば、多くの人は放射性物質と放射能の違いすらわかりません。でも、知れば対処方法がわかります。他にも、騙されなくなります。メデイアがいかに自分にとって都合がいいことを言うのか、それを知れば自分や自分の家族に適切な情報を選べるようになります。他にも、仕事には一切役に立ちませんが、言語学などを勉強し、ウィトゲンシュタインやチョムスキーの勉強をすると世界が広がります。哲学者の言葉は楽しいです。総合的に人生が豊かにするために読書をしています。
その結果、仕事がうまくいくかもしれません。色んな知識を豊富に持っている人と、全くもってないけど日々の労働の経験値だけ上がっている人、どっちのほうがこの情報化社会で成功するかというと多分前者でしょう。しかし、短期的にすぐ儲かるのかどうか、と言うと知りません。わかりません。逆説的ですが『儲けるために勉強するぞ!』という人はあまり儲かってないように見えます。この高度情報化社会、ドラッカーも言ってるような知識社会では勉強は必須だと思いますし、一番手っ取り早いのが読書です。しかし、お金儲けのためにする読書、仕事に役立つための読書、ばかりではお金は稼ぎにくい。むしろ、お金を稼ぎたい!という欲が良い本に出会う邪魔をしてしまう。
なので、『そんなに読んで役に立つの??』という質問が『そんなに読んで儲かるの??』だったら『短期的には儲かりません。長期的には知りません』です。ただし、私は読む本全て新刊(絶版本以外)で買っていますが、読めば読むほど、本代を余裕で払えるくらいにはなりました。『そんなに読んで役に立つの??』と言う質問が『あなたの人生にとって読書はどういうプラスをもたらすの?』だとしたら答えは『人生が豊かになります』です。
他に言われるのが『何の本を読めばいいの?おすすめの本は?』です。これはもう『おすすめはありません!たくさん読む!!』としか答えられません。1つの本だけ読んで、それだけで全てがうまくいく!そんな本はありません。それだけだと全く指標が無くて不親切だと思うので、私がよく言ってるのは『過去のベストセラーと現在のヒット作を読む』です。過去のベストセラーというのは過去からずっと売れ続けているような本です。一番は聖書、コーランなどの宗教書です。経済関係の本ならアダム・スミス、ケインズなどもいます。これらはずーっと売れ続けている以上、何かしら価値がある本です。それを読む。次に『現在のヒット作』これは現在の人々に受け入れられている作品ですからこれらも本質的な価値はさておき、マーケティング的に成功はしてるわけですから読みます。丸善、ジュンク堂、紀伊國屋などに行くと『週間ヒットランキング』などがありますからここから適当に100冊くらい買います。『何の本を読めばいいの?おすすめの本は?』については岩波文庫から古典を100〜200冊ほど、そして現在のヒット作を100〜200冊ほど買えばいいと思います。そしたら、そこから派生して更に読みたい本がどんどん出てきますから読みたい本を選ぶのには困らなくなります。
それだけ買うと岩波文庫だけで10〜20万します。週間ヒットランキングも100冊買えば10〜20万します。それなりの出費ですよね。それだけワーーっと買ってみて、1〜2ヶ月テレビを一切見ずに読書に費やしてみてください。世界が変わって見えますよ。
私がブックレビューをFacebookに上げるようになったのは『日本人なら誰でもこれくらい読めるぜ』というのをみんなに知らせて『私は本を読めない。時間が無い』というマイナスの思い込みをぶちこわしたいと思ったからです。読書は確実に人生を豊かにします。どんな風に豊かにしたいかはあなたがどんな人生を歩み、どんな本を読むかです。
一人でも多くの人が良い本と出会えることを祈って。一月万冊 清水有高。
読むと何に役立つの?
何を読めばいいの?
について答えています。
どうやったら沢山読めるの????という質問を凄く頂くのでここにまとめて書いておきます。よくフォトリーディングですか?と質問されます。私はフォトリーディングやフォーカスリーディングと言ったビジネス書で宣伝されてるような手法は一切学んでいません。速読セミナーに通ったことはあるのですか?と聞かれたりもしますが、そういう物には一切参加してません。あ、いや、別にそういう物を否定してるんじゃ無いですよ。私は参加してません、と言うだけです。速読セミナーに行くくらいなら私はその時間読書するし、そのセミナー代で私は本を買います(笑)
結論から言うと『慣れ』です。身もふたもないのですが、これは事実です。私は1日4時間ほど読書をします。多い時だと6時間くらいです。ただ、テレビは殆ど見ませんからテレビの代わりに本を読んでいるとイメージしてもらえればわかりやすいです。日本人平均テレビ視聴時間は世代によってバラバラですが、4〜6時間ほどです。テレビを見ずに、その時間ずっと読書をしているのです。そして、それをずーっと続けていたら勝手に早くなった、と言うのが本音です。
そして、これもよくある誤解なのですが『清水さんは特別だから出来たんでしょ??』という誤解です。そんなことはありません。事実、私の会社では朝の読書時間、と言うコーナーを設けていてそこでは読書代会社支給でうちのスタッフ達が自由に読書をしています。1日3時間ほど平均して読書していますが、新卒でも月100冊読めるようになります。私に付き合ってずっと読み続けている創業メンバーの一人の役員大下などは月300冊読みますし、うちの会社の新卒一号である役員の平田も月300冊、多い時は600冊くらい読んでます。彼らは私と出会うまでは月数冊程度しか読んでいませんでした。ふつーの日本人です。他にも、私の知り合いで60代以上の人達にも読書方法を教えてたら月300冊は行かないけど、50〜100冊は普通に読めるようになっています。要するに、誰でも時間をかけたら読めるようになるのです。慣れです。
私はスウェーデンに2週間ほど滞在したことがあるのですが、その時は英語もスウェーデン語もしゃべれませんでしたが、たった2週間でも最後の方はスウェーデン語で簡単な会話が出来るようになりました。それも慣れで、人間やろうと思えば大抵のことは出来るのです。
次によく言われるのが『そんなに読んで役に立つの??』という事です。これは『役に立つ』とは『何の役に立つ』ということを定義しないと答えようが無いのですが、どうやら殆どの人が『仕事に役立つのか?』『金が儲かるのか?』という意味で聞いているみたいです。結論から言うとそれはわかりません。
少なくとも短期的に見たら読書するより仕事した方が絶対にお金は稼げます。1時間読書するために、私なら多いと20冊本を必要としますから、1冊1500円だとすると3万円します。でも、読書をせずに仕事をしたらそれだけ売上が上がります。同じように、時給1000円の人が読書をせずに、バイトを1時間やったら1000円稼げます。これはもう、間違いない。なので、短期的に見たら読書は絶対に儲かりません。仕事の役にも立ちません。金は儲けられません。お金儲けをするために読書をしたらそれは大間違いで、働いた方が絶対にいいです。
じゃあ、何故読書をするのかというと『人生が豊かになるから』です。知識が増えれば増えるほど、色んな側面から世界を見ることが出来るようになります。どうでもいい恐怖も減ります。例えば、多くの人は放射性物質と放射能の違いすらわかりません。でも、知れば対処方法がわかります。他にも、騙されなくなります。メデイアがいかに自分にとって都合がいいことを言うのか、それを知れば自分や自分の家族に適切な情報を選べるようになります。他にも、仕事には一切役に立ちませんが、言語学などを勉強し、ウィトゲンシュタインやチョムスキーの勉強をすると世界が広がります。哲学者の言葉は楽しいです。総合的に人生が豊かにするために読書をしています。
その結果、仕事がうまくいくかもしれません。色んな知識を豊富に持っている人と、全くもってないけど日々の労働の経験値だけ上がっている人、どっちのほうがこの情報化社会で成功するかというと多分前者でしょう。しかし、短期的にすぐ儲かるのかどうか、と言うと知りません。わかりません。逆説的ですが『儲けるために勉強するぞ!』という人はあまり儲かってないように見えます。この高度情報化社会、ドラッカーも言ってるような知識社会では勉強は必須だと思いますし、一番手っ取り早いのが読書です。しかし、お金儲けのためにする読書、仕事に役立つための読書、ばかりではお金は稼ぎにくい。むしろ、お金を稼ぎたい!という欲が良い本に出会う邪魔をしてしまう。
なので、『そんなに読んで役に立つの??』という質問が『そんなに読んで儲かるの??』だったら『短期的には儲かりません。長期的には知りません』です。ただし、私は読む本全て新刊(絶版本以外)で買っていますが、読めば読むほど、本代を余裕で払えるくらいにはなりました。『そんなに読んで役に立つの??』と言う質問が『あなたの人生にとって読書はどういうプラスをもたらすの?』だとしたら答えは『人生が豊かになります』です。
他に言われるのが『何の本を読めばいいの?おすすめの本は?』です。これはもう『おすすめはありません!たくさん読む!!』としか答えられません。1つの本だけ読んで、それだけで全てがうまくいく!そんな本はありません。それだけだと全く指標が無くて不親切だと思うので、私がよく言ってるのは『過去のベストセラーと現在のヒット作を読む』です。過去のベストセラーというのは過去からずっと売れ続けているような本です。一番は聖書、コーランなどの宗教書です。経済関係の本ならアダム・スミス、ケインズなどもいます。これらはずーっと売れ続けている以上、何かしら価値がある本です。それを読む。次に『現在のヒット作』これは現在の人々に受け入れられている作品ですからこれらも本質的な価値はさておき、マーケティング的に成功はしてるわけですから読みます。丸善、ジュンク堂、紀伊國屋などに行くと『週間ヒットランキング』などがありますからここから適当に100冊くらい買います。『何の本を読めばいいの?おすすめの本は?』については岩波文庫から古典を100〜200冊ほど、そして現在のヒット作を100〜200冊ほど買えばいいと思います。そしたら、そこから派生して更に読みたい本がどんどん出てきますから読みたい本を選ぶのには困らなくなります。
それだけ買うと岩波文庫だけで10〜20万します。週間ヒットランキングも100冊買えば10〜20万します。それなりの出費ですよね。それだけワーーっと買ってみて、1〜2ヶ月テレビを一切見ずに読書に費やしてみてください。世界が変わって見えますよ。
私がブックレビューをFacebookに上げるようになったのは『日本人なら誰でもこれくらい読めるぜ』というのをみんなに知らせて『私は本を読めない。時間が無い』というマイナスの思い込みをぶちこわしたいと思ったからです。読書は確実に人生を豊かにします。どんな風に豊かにしたいかはあなたがどんな人生を歩み、どんな本を読むかです。
一人でも多くの人が良い本と出会えることを祈って。一月万冊 清水有高。
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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