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2014.03.08 SAT - 読書ブログ

朝の数冊。朝の珈琲と読書は最高の幸せだ。就活本を読んだ。『就社思考の若者達』という本。

朝の数冊。朝の珈琲と読書は最高の幸せだ。就活本を読んだ。『就社思考の若者達』という本。

一月万冊を運営している清水有高、しか知らない人に教えておくと、実は私は『人材採用のプロ』として10年以上仕事をしている。だからこういう本は結構読む。

いや〜自分の就活が懐かしい。自分の会社もリクナビやエンジャパンを利用して新卒採用をしているけど、おかげさまで年間1万人ほどのエントリーがある。でも、来年以降、もう新卒採用はやめようかな〜と思ってる。あまりにもうちの会社にマッチした人材が来ないので別の方法を考えようと思う。新卒採用にそれこそ年間300〜500万近くかけてきたけど、これは方向転換した方が良さそうだ。

私が就活をしたのは2,000〜2,001年にかけて。就職氷河期と言われていたけど、私は10個くらい内定持ってたし、面接も合格しすぎたので『次の面接に進んでください』と言われても結構断っていた。ただ、私は殆どリクナビなどの就職サイトを使わなかった。自分でGoogleやYahoo!で入りたい会社を検索し、そこで検索して出てきた社長に履歴書を送っていた。そして下記のような一文を添えていた。

『就職したい!新卒採用して無くてもいいからめちゃくちゃ働きたい!給料は面接してから決めてくれたらいい。私はとにかく厳しい環境でめちゃくちゃ働きたいのだ!!』

こうやって20社くらいに履歴書送ったら、10社以上が面接をしてくれた。そして、当時、学生の頃で我ながら驚いたけど殆ど全部から合格をもらった。

私が就活をしていた頃は『面接の達人 中谷彰宏』と言う本がブームだった。その本の著者である中谷さんは『この本は10回以上読んで欲しい』と言っていたので、じゃあ読むか!と思って10回以上読んだ。あの頃はまだ読むのが遅かったので合計20時間くらいかかったと思う。

他にも、就活中の私は現時点で『大学生』だが、話す相手は『社会人』『ビジネスマン』『社長』なのだから、彼らが読むような本、雑誌、新聞を読もうと思っていた。なぜなら、大学生が読むようなものを読んでいるより、その方が目立つと思ったからだ。もともと凝り性で、大学時代新聞部の部長を務めていたということもあり、日本経済新聞、日経流通新聞、日経産業新聞、日経金融新聞、朝日新聞、読売新聞を購読していた。新聞代だけで3万以上かかっていた。雑誌も東洋経済とダイヤモンドという経済誌を毎週読み、面接先の業界新聞なども取り寄せて自分なりに考えた質問をしていた。

そこまで調べ上げた学生が、社長に直接履歴書を送りつけ『とにかく働きたい。めっちゃ働きたい。給料は言い値で構わない』と言うのだから、今思えば合格するに決まっている。だって、私だったらそんな学生来たら絶対に内定出す(笑)

『就社思考の若者達』にも色々とデータは書かれていたけど、毎年卒業する60〜80万人ほどの学生達の中に自分の会社にマッチするような人材はどれくらいいるんだろう??そして、そういう人達はどこにいるんだろうか?そんなことを思った朝の読書だった。さあ、まだ朝6時13分。次の本を読もう。

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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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