2014.03.08 SAT - 読書ブログ
最高に贅沢なクラシック (講談社現代新書) [新書]許 光俊 (著)を読んだ。一言で言うと貧乏に人には芸術、文化を理解することは出来ない。
これを読んで思いだしたけど、かつて、安い定食しか食ったことが無い人に自分の料理を評価して欲しくない、と言って炎上した料理人がいたけどそれは本音だろう。
それと似たような話で使ってもいないのにLOUIS VUITTONやHERMESなどのブランドモノを批判する人がものすごく多い。私はそれこそ、子供の頃は母親が全部服を選んでいた。しかも、近所の平和堂というスーパーで選んでもらっていたので当然ダサい。かなりダサい。あり得ないくらいのダサダサだ。その頃は高い服なんて意味が無いと思っていた。でも、現状を超えるためにも、着てもいないのに批判するのは良くないな、と思い、頑張って大学時代からは高い物を買うようにしてみた。そうすると、高いモノと安いモノ、それぞれの違い、それぞれの良さが分かるようになった。機能的な意味では10万円のシャツと1000円のシャツに大差は無い。そこの差は何なのか?それを知ってみた上で自由にどちらも選べること、それが本当に自由なのだろう。
着てもいないのに高級ブランドを批判する貧乏人は、着てもいないのにユニクロを批判する金持ちと同じくらい馬鹿で不自由だ。金持ちも楽しめるし、貧乏も楽しめる。そういう自由な人になるためにも知識を増やしていきたいね。
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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