2014.03.08 SAT - 読書ブログ
『私は年収1億円よりも年間読書代1億円のほうが嬉しい〜自分を富ませるための読書〜』
今日はちょっとだけ東京は温かい。
市ヶ谷の書斎で今日も読書をしながら
私は年収1億円よりも年間読書代1億円のほうが嬉しい。
私は貯金1億円よりも蔵書に1億円使える方が嬉しい。
私はアイドルと握手するより著者と話す方が嬉しい。
そんなことをふと思った。
この前、一月万冊の読者から質問があったので自分の読書代を計算したら、月間100〜200万使ってることがわかった。一度の買い物での最高額は新宿紀伊國屋書店で87万円使ったことだった。この時は購入した本の数が段ボール箱20〜30箱分になったのを記憶している。
昨日、国富論のアダムスミスが『貴金属、宝石、貨幣をため込むことを、富むこと、豊かになる事と同義にするな』と言っていた。たしかに、私がアダムスミスが批判した重商主義者ならば、本など買わず、せっせと貯金するか、ダイヤモンド、金でも買っておいた方が正解だ、と言うことになる。
豊かになる事、富むこと=金銭が沢山ある事
ではないのだけど、どうしても人は金銭を求める。でも、残念ながらこの感覚では人が望む金持ちにはなれない。なぜなら、年収400万円の人が年収4,000万円になろうと思ったら、今の自分よりも『何か』で10倍凄くなる必要がある。1,000万円の年間営業利益を出している会社の社長が、1億円の営業利益を欲しくなった時、やっぱり10倍の価値を出す必要がある。
これがとてつもなくめんどくさいのだ(笑)
例えば受験勉強の時を思い出して欲しい。私は滋賀県立大学という所に合格した。でも、本音を言えば京都大学に行きたかった。だって、その方が関西では威張れる(笑)それでも私は滋賀県立大学に行った。なぜならば、自分の偏差値をそれ以上上げるための勉強をするのがめんどくさかったからだ。当時の私は国語だけ得意で、現代文の偏差値だけが全国50位以内にはいるけど、他は平均くらいだった。ということは、京都大学に行くためには他の教科も勉強する必要がある。
私は受験勉強中も新聞配達をして月5万ほど小遣いを稼ぎ、それで大好きなアニメゲームマンガ代にあてたり、小説を月数十冊買って読んでいたりした。京都大学に受かるためにはそれらも犠牲にする必要がある。
これはめんどくさい。もういいや。
私はそう思った。浪人するエネルギーは産まれなかったし、大好きな趣味を犠牲のするのもバカらしいと思った。私にとって、偏差値を上げる、と言うのは他の何かを犠牲にしてまで時間を投入するほど魅力的な物では無かった。
それと同じように、フツーに考えたら
年収を10倍にする
年間営業利益を10倍にする
ことって、とてつもなくエネルギーが必要になる。フツーにやってて10倍になるならいいけど、フツーにやってたら今のままだから10倍じゃ無いのだ(笑)
じゃあ、10倍にするぞ!!
というエネルギーはどこから来るのだろう??それは
10倍の年収になったらどうしてもこれがやりたい!
10倍の年収になったらどうしてもこれがほしい!
10倍の営業利益を出してこういう会社にしたい!
というリアリティを持った欲望だと思う。これが、10倍の年収、10倍の営業利益、だけではリアリティが少なくてやるぞ!という気合いが産まれない。
要するに人間は金だけを目標にしては気合いが入らないのだ。
にもかかわらず、殆どの人が10倍どころか、1〜2割増しになったらいいな・・・程度でストップしてる。しかも、その1〜2割増しになったお金を何に使うのか?と言うと実はそんなに明確じゃ無かったりする。
だって、お金はあった方がいいから
なんとなく、、、不安だから
と言う程度。でもね、それでは人間はエネルギーが出ないものなんだよ。アダムスミスは国を豊かにするために、国民を豊かにするためにはどうすればいいだろうか?と言うことを考えた経済学の元祖だ。そのアダムスミスが『貴金属、宝石、貨幣をため込むことを、富むこと、豊かになる事と同義にするな』と言っている。アダムスミスは金銭だけを追いかけても富めない、豊かになれないとわかっていたのだろう。
漠然とお金を求めるのでは無く、心の底から自分にとって欲しい物は何だろうか?私にはそれが沢山ある。読書もその一つだ。月間100〜200万も読書代に使っていたら、さぞかし欲しい本は全て買えるだろう、と思うかもしれない。甘い(笑)全然足りない!!のだ。あれもこれも、それもどれも、欲しい本が増える。増える増える増える!どんどん増える。今の2〜3倍以上合っても使い切る自信があるし、読み切る自信がある。だからもっと稼ぎたい!というエネルギーがドンドンわいてくる。
その代わり、私は一切お酒を飲まない。酔っ払っていたら読書できないし、睡眠の質も下がるし、何より、酒代を使うくらいなら本代にあてたいからだ。タバコも吸わない。キャバクラにも行かない。それよりも本が欲しい。
私はそれくらい本が欲しい。これが私の人生の原動力、エネルギーになっている。みんなも、自分自身を成長させたい!稼ぎたい!年収を上げたい!と思ったら、漠然とほしがるのでは無く、欲しくて欲しくてたまらない物が何かを考えたら良いと思う。
でも、その『欲しくて欲しくてたまらない物』はマスメディアを見ているだけでは絶対にわからない。だってマスメディアは広告だから。CM以外も殆ど広告。マスメディアの広告は『その人が欲しくなくても、嘘でもいいから欲しい!と思わせるにはどうしたらいいか?』ということを研究しまくって作れている。そんなものばかり見て『自分が本当に欲しくて欲しくてたまらない物』なんて見つかるわけが無い。
LOUIS VUITTONのバッグが欲しい?
Hermesのバーキンが欲しい?
ヨーロッパに旅行に行きたい?
そう思っているなら行けばいい。買えばいい。でも、お金が・・・時間が・・・と言い訳が出てくるなら、間違いなく『欲しくて欲しくてたまらない物』では無いのだ。
じゃあ、どうすれば欲しくて欲しくてたまらない物をみつければいいのか?というとこれはやっぱり、マスメディア以外から情報を収集するしか無い。その一番のオススメが読書だ。書籍は有料で、読むのにも手間がかかる。テレビは無料だし、読まなくても勝手に向こうが音と絵を流してくれる。なんて楽なんだ(笑)
圧倒的な読書を続けていると、間違いなく嗜好も思考も変わる。その時『欲しくて欲しくてたまらない物』が見つかったら、自然とそれを手にする自分に変わっていこうとするだろう。それこそが私は成長だと思うし、その成長した自分似は必ず高い価格が月、年収も上がる。年収を上げることを目的にするより、私はそっちの方がよっぽど健全だし、豊かになると思う。そんなわけで下手な自己啓発本を読むよりも、国富論を読むのがオススメ^^
私は貯金1億円よりも蔵書に1億円使える方が嬉しい。
私はアイドルと握手するより著者と話す方が嬉しい。
そんなことをふと思った。
この前、一月万冊の読者から質問があったので自分の読書代を計算したら、月間100〜200万使ってることがわかった。一度の買い物での最高額は新宿紀伊國屋書店で87万円使ったことだった。この時は購入した本の数が段ボール箱20〜30箱分になったのを記憶している。
昨日、国富論のアダムスミスが『貴金属、宝石、貨幣をため込むことを、富むこと、豊かになる事と同義にするな』と言っていた。たしかに、私がアダムスミスが批判した重商主義者ならば、本など買わず、せっせと貯金するか、ダイヤモンド、金でも買っておいた方が正解だ、と言うことになる。
豊かになる事、富むこと=金銭が沢山ある事
ではないのだけど、どうしても人は金銭を求める。でも、残念ながらこの感覚では人が望む金持ちにはなれない。なぜなら、年収400万円の人が年収4,000万円になろうと思ったら、今の自分よりも『何か』で10倍凄くなる必要がある。1,000万円の年間営業利益を出している会社の社長が、1億円の営業利益を欲しくなった時、やっぱり10倍の価値を出す必要がある。
これがとてつもなくめんどくさいのだ(笑)
例えば受験勉強の時を思い出して欲しい。私は滋賀県立大学という所に合格した。でも、本音を言えば京都大学に行きたかった。だって、その方が関西では威張れる(笑)それでも私は滋賀県立大学に行った。なぜならば、自分の偏差値をそれ以上上げるための勉強をするのがめんどくさかったからだ。当時の私は国語だけ得意で、現代文の偏差値だけが全国50位以内にはいるけど、他は平均くらいだった。ということは、京都大学に行くためには他の教科も勉強する必要がある。
私は受験勉強中も新聞配達をして月5万ほど小遣いを稼ぎ、それで大好きなアニメゲームマンガ代にあてたり、小説を月数十冊買って読んでいたりした。京都大学に受かるためにはそれらも犠牲にする必要がある。
これはめんどくさい。もういいや。
私はそう思った。浪人するエネルギーは産まれなかったし、大好きな趣味を犠牲のするのもバカらしいと思った。私にとって、偏差値を上げる、と言うのは他の何かを犠牲にしてまで時間を投入するほど魅力的な物では無かった。
それと同じように、フツーに考えたら
年収を10倍にする
年間営業利益を10倍にする
ことって、とてつもなくエネルギーが必要になる。フツーにやってて10倍になるならいいけど、フツーにやってたら今のままだから10倍じゃ無いのだ(笑)
じゃあ、10倍にするぞ!!
というエネルギーはどこから来るのだろう??それは
10倍の年収になったらどうしてもこれがやりたい!
10倍の年収になったらどうしてもこれがほしい!
10倍の営業利益を出してこういう会社にしたい!
というリアリティを持った欲望だと思う。これが、10倍の年収、10倍の営業利益、だけではリアリティが少なくてやるぞ!という気合いが産まれない。
要するに人間は金だけを目標にしては気合いが入らないのだ。
にもかかわらず、殆どの人が10倍どころか、1〜2割増しになったらいいな・・・程度でストップしてる。しかも、その1〜2割増しになったお金を何に使うのか?と言うと実はそんなに明確じゃ無かったりする。
だって、お金はあった方がいいから
なんとなく、、、不安だから
と言う程度。でもね、それでは人間はエネルギーが出ないものなんだよ。アダムスミスは国を豊かにするために、国民を豊かにするためにはどうすればいいだろうか?と言うことを考えた経済学の元祖だ。そのアダムスミスが『貴金属、宝石、貨幣をため込むことを、富むこと、豊かになる事と同義にするな』と言っている。アダムスミスは金銭だけを追いかけても富めない、豊かになれないとわかっていたのだろう。
漠然とお金を求めるのでは無く、心の底から自分にとって欲しい物は何だろうか?私にはそれが沢山ある。読書もその一つだ。月間100〜200万も読書代に使っていたら、さぞかし欲しい本は全て買えるだろう、と思うかもしれない。甘い(笑)全然足りない!!のだ。あれもこれも、それもどれも、欲しい本が増える。増える増える増える!どんどん増える。今の2〜3倍以上合っても使い切る自信があるし、読み切る自信がある。だからもっと稼ぎたい!というエネルギーがドンドンわいてくる。
その代わり、私は一切お酒を飲まない。酔っ払っていたら読書できないし、睡眠の質も下がるし、何より、酒代を使うくらいなら本代にあてたいからだ。タバコも吸わない。キャバクラにも行かない。それよりも本が欲しい。
私はそれくらい本が欲しい。これが私の人生の原動力、エネルギーになっている。みんなも、自分自身を成長させたい!稼ぎたい!年収を上げたい!と思ったら、漠然とほしがるのでは無く、欲しくて欲しくてたまらない物が何かを考えたら良いと思う。
でも、その『欲しくて欲しくてたまらない物』はマスメディアを見ているだけでは絶対にわからない。だってマスメディアは広告だから。CM以外も殆ど広告。マスメディアの広告は『その人が欲しくなくても、嘘でもいいから欲しい!と思わせるにはどうしたらいいか?』ということを研究しまくって作れている。そんなものばかり見て『自分が本当に欲しくて欲しくてたまらない物』なんて見つかるわけが無い。
LOUIS VUITTONのバッグが欲しい?
Hermesのバーキンが欲しい?
ヨーロッパに旅行に行きたい?
そう思っているなら行けばいい。買えばいい。でも、お金が・・・時間が・・・と言い訳が出てくるなら、間違いなく『欲しくて欲しくてたまらない物』では無いのだ。
じゃあ、どうすれば欲しくて欲しくてたまらない物をみつければいいのか?というとこれはやっぱり、マスメディア以外から情報を収集するしか無い。その一番のオススメが読書だ。書籍は有料で、読むのにも手間がかかる。テレビは無料だし、読まなくても勝手に向こうが音と絵を流してくれる。なんて楽なんだ(笑)
圧倒的な読書を続けていると、間違いなく嗜好も思考も変わる。その時『欲しくて欲しくてたまらない物』が見つかったら、自然とそれを手にする自分に変わっていこうとするだろう。それこそが私は成長だと思うし、その成長した自分似は必ず高い価格が月、年収も上がる。年収を上げることを目的にするより、私はそっちの方がよっぽど健全だし、豊かになると思う。そんなわけで下手な自己啓発本を読むよりも、国富論を読むのがオススメ^^
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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