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2014.03.08 SAT - 読書ブログ

時間は未来から流れる。

時間は未来から流れる。苫米地さんの本を読んでいて私はしっくりくるのだけど、殆どの人がこれにしっくりこないらしい。しかし、どう考えても時間は未来から流れるし、過去の出来事の認識、意味づけも未来からじゃないと出来ない。

例えば私は中学校の頃不登校児だった。不登校児でアニメゲームマンガ、あと小説を読み、サイクリングをするという生活を送っていた。勉強は好きな時に好きなだけしていた。私の家庭は母子家庭だったので、母子家庭で不登校児なんて言うと、典型的な不幸な家だった。実際私は可哀想な子扱いされていた。勉強は好きだったけど、内申点が最悪だったので高校受験はまともに出来ず、偏差値36個の高校に行った。そこでもアニメゲームマンガ三昧で、通信制の高校だったので殆ど通学せず、好きな時に勉強していた。周りから見れば『あの子はこのまま高卒か高校中退だろう』と思われていた。

それが勉強好きだったモノだから、地元の国公立大学に受かった途端、周囲の目が変わった。すごい!となった。私にとってはどうでも良かったけど、周囲の評価が変わった。と言うことは、その時、過去、不登校児&偏差値36の高校にいたという評価が、国公立大学に入学した、という事であっという間に変わったわけだ。つまり、現在や過去の『辛い評価』なんていくらでもあとから変わる可能性がある。逆に『東京電力という凄くいい会社に入社できた』という過去を持っていた人は、福島原発のせいで評価は一変されただろう。このように、常に過去の評価は未来からじゃないと出来ない。全てを決めているのは未来だ。

未来によって全てが変わっていくのであれば、時間も、意味も、何もかもが未来からやってくる。過去ああだったから未来もこうに違いないなんて事は0%。何の影響もない。全て未来によって意味が付けられていく。それなのに過去を向いてしまうと、とんでもなく自分を束縛することになり、非常に勿体ない。

つまり、今、たった1500冊しか読めていなくても、未来は100万冊読めるようになるかもしれない。過去によって定義される未来など一つも無い。これに気がつくと本当に自由になる。私は自由になるために読書をしているけど、時間は未来から流れる。これは大前提の知識として是非持っていて欲しい。

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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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