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2014.03.08 SAT - 読書ブログ

『これからの景気について〜毎月数千冊読んで見えてくる景気動向〜』

『これからの景気について〜毎月数千冊読んで見えてくる景気動向〜』

親しい人、近しい人には自民党が参院選で過半数をとった時点で日本の景気は後退することが決定的になる。ただし、一度世間的には好景気ムードに沸いてから不況にたたき落とされるだろう、という話をしています。

これからの景気で大ざっぱにまとめると
1.義理人情で商売をしている人は全て食いつぶされる。契約重視の欧米型ビジネスに対応できないところは、言わなくてもこれくらいはわかってくれる、常識だ・・・という思い込みにつけ込まれてぼろぼろに食い荒らされる。

2.TPPが導入され、本格的に日本の中産階級(年収500~1,000万程度の人達)が崩壊する。富裕層と貧困層に分かれる。そうなった時、そこそこの値段でそこそこのサービス、と言うビジネスは全て苦境に立たされる。貧乏人向けの徹底的に安いモノを売るビジネスか、超高価格のビジネスが生き残っていく。例 ユニクロやしまむらは伸びていくが中途半端なブランドは崩壊する。LOUIS VUITTONやエルメスは生き残る。

この2つは確実にやってくる。要するに、ビジネスをやるなら義理人情とか言わず、しっかり契約書を結び、契約通りの仕事をする。そして、その契約通りの仕事は『圧倒的に安い商品』か『圧倒的に高い商品』じゃないと伸びづらい、という状況になります。

こういう状況の中、そこそこの能力、そこそこのキャリア、なんてものはドンドン陳腐化して安くこき使われていくでしょう。昔、年収300万円が底辺、みたいなことが書かれていましたが、このまま行けば年収300万円はみんなが憧れる収入となり、年収100万以下も当たり前、と言う世界に間違いなくなります。そんな中、そこそこの能力なんてモノでは生きて行くことが出来ない。圧倒的に凄くなる必要がある。圧倒的に凄くなるために一番いいのは、やりたいことを極めること。どうせ、やりたくもないことを我慢していても年収100万程度にしかならないならやりたいことをやったもの勝ち。

やりたいことをとにかく圧倒的にやりまくっている人がこれからのビジネスで価値を出せる人になる。これから景気は確実に悪くなる。今まで体験したことがないくらい悪くなる。社会保障制度は悪くなるし、税金も高くなる。そうやって競争力が削がれているところで建前上は『自由に競争しよう』というTPPがやってきて、どんどん外資に剥奪されていく。

今、日本には外資系ホテルがドンドン建っている。日本の観光資源を目当てにいい土地を買い押さえられてる。更に、この前新聞には東京電力と外資系電力会社が提携して大規模電気ビジネスを始めると書かれていた。何年も前から仕組まれていたこの流れはしばらくは止まらないだろう。数十年単位で観れば充分変わる可能性もあるけど、数年はこれが続きそう。

世の中最悪の不況が来る。こんなことを近しい人には2年ほど前から言い続けてる(笑)誰も信じてなかったけど、東京電力の対応、解雇特区、マスメディアの対応などがどんどん私の言ったとおりになるからようやく近しい人も信じるようになってきた。だから、今度はFacebookに書く。

毎月数千冊読んでると、視点がドンドン上がっていく。一人でものすごく高い山の上から世界を見渡す感じになる。そうすると、

『見えてしまうのだ』

遙か地平線の彼方から不況という名の大津波がやってくることが見えてしまう。しかも、その大津波を誰がどういう意図で起こしてるかも何となくわかってしまう。だからこそ、いち早く対応する。気分はノアの箱舟のノアだ。でも、あの人、狂ってる人扱いされた。この投稿もオオカミ少年のようにみられることが大半でしょう。だからそれでいい。私の予測は当たるから、数年後にこの投稿を証拠にして自慢しよう。そしてこう言うのだ。

『ほら、私の言った通りじゃん!今からでも遅くないから読書しようぜ!』

と。

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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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