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2014.06.25 WED - 読書ブログ

若者が1日約20人近く自殺する国。それが現代日本。希望を見つけるために読書^^

若者が1日約20人近く自殺する国。それが現代日本。『弱者はもう救われないのか』『無業社会』『若者は本当にお金が無いのか』を読んだ。いずれも若者に焦点を当てた本だ。現代は20代30代の自殺率が右肩上がりの社会。若い世代が中年老人よりも自殺率が高いという異常な社会が現代日本。でも何故か若者達自身に『異常な社会を生きている』という自覚は無く、仕事が見つからないとか、勉強が出来ないとか、心身が苦しい、未来に希望が持てない苦しさが『それはお前等の頑張りが足らないせいだ』『根性が無いからだ』という一言で切って捨てられる。そして追い詰められて20〜30代は今日も自殺する。

下記は厚生労働省の統計より

我が国における若い世代の自殺は深刻な状況にあり、15~39歳の各年代の死因の第1位は自殺となっている。こうした状況は国際的に見ても深刻であり、15~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは先進7カ国では日本のみで、その死亡率も他の国に比べて高いものとなっている。

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とのこと。平成22年には約7,000人の20〜30代が自殺した。1日20人の若者が自殺する国。それが日本。ヤバいよね。でも、恐ろしいのはマスメディアやネットだけ見ているとそのヤバさが実感できない。ヤバい状況にいるという自覚があればまだ対策も立てられるだろうに、自覚無く毒に囲まれてるような状況だ。気がつくとしんどい。気がつくとヤバい。気がつくと死にたくなってる。そういう要因を引き起こしやすいのが現代日本の20〜30代。正直こんな状況はおかしいと思う。おかしい事におかしいと気づくためには、自らが情報を収集し、本を読み、得た知識によって考える脳みそを磨くしか無い。受け身の情報収集では追い詰められるばかり。こんな状況でも読書は希望だと思う。というわけで今日も読もう。

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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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