2018.10.07 SUN - 読書ブログ
自分を大切にし、自分を大切にしてくれる人を大切にしよう。39.5度の熱を出して思った事。生きる技法安冨歩東大教授感想。
それだけに終わらず、その日の夜、東京に戻ってから謎の足の激痛。腫れもしないのに足が猛烈に痛い。歩くことも杖ついてじゃないと動けないくらいの激痛が数日続いた。炎症起こしてるわけでもないし、捻挫でもない。痛みが不明。。。と思ったら突然痛みが消えた。
かと思ったら突然、今度は39.5度の高熱!夕方あたりから「アレッ?しんどい」と思ったらガンガン熱が上がって夜には39.5度!慌てて冷えピタ貼って、オレンジジュースや水を飲みまくり、布団の中で安静にしていた。靴下はいてホッカイロを貼って、お腹にもカイロを貼り、布団と毛布を被ってるのに寒い!とにかく寒い!
しかし、熱は出るのに一切頭痛もしない。喉も痛くない。節々も痛くない。明らかに風邪ではない?何なんだろう?とりあえず40度超えたら病院行こうと思ってこまめに熱を測っていたけど、この熱が出てる夜、猛烈に怒りが湧いてきた。
何故か高熱を出しながら超絶腹が立ってきた。捨てられた親への怒りとか、なんかまあ、とにかく色々猛烈に腹が立ってきた。こんなに腹が立ったのは初めてではないだろうか。布団の中で高熱を出しながら「ふざけんなー!!!!!」と何度も叫んだ。怒りながら涙も出て来た。ぐおおおおおおおおお!!と高熱を出しながら怒り狂って泣いてるというのは客観的に見てなかなかに恐ろしい現場だ。
で、一通りムカついたら熱を出したまま寝たみたいで朝までぐっすり。起きたら熱は36.1度まで下がっていた。1ヶ月くらい前にレントゲン撮ったり血液検査したりした時は健康と言われたけど、にもかかわらずこの謎の足の激痛や高熱は何だったのか。
1ヶ月くらい前に健康診断受けた時は健康と言われていたにもかかわらずこれ。人体とは本当に不思議だ。どう考えても0〜3歳の時に受けた傷、苦しみなどを今まで無視して溜め込んでいた何かが爆発したんだろう。
最近ずっと治療してもらってるスーパー整体師さん曰く
治療してたらそういう反応が出ることはよくある。熱が40度超える人もいる
とのこと。ヒエー!ビックリ。今まで無理していて溜め込んでいた痛み、辛さが開放されて良くなる時には熱が出たりするそうだ。
スーパー整体師さん曰く
清水さんは普通の100倍、1,000倍くらい辛さや痛みに耐えて成功出来るパワーがあるから、溜め込むストレスも半端ない。普通の人ならぶっ倒れるところで耐え抜いて何とか出来てしまう。それは凄いけど諸刃の剣でもある。
と言われて、色々納得した。多分子どもの頃から無理してたんだろうな。3歳の時に父親が出ていった時に親戚一同が集まって
「有高がこれから一家の主としてお父さん代わりに頑張りなさい」
と私に言った。今思えば3歳の子供に何を言ってるんだとブチ切れたいのだけど、私はそれを一身に受けて頑張ってたんだろうな。普通の子供ならそこで耐えきれずに泣きわめいたり怒ったりするところを我慢して我慢して耐え抜いてきたんだろうな。
新卒で入った会社、半年目でそこの社長から『連帯保証人になって欲しい』と言われてOKした時も辛かったな。辛かったけど乗り切ったな。ダースで印鑑証明用意して実印も社長に渡してお金困ったらそれを使って連帯保証人いくらでもなる、と言って一体どれだけお金借りたことか。あれも考えてみたら
普通の人なら逃げるところ逃げずに立ち向かって何とかしてしまう
の延長線上にある行動なんだろうな。実際私が入ってから社長と私だけの2名。年間売上600万、赤字2,000万の会社は4年でスタッフ30人くらい、利益数千万の会社に化けた。
今回もお金持って逃げられたり(ようやく警察が動いてくれそうだ)、お金払ったコーチに裏切られたり、とんでもない事があるけど耐えられてしまってこんな風に文章書いたり仕事したりライブしたりできるのも間違いなくその私の特性があるんだろう。
ただ、
普通の人なら逃げるところ逃げずに立ち向かって何とかしてしまう
のは素晴らしいと思うのだけど、私これ、自分のために使ってない時の方が多い。他人のために踏ん張り、頑張って、結局その人からは何も返してもらえないと言うことが多い。
3歳の子供の頃から父親代わりになって家を支えて私に何か見返りがあったか?何も無い。父親が安心して浮気相手と新生活を過ごせたくらいだろう。あの時私がお父さんが帰ってきてくれないなら自殺すると何度も自殺未遂をしている方がよっぽどよかったわ。
連帯保証人にまでなった会社は私が辞めたらあっという間に潰れてしまった。その上、そこの社長とは未だに連絡が取れない。まあ、何千万とあった連帯保証人分は借金全部何とかなってるからいいんだけど・・・これも連帯保証人にまでなった恩人への扱いとしてはどうかと思う。しかも連帯保証人分の返済できたのって俺の売上のおかげやんけ!
お金持って逃げた10年以上の仲間も生活の面倒見て、お金が足らない時はお金を貸して、恋愛の相談にまで乗って、風俗行きたい時は金貸して(笑)・・・色々やって、最後が金持って逃げた!(笑)もはや笑うしかない。怒りを通り越して笑えてくる。
他人のために頑張る!というのは美徳ではあるけど、やってる人が搾取されてるなら意味が無いでしょう。私の様な金額がでかい話はそこまでないかもしれないけど
他人のために頑張った挙げ句、馬鹿を見た
という人は結構多いんじゃないだろうか?もう少しそういう人は自分を愛してください。自分を大切にしてください。他人のために尽くすことはとても素晴らしい事だけども、その尽くす相手に自分を入れてください。そうじゃないと自分が倒れてしまいます。
自分が苦しくても辛くても我慢して何とかしろ
と言うのは0歳の頃に埋め込まれた私の特性なのだろう。しかも、辛くても苦しくても耐えられる度合いが人の100倍、1,000倍ある。この特性は自分のため、自分を大切にしてくれる人のために使うべきだ。その方がもっといい。私を大切にしない人のために我慢するとかアホらしすぎる。私を大切にしてくれる人のために私はこの特性を活かすべきだろう。
ここに最近一緒にライブもやっていて、11月25日に東京大学で一緒に講演する安冨歩東大教授の生きる技法という本の一節を紹介しておきたい。
命題4-5自分を大切にし、そこからあふれる愛情に引き寄せられるのが、本当の友だちであると言う部分です。私が0歳から3歳の頃に埋め込まれたものが
ということができます。それゆえ、
命題4-6自分を嫌っている限り、本当の友だちはできない
のです。このような状態では、たとえある知り合いのことを、
命題4-7友だちだと思っていても、それは相互に利益を与え合っているだけ
だといえましょう。そういう「友だち」は、こちらが利益を与えられなくなったら、去っていくに違いありません。そういう連中は、まったく頼りにならないのです。
相互に利益を与え合う、ということは、よいことだとされています。しかし、それは間違いです。愛情で結ばれている人々は、結果として相互に利益を与え合うことになります。とはいえそれはあくまでも、互いに喜んで援助を与え合うことの結果に過ぎません。利益を与え合うことで維持されている関係は、友だちではないのです。
自分よりも他人を大切にしなさい
自分が辛くても母親や小さな弟を支えなさい
という事ならば、自分が辛くても苦しくても自分を大切にしてはいけません。自分を大切にせずにいると正に安冨さんが書いているような人間関係を構築することになります。恐ろしい事だ〜。
自分を大切にしよっ。そして自分を大切にしてくれる人を大切にしよっ。みんなも自分を大切にして、そして自分を大切にしてくれる人を大切しよう。写真は私が大好きなカメラのレンズ売ってるカメラ屋さんで撮影した写真です。
特性について詳しく書いた記事は下記をどうぞ。
本当にやりたい事は、自分への呪いと祝福を正直に受け止めて見えてくる。
本当にやりたい事は、自分への呪いと祝福を正直に受け止めて見えてくる。
追記
人のために自分が辛くても死ぬほど苦しくても自分を無視して他人のために尽くせる。これは美徳ではない(笑)特攻隊かよ!
私は今回色々あって戦争を思い出した。戦争の頃、子供が死んでも親たちはお国のために死んだ!バンザーイと喜ばなければならなかった。そんなものはなんの美徳でもない。
辛くても悲しくても笑って喜べ!というメッセージに満ちた社会はどれだけ人を傷つけたのだろう?その後に
家族を蔑ろにしてでも仕事に打ち込む事が素晴らしいと賛美され、その夫を支える良妻賢母が素晴らしいと賛美された。夫も妻も絶対苦しんでるけどそれを許されない。そんな両親をみて子供も苦しかっただろう。
日本は戦争で特攻隊やった後に、経済戦争で特攻隊やった。そこでも人々の心は傷ついただろう。
んで、いじめられても学校行けとか、虐待されてても親のそばにいろという国の制度、過労死するまで働けというこの社会。どーなってんだよホント(笑)100年、200年単位で傷が連鎖して拡大してる。
とは言え、これに対して、そーだそーだ!政治家が悪い!社会が悪い!企業が搾取してる!と言っても1ミリも自分自身は幸せになれない。状況を見つめ、自分でできる範囲を固めていくだやな。
清水有高プロフィール
清水有高プロフィール
会ったことがない人の場合、スパム防止のためにFacebookの友達申請は記事にイイネ!&友達申請してくれた人に私が承認するようにしています〜^^
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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