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2014.06.11 WED - 動画ブログ

熟読し考え抜くための読書法 不完全な人間が完全なものに逃げる理由

人間はとにかくわかりやすいものに逃げたがります。それは物理的なものだけではなく、読書や思想でもそうです。『○○原理主義』とか『これさえ学べばOK』というものに逃げたがる。速読なら『この速読法さえあれば完璧』みたいな?笑

この宗教さえ信じていれば救われる
東京大学に入れば人生安泰
大企業に就職すれば人生安泰
独立起業すればいい
今の場所にはないところに行けば幸せになれる

なんでもいいのだけど、人はとにかく『わかりやすい答えを求めたがる』ものです。人間というのは不完全な存在だから、完全な何かを求める。でも、ゲーテルの不完全性定理以降、完全なモノというのは無い、ということが証明されてしまった。それでも人は求めてしまう。それは人の弱さです。

完全なモノなんて無い。完全な思想なんて無い。完全な宗教なんて無い。完全な哲学なんて存在しない。だからこそ人は色んな本を読み、思考を重ね、反対意見を聞き、自分の意見におごる事無く考え続けるほうがいい。その方が絶対に楽しいし成長できる。

今回はそんな『わかりやすい物に逃げたがる人間』という性質を認めた上でどういう風に読書していけば良いか、と言うことを田坂広志さん、稲船敬二さん、聖書をとりあげて紹介しています。

紹介図書
田坂広志著 知性を磨く
稲船敬二著 矛盾があるからヒットが生まれる
聖書

知性を磨く 田坂広志 感想 割り切る事は魂の弱さ
矛盾を超えた読書 ロックマンに学ぶ読書 稲船敬二著 矛盾があるからヒットが生まれる
考え続ける読書 割り切る事は魂の弱さ 隣人愛に学ぶ読書
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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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