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2018.04.19 THU - 読書ブログ

人生リアル信長の野望 憲法改正国民投票という歴史の大舞台に主役になろう

広告が憲法を殺す日 国民投票とプロパガンダCM (集英社新書) を読んだ。感想はヤバいな、、、の一言に尽きます。本間さんの本を読んでいる人や私の本間さんとのライブを見ている人なら広告費が大量に投下されて圧倒的に改憲派が有利になっているという現状は理解していると思います。改憲派は数百億円の資金を持っている上に圧倒的権力を持っていてリーダシップもあり不退転の決意を持ってるが、護憲派はそこまで権力は持っていないし金も無くリーダーも定まってない。こんな状況で両方が戦って憲法改正国民投票という重大な局面で公平な議論が出来るのか??という問題があります。

とはいえ、これは本間さんの本を読んだり私のライブを見てる人なら当然知ってる情報です。何がヤバいかというと、じゃあ、そういう重大なリスクを抱えている時に護憲派の人が自分の主義主張を通すためにリスクを取るのだろうか??という事です。簡単に言えば金と時間を投下するのか、という事です。仮に改憲派が国民の3分の1、護憲派が3分の1、どっちつかずが3分の1いるとしたら18才以上の人口は1億人程度はいますから護憲派の3分1が1人あたり1万円出せば

3,000万人×1万円=3,000億円

の資金が産まれます。とはいえ多くの人にとって1万円を出すのは苦痛でしょう。財布に大きな痛みが発生します。その痛みを引き受けてでも自分の意見を通したい、と思うのでしょうか。とは言え、改憲派支持の人も護憲派が3,000億円集めたら、じゃあ、俺たちは一人2万円出して6,000億円出してやる!という気概も多分ないでしょう。

このまま行けばいくらデモをやろうがSNSでブーブー言おうが広告費を持っている側がプロパガンダ的に圧倒的に強いのでたった数百億円程度の資金で日本国憲法は改正できるでしょう。こういう状況が目の前で起きているのにまず気づけないし、気づけたとしてもお金を出す勇気がある人はどれくらいいるんだろう??と思います。更にいえば護憲派には金を集めるという発想すらなく、Googleで『護憲派 口座 ファンド』で検索しても何も出て来ません。資本主義、広告と金で動くこの世界で意見を通そうと思ったらお金の力を借りることは非常に便利です。しかし、そのパワーを集めるという状況ですらありません。

そもそも民主主義の憲法は国家という権力が暴走してないようにしている鎖です。小室直樹さんという学者が憲法原論で書かれていますがキングギドラという国家という怪物を縛るためのゴジラが憲法なのです。もうちょっとインテリ風に書けばトマス・ホッブスが言ったリヴァイアサンという怪物を縛るための鎖が憲法なのです。国家という権力が暴走している時に戦う気概がある国民が一定層存在すると民主主義は正しく機能します。

さりとてお腹に爆弾を巻いて国会議事堂で爆発しろとかそういう気概はいりません。資本主義のお金のパワーがここまで強くなっているなら重要なのは金を出す気概があるか、という事です。

爆弾より金です

理想だけを掲げてもパワーがないと世の中は動きません。とても残念な話ですが事実です。例えば私が強盗に遭ったとしましょう。その時に強盗をするのは法律違反だ、と言っても何の意味も無いわけです。そのまま殺されて財産を奪われるでしょう。結局そこでパワーがなかったら理想は一撃で潰されるわけです。

そのパワーとして国家権力があり、法律があり、警察があり、裁判所があるのですが今回はその国家権力が暴走しつつあるのです。無論、暴走ではなく主義主張に基づいた行動とも一面では解釈できます。なんせ日本人は戦争においてあまりに無知で安全保障について何も知識がありません。ランドパワーとシーパワーとの違いもわかっていませんしリアルな国際政治がどのように動くかもわかっていません。そんな中で何が何でも護憲だ!9条万歳!だけを掲げるのは頭の名がお花畑でしょう。

それでも憲法改正という重大な局面が金の力だけで動く現状なのはヤバい。本間さんの新刊は南部さんという議員秘書も務めた大学の講師の方との対談になっているのですが、その南部さんが現在の国民投票に関する法律は公職選挙法に対するアンチテーゼが含まれていると言うことを書いていてビックリ仰天しました。公職選挙法は金権政治にならないためにガチガチに縛られています。これはお金を持っている人だけが有利にならないために、金を沢山払った人が議員になれないように強く縛っているのです。しかし、そのガチガチな規制のせいでなかなか自由に動けないというのも事実です。だから今回は規制ガチガチすぎる公職選挙法を反省して自由にできるよう国民投票法を作る時に考えた、と書いてありました。

要するに憲法改正国民投票をする際に金を持ってる人の声がでかくなっていいと言う法律なのです。これは今までの憲法とは全く逆の理念です。この国民投票法なら例えば最低限の文化的な生活など配慮しなくていいのです。憲法という国家を縛る鎖をどういう風に解体するのか、という事に関しては自由にゆるゆるに考えて実施していいよ、というのが現在の国民投票法なのです。鎖では縛ってあるけどその鎖を外すかどうかのルールづくりについてはゆるゆる。それが現状です。

護憲なのか改憲なのかそんなことは問題という以前に、それ以上に憲法を正しく議論する場所がない。憲法改正する法律は思いっきり資本主義よりで自由と規制緩和という美麗字句にお化粧されている・・・護憲派とか改憲派とかいうよりも私は問題と思いました。

とりあえずこのまま行ったら改憲派は勝つでしょう。そこから色々問題が出てくると思うのでその問題を解決するための新しい憲法改正国民投票を実施するしかない。その時に自分の意見をちゃんと通すために今から5000億円くらいためておく必要がありますな!!なんでいま私に5000億くらいないんだろう。あれば100億かけて宮崎駿さんとかにプロパガンダ用のアニメ依頼したり(無論、宮崎さんの作風と主義主張にあったものをつくる)、500億かけてプロパガンダするためのメディア戦略とか考えたり、政治家やタレントに金ばら撒きまくったり、、、めっちゃ楽しそうやん!リアル信長の野望ですよ(笑)

このように自分ごとだと考えて大きく行動して思考することをやりたいこととしてやって行きたいですね。そのためにも本間さんの本を私が出そう!まずはそこからだ。私が出す本間さんの本ができるまでは

広告が憲法を殺す日 国民投票とプロパガンダCM (集英社新書)

本間 龍

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を一人5冊買って読書だっ!(笑)

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今日も読書!

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学で講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。コーチングと読書を通じて色々な可能性をみんなに伝えていきたくてこのチャンネルを運営中。月1,500冊以上の読書をして、それとは別腹で漫画も毎月数百冊読む。趣味はパイプ、葉巻、ドライブ、喫茶店&本屋巡り。

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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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