2014.05.19 MON - 動画ブログ
20代〜30代の自殺率はうなぎ登り! 苫米地英人著 脳の呪縛を解く 感想
自由に生きたい!自分らしく行きたい!不等な束縛なんて欲しくない!これは殆どの人が望むことだろう。これを望んだ時、当然だけども自分を縛っているもの、束縛してるもの、ましてこの本のタイトルにあるように呪縛してる物なんてまっぴらごめんで、引きちぎりたいと思う。
しかし、そんな風にすぐ感じる事が出来る束縛や呪縛はまだいい。本当に恐ろしいのは『束縛されることにすら気がつかない透明な呪縛』だ。例えば、タイトルにも紹介したように平成10年を100とすると、20〜30代の自殺率は一貫して増加している。
細かいデータはこちら 内閣府のデータだ
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/whitepaper/w-2012/pdf/index.html
これを知っている20〜30代はどれくらいいるのだろうか?今の日本は中年、老人よりも若者こそがガンガン自殺する国なのだ。若者がこの事態について自覚しているだろうか?おそらく殆ど自覚してない。こんな風に若者の方がガンガン自殺するなんて異常だ。異常な社会にいる。しかし、当事者である20〜30代自身が自覚してなければ対策の講じようもない。抵抗することもなく、ゲームで言えば『毒』の状態でジワジワと体力を奪われ、精神を病み、自殺してしまう。今の日本に生きる20〜30代は『異常な社会に生きている』『自殺に追い込まれやすい社会に生きている』と自覚して社会を生き抜く必要がある。
しかし、こんな情報も読書をして意識的に仕入れないと気がつかない。気がつかないと束縛され、呪縛されてる対象が何なのかも分からず、ただ生きづらい、息苦しい、不安だ・・・とおののくことになる。それってあまりにも勿体ない。本当に恐ろしいのは見えない呪縛だが、それらを仕掛けてくるのは同じ人間だから、しっかり知識を仕入れたら見えてくる。見えてくれば防御したり、攻撃したり、対処したり出来る。そのためにも大量の読書!本当に必要だなあと改めて実感。
我々が何に呪縛されているのか。呪縛なんて大げさな・・・俺は充分自由だぜ、と言うような人こそこういう本はオススメかもしれない^^
清水 有高Yukou Shimizu
ビ・ハイア株式会社 代表取締役
一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。
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