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2014.05.16 FRI - 動画ブログ

悩みを幸せに変える方法 苫米地英人さん著 感想

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苫米地さんの新刊 悩みを幸せに変える方法を読んだ。しょっぱなから『悩むのは暇だから!』と言い切っている。更に『悩むこと自体をやめよう』と言ってる。悩むことは本当に意味が無い。こんな事を言うと悩みが有る人から怒られてしまいそうだけど、悩んでいるからと言って解決されるわけじゃない。お金が無いならお金を稼ぐ方法を考えた方がいいし、老後が不安なら実際に保険を見直したり、転職したり、貯金したりしたほうがいい。健康が不安なら健康に関する知識を手にして行動した方がいいに決まってる。
何も行動せず、論理的に考えもせず、ただ、ああどうしよう・・・と悩んでも意味ないですよ、と言うことが優しく書かれている。実際に悩みを消す方法もしっかり書かれている。悩みの渦中にいると気がつかないけど、悩みなんて本当に簡単に消せる。

それに、何よりも大切なことは『悩む基準は他人の基準』ということ。動画でも喋ったけど、美人かブスか、イケメンかそうじゃないか、で悩んでる人は本当に多い。でも、人類普遍の美人、人類普遍のイケメンなんて存在しない。ぜーーんぶ、テレビやマスメディアの基準だ。その証拠に平安美人は21世紀で言うと美人じゃない。そこまで昔じゃなくても、20〜30年前のファッションはダサいと感じる。結局他人が決めた基準で右往左往、悩んでる。

それは『あなたはこれじゃだめ。悩め!』と言ってその後に『その悩みを解消するためにはこれをしなさい、買いなさい』という存在がいるから。そういう存在がマスメディアを利用している。自分本来のことで悩むのではなく、他人の基準で悩んで、苦労するなんて馬鹿馬鹿しいにもほどがある。

今の悩みはそもそも悩むべき事なのか?悩むべき事なら、どう対処すれば悩みが消えるのか?それについてきっちり書かれている良い本だ^^

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清水 有高Yukou Shimizu

ビ・ハイア株式会社 代表取締役

一月万冊 清水有高(しみずゆうこう)滋賀県出身。元不登校児、母子家庭育ち。ビ・ハイア株式会社代表取締役。滋賀県立大学人間文化学部卒業。ベンチャー役員、上場企業役員などを経験しコーチ、投資家、経営者として活動中。東京大学を始め各種大学でも講演多数。コーチングと読書を経営に活かし営業利益1億円以上、自己資本比率70%の会社を経営。8年間でスタッフ1人あたりの営業利益を100倍以上にする。

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